「Re-EntryPermit(TM.8)」取得と、あれ90日レポートが!?【2024.1】

「Re-EntryPermit(TM.8)」取得と、あれ90日レポートが!?【2024.1】

流石の名門トヨタも一緒だったか…。
数々の不正が有ったトヨタグループ(連合)、本丸のトヨタ自動織機でも不正発覚。

日野自動車から始まりダイハツでも不正発覚、そして今回のトヨタ自動織機…。
日野での不正発覚時点でグループ全体で見直しと検査再確認は無かったのだろうか?
結局の所、自浄能力は既に機能せず「不正」で見繕っていた今までの業績と言う事か…。
悲しいかな、現場で働くサラリーマンとして「業績」「人事評価」の為に不正に走ったのだろう…。
「失敗」や「不正」を隠す、これは隠蔽体質では無く社会人としての本能だろう。
これは大企業でも中小零細企業でも同じだ、サラリーマンである以上何かしら「評価」が付いて回るのが社会人人生だ。
上長の直接目の届かない所で不正が行われ、あとはどの段階(役職)でそれが公になるかだけだ。
しかし、不正発覚を公にする役職(社員)も勇気がいる決断だ…、そうならないが為にも不正は…。

で、今回の件も含め年明け早々から大きな問題が噴出している日本社会だ。
もちろん天災も有ったが、事件が事件を揉み消している様な状況になってきている。
もしかして世間が「政治とカネ」に着目している今このタイミングを狙って敢えてトヨタが公表に至ったのか?
ダウンタウンのM騒動も然りだな…、どっちが先だ?
「政治とカネ問題」から目を逸らす目的で「ダウンタウンM問題」をメディアが報道(リーク)。
そして「ダウンタウンM問題」から目を逸らす目的で「トヨタ織機不正」をメディア報道と言う流れか。
まぁ~感潜り過ぎかw


実に3年ぶりだ、移住開始後初の日本帰国を計画中だ。
「PCR検査での陰性証明書が必要だ」「ワクチン接種証明(パスポート)が必要だ」「隔離期間15日間だ」と言われて迄入国した時が既に懐かしく感じるw
そんなコロナ禍と異なり、今ではパスポート1つと現金さえ持っていればどこの国にも行ける様に元に戻った。

がしかしである!タイ長期滞在者が忘れてはいけない事、それは「リエントリーパーミット」の申請だ。
これは必須事項だ!この辺は理由は後に説明する。

「よし、久しぶりの日本帰国だ!色々やりたい事、買いたい物を紙に抽出だ!」と意気込んだものの僅か5項目位しか見当たらない、世界中どこに居ても日本の物が手に入る、実に便利になった世の中だ。
どうしても「日本製」に拘る人で有れば話は別だが、大概代用品はタイでも売っている。
欧米では難しいかもしれないが、アジア圏であれば日本のヒット商品なんかは模造品でも出回っているw

リエントリーパーミットとは?

正式名称は「Re-Entry Permit(TM.8)」、再入国許可証と呼ばれている。
タイで何かしらのビザを取得し、その有効期限内にタイを出国(海外旅行、一時帰国含)し再入国する場合には必ず必要になる。
これを取得しないで出国した場合、ビザ期限内に再度タイに戻って(入国)きても以前まで所持していたビザは「失効」扱いとなる。
「もう一度最初からビザを取得し直さないといけない」と言う事になるのだ。
もちろん「本帰国でもうビザは不要だ」と言う方であれば申請する必要は無い。

リエントリーパーミットの種類は「シングル(1回、1,000THB)」「マルチプル(無制限、3,800THB)」の2種類。
なので、ビザ有効期限内に4回以上海外旅行や帰国を想定している人は「マルチプル」の方がお得だ。
「損得勘定でどれを選ぶ」と言うのも変な話なのだが、これが現実だw

書類とチョンブリイミグレ(パタヤ)手続き

手続きは非常に簡単だ。
申請用紙(TM.8)と「パスポート」と「顔写真」、パスポートの「顔写真ページ」と「入国日が押されたページ」「ビザページ」のコピーのみ。
コピーには青ペンでのサインを忘れずに、以上だ。
あとは書類を人通り揃えイミグレ受付(Information)に行けば受付表を発行してくれ、あとは勝手に指示してくれる。

リエントリーパーミット窓口は本館2番カウンターだ。
案内板に自分の番号が表示されたらカウンターへ行き全ての書類と1,000THBを渡すと「後ろで待っていろ」と言われる。
数分後(主の場合は15分程だった)、呼び出されパスポートを受け取ってお終いだ。
90日レポートの様に番号を呼ぶ訳では無いので周囲を観察しておく必要があるかもしれない。
しかし、申請者が少ないので係官が自分を見つけて手招きをして呼んでくれた、カウンター近くでの待機がお勧めだ。
申請用紙(TM.8)の書き方はこちらを参考に(全2ページ)⇩
リエントリーパーミット
TM.8は正直に言って記入事項が多く面倒だ、事前に記入してからイミグレに行った方が良いと思う。
あと、出国・帰国予定日は大まかで大丈夫だ、スタンプには何の情報も記されていない。
※もちろんイミグレシステムには登録されているが、期日内に必ず帰ってこいと言う訳では無い。主がモザイクを入れている個所はパスポートNOとビザ有効期限日が記入されている為。

ところで、今のパタヤイミグレは以前(増築前)と違って非常に親切でスムーズだ。
受付で何が欲しいかを伝えるだけで、申請用紙とパスポートのどのページのコピーが必要か親切に教えてくれる。
コピーはすぐ隣でしてくれる(有料3THB/枚)ので非常に簡潔に手続きが進む。
これが以前だと不愛想な係官が1人で裁き実に不誠実、まぁ~これが本来の有るべき姿なのかもしれないがw
日本の様に「行政サービスは市(国)民の税金で成り立っている」と言う認識は一切ない。

スワンナプーム国際空港でも取得可

混雑が嫌いなイミグレでの手続きを回避する方法も有る、空港での手続きだ。
但し、前もって空港で手続きが可能なのでは無く、出国手続き後に申請取得と言う流れの様だ。
しかし、時間に余裕のある方であれば事前にイミグレで申請しておく事をお勧めする。

当日空港で手配しようと思っても、いざ空港に着いて見たらチェックインカウンターでの混雑、さらに出国手続きでの混在などの懸念も有る。
「本当に取得できるのか?」「飛行機に乗り遅れるかも」と言う懸念と不安が付きまとう。
そして、その不安を煽る様につい先日入国手続きでの不具合だがシステムダウンにより長蛇の列となった様だ。

もちろん、「急遽帰国する必要に…」と言う方は空港でしか手配出来ないと思うので、早めに行く事を心掛けておく必要がある。
手続き場所・方法等は一切不明だ、各自でネット情報を頼りに。

イミグレで受付と各カウンター

さて、イミグレショーン増築工事が終わり大幅に構造が変わった、過去記事でも大雑把だが概要を記している。
今回、改めて記述し残しておく。
大まかな流れとして「Informationで各書類チェック」⇒「各カウンターへ行き申請」⇒「受け取り」となる。

「Information(総合受付)」で内容別の受付表を貰い、後は所定の場所で自分の番号が表示されるまで待機していれば良い。
90日レポートの更新に限っては総合受付は不要だ、直接右側の建屋手前で手続き。
敷地内左側の建物が「Information(総合受付)」だ。
他は本館(旧館)にカウンター1~8、敷地内右側の建物がカウンター9・10、そして90日レポート窓口。

下の画像左、これが主が貰ったリエントリーパーミット申請受付表だ、頭の数字が(2番)カウンターを示している。
イミグレ改築前から同じカウンターで手続きをしていたので、基本的に何も変更はない。
右側はご存じの90日レポート用の番号札。
 

ここで注意が必要なのが営業時間だ。
基本は12:00~13:00が休憩時間になっている。
しかし、「Information」だけは11:30には入り口を閉め入室不可としていた。
11:30以降は入室されている者のみの受付対応だった。
因みに主が赴いた時は外で折り返し4列、Information内で折り返し4列とほぼMAXで並んでいた。
並んだのは11時過ぎ、しかし30分程で何とか受付通過、午前中には2番カウンターで申請し、数分後には無事パスポートを受け取る事ができた。

因みに「魔の7番カウンター(部屋)」、これはNON-Oビザ申請もしくは更新者が必ず入る小部屋となっている。

ところで、90日レポートが…

さて外国人に義務付けられている面倒臭い90日レポートだ、主は毎回イミグレに出向いて手続きをしている。
WEB申請も可能なのだがブラウザがフリーズし手続きが止まったままになっている等の弊害が有る為、敬遠していたのが実情だ。
しかし今回、入国管理局がメディア報道を通じてWEB申請を推進していた、どうやらシステムのアップデートをしたらしい。
詳しくはこちら⇨https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2728390/

と、そんな話はどうでも良い事だ。
問題は、今回リエントリーパーミットの申請に合わせ90日レポートの更新もしてきた。
どうせならまとめて手続きしようと思いリエントリーパーミット受け取り後、更新手続きをしてきた。
そしてなんら問題の無いはずの90日レポート更新、パスポートを提出した所「申請書(TM.47)を提出しろ」と係官から言われた。
「はぁ?」、係官はチラッと90日レポートの半券を見ただけで
申請用紙を渡された…。
ここでとっさに判断した「しまった!悪い男性係官に当たったんだ!」と…。
なのでその場で申請書を受け取らず数時間後(お昼休み後13:00~)に手続きを再度行おうと判断した。
そして改めて女性係官にパスポートを提出、やっぱり申請書を提出しろと言われた…、理由は聞かなかったので不明だ↷
まぁ申請書自体の記入は簡単なのでササッと記入できるので問題ないが、態々パスポートのコピーを数枚取る必要がある、しかもたかが数THBとは言え無駄な出費だ。
そして、今回パスポートを受け取るまでの所要時間は僅か10分程、毎回待ち時間のバラツキが大きいのだが何故だ?
TM.47記入方法は過去記事を参照の程⇩

まとめ

まぁ~正直言って「面倒臭い」イミグレでの手続きだ!
イミグレで何かしら書類を手配するのに「コピーだ!」「印刷だ!」「写真だ!」と非常に煩わしい…。
コピーなんて辞めて、各カウンターでパスポートをPDFで保存すれば良いだろう?
申請もPCを数十台設置し、その場で専用システムで申請にした方が余程簡単だ。
「デジタル化が進んでいる」と言われるタイに於いても行政機関や官公庁等に於いては未だアナログでの記録保持が主流の様だ。

本日もご愛読頂きありがとうございました。