日本へ入国ではなく『帰国』する為の規制内容まとめ【2022.9】

日本へ入国ではなく『帰国』する為の規制内容まとめ【2022.9】

さて、今週末は『パタヤフェスティバル』為る催物が開催されるパタヤです。
相変わらず「コンサート」と「出店(屋台)」、ついでに小規模ながら「花火」も行われる変化の無いイベントですがw
何かにつけ観光業(宿泊施設)の復興をもくろみ頻繁にイベントが開催されるパタヤですが、地元住民からは不満も出ているとの事。
「旅行者を呼び戻す前に、インフラ(道路)整備を早く進めろ!また家が冠水したじゃ無いか!」とご立腹の様ですw
冠水は個人家屋に限って話では無く、ホテルやコンドも同じです。
自分の住んでいるコンドは、本当に強烈な豪雨が来た際には地下駐輪場が冠水しますw
敷地内高台からの雨水が駐輪場に流れ込みますが、幸いな事に一番低い位置に有る駐輪場でもタイヤの半分が浸かる程度で済みます。
これがもし車体全体が浸かる事態になる事を考えると、いったい1年で何台バイクを買えば良いのか気が遠くなります↷

兎にも角にも、雨季後半となる今の時期は雨の降る確率が非常に高くなっていますので、皆さんもパタヤに来る際は肝に銘じて於いて下さい。


9月7日より新たに実施された日本への入国規制緩和。
大した変更内容ではないものの情報が錯綜しているのか把握しずらいのか、はたまた伝える人の伝え方が悪いだけなのか?
日本への帰国便に搭乗しようと空港に行った際、『ワクチン接種証明』以外に『陰性証明書』の掲示をチケットカウンターで求められ無い事を告げると「搭乗券発行不可」とされた事例も出ていると報道されていました。

同様に、日本へ帰国するに当たって必要書類有無で混乱する人がいる様ですので、改めておさらいを。
今回の記事は日本外務省及び厚労省が2022年9月7日発表した内容を元にしておりますので、今後時間の経過と共に変更点が発生すると思いますが、その際は各自で再確認をお願いします。
因みに、既に「入国者制限の撤廃」と「ビザ免除措置」、「個人旅行解禁」が政府により検討されている様です。
そして、今回は「入国」では無く「帰国」を前提としていますので「日本国籍所持者」に於ける日本入国規制となります。

入国検疫の内容

入国検疫の具体的な内容は「出国前の陰性証明書」「到着時の検査」「隔離(自宅)待機」が有ります。

日本厚労省が示す各国色分け状況に基ずき、出国(滞在地域)場所により入国検疫内容が判断されます。
今現在の色分け区域、青色(128ヵ国)/黄色(73ヵ国)/赤色(0ヵ国)。
赤色区域が0ヵ国なので黄色区域の地域一覧だけを表示。


青色区域からの帰国者
『3回の有効なワクチン接種証明書』か『出国前の陰性証明書』どちらかが必須
、それらを掲示する事で「到着時の検査」「隔離(自宅)待機」免除

黄色区域からの帰国者
青色同様、どちらかな証明書が必須。但し『3回の有効なワクチン接種証明書』が無い場合、「到着時の検査」「隔離(自宅)待機」が求められます。

そもそも、色分け区域全てで「どちらの書類も無い」と言う場合は日本へのフライト便に搭乗する事が出来ませんので。

ワクチン接種証明書(有効書式等)

これは全ての帰国者に掲示が一応求められています。
但し、有効なワクチン接種3回に満たないもしくは有効なワクチンでは無いなどの理由が有る場合は『出国前の陰性証明書』が必須。
それらを掲示する事で「入国検疫」の一部もしくは全てが免除となっています。

3回分の有効なワクチン接種証明書を所持していない18歳未満の子供の場合
親が同伴し尚且つ行動管理が出来る場合に限り、「出国前の陰性証明書」は免除とされております。

下記が過去記事でも紹介していました、日本で有効とされている証明書及びワクチン一覧です。



陰性証明書(有効な検査方法等)

どんな検査でも構わないと言う事では有りません、有効な検査方法が厚労省にて掲示されていますので有効なワクチン接種証明が無い方は是非参考に。




なんか難しい言葉(医療用単語)が出て来ていますが、要は「搭乗便の出発72時間以内」に「PCR検査」を受けていれば問題無いと言う事。
もちろんATK検査(自主的)では不可、誰も陰性を証明する書類の発行をしてくれませんので。

ファストトラック(MySOS)

これらは日本入国時に求められる『3回の有効なワクチン接種証明書』か『出国前の陰性証明書』、及び『誓約書』(隔離対象者のみ)を事前にアプリ上でアップロードし、入国時の手続きの時間短縮(簡素化)をする為の物。
別に慌てて入国する必要が無い、もしくは帰国でバタバタしていて間に合わなかった(忘れていた)と言う人は日本到着時に『質問票』をWEBで回答しQRコードを取得、その後そのQRコードを掲示すれば良いだけです。

注意点として、「自宅待機」等求められる者については必須アプリとなっており、アプリ対応可のスマフォが必須です。

まとめ

日本厚労省が分かり易いフォーマット一覧表を掲示していますのでそちらを参考にし、自分が帰国するとした場合何が必要になるのか確認してください。


この記事をご覧の皆様は「タイ王国」からの帰国を前提にしていると思いますので、3回の有効なワクチン接種証明書』か『出国前の陰性証明書』どちらかが必須となります。
もし『出国前の陰性証明書』で『陽性判定』となった場合、諦めて帰国便を変更してくださいw
その場合、今現在はAQ(旧ASQ)ホテルと呼ばれる施設は既に全て閉鎖されていますので、『病院隔離』か『自宅隔離』を選択する事となります。
ご自身が持っているクレジットカード付帯保険や医療保険と相談しどちらにするのかの御判断を。
もちろん『自宅隔離』を選ぶ場合は別途「アパート」もしくは「コンド」を自力で賃貸する事が必要となりますw
心配な方は事前にパタヤの日系不動産関連企業など調べておくのが得策ですね。

今回は画像と文章が多く見ずらい記事となってしまいましたが、記事内の文章内容に心配が有る方は”画像”だけを確認して頂ければ幸いです。
外務省及び厚労省が発表している内容そのままです、間違いありませんw

本日もご愛読頂きありがとうございました。