Covidー19の終焉、コロナ禍を振り返る Part-1【2023.5】

Covidー19の終焉、コロナ禍を振り返る Part-1【2023.5】

さて、5月に入って早々の楽しかったGWも終わってしまいましたね。
このGW中に何人の日本人がタイ(パタヤ)に訪れていたのか?

日本のGW、主はいつもと変わらず引きこもり生活でした、ですので街中で日本人を見掛けたなどと言う事は一切無くむしろ全然状況が分からず。
と言うか、タイでの主要イベントでも無い限り出歩く事は無い主です、日本がGWだからとか、タイが連休だからと言った理由程度では出歩きません、普段と変わらない生活ですw

そして話は変わり、日Kシャトル外交の一環として今度は日本のK首相が訪Kしている様ですね…。
鳩山元首相みたいに、いきなり土下座や謝罪なんかして来なければ良いのですが…、不安しかありません。
もちろん首脳会談をするからには何かしらの手土産(成果)を得て日本に帰国するんですよね?
相手に手土産持参で訪れている訳では無いですよね?それとも国民の税金を使って只の外遊なのか?

それにどこのメディアも触れていない問題「差し押さえられた日本企業の資産はどうなっているのか?」
まだ差し押さえられたまま?にも拘らず半導体三品目輸出制限の撤廃とホワイト国復帰?
財団が立て替え支払う事で日本企業の資産差し押さえももちろん解除と言う事で政府間合意してるんですよね?
それとも国際法を守る事すらできないK国最高裁の判断待ちですか?
尽く日本の財産が流出している由々しき問題、現政権の能力に疑問だらけです↷


C国武漢が発生源とされているCovid-19(新型コロナウィルス)が世界的に蔓延し陥ったパンデミック、3年超に渡った世界各国での入国規制の撤廃が続く中、日本でも本日8日より第5類への引き下げ、更に米国でも入国者に対してのワクチン接種義務を解除すると発表がありました。
そして、ついにWHOもコロナの緊急事態宣言の取り下げを発表しました。
これで約3年超に及んだコロナでの各種規制生活も終焉で間違いないですね…、とは言え今後も引き続き各自で注意は必要ですが。

そこで今回、今改めて5類引き下げに伴う内容を記事にする事も無いので、今回はこのコロナ禍の3年超を「黒歴史」として記事に残しておきたいと思います。
内容は全3回に分けてアップ、今回のPart-1は主に「タイ編」です。

海外からの入国停止

これは今でも鮮明に覚えています、タイ王国は2020年3月に入国禁止措置を発令しました。
と言うのも、過去記事【遠征日記】を見て頂くと分かる通りこの年の2月に旅行でタイ(バンコク・パタヤ)に来ていました。
もちろん既に日本国内でもコロナ感染者が確認され大々的にニュースになっていた時期でもあります。

日本でも首都圏を中心にコロナ感染者が急増している状況での羽田空港からの出国でした。
疑心暗鬼になりながらも、道中マスク着用とアルコールティッシュは常に携帯、でもスワンナプーム空港に到着してみれば多くの欧米人はマスク非着用のまま、アジア人はマスク着用率が高かったと言う状況でした。
自分もパタヤ到着と同時にマスクを外し異国の地を謳歌していました。

そして帰国してから襲われたコロナ感染への不安、保健所に電話で相談しましたからねw
その後暫くして、本格的に世界各国で入国禁止措置が発表されて行きました。
自国へ帰国したくても飛行機が無い、日本政府は臨時便の手配をするものの、割高な航空チケット代購入の念書を書かないと搭乗出来ないなどと言うお粗末な出来事も。

ロックダウン(都市封鎖・越県禁止措置)

人権を無視した感染拡大対策と悪評の高かった「ロックダウン」。
とは言え人権を尊重している欧米各国でも同様の措置をとり感染拡大を防ごうとしていましたが、ここタイでも同様でした。

スーパーへの買い出しのみ許可され、それ以外の外出は一切禁止と言う期間が約2ヶ月に渡りましたが、幸いだったのはこの期間に限り水道光熱費が国からの命令により免除されていた事ですね。
ほぼすべての人が働く事も出来ず、喰うに困る状況でしたから。
そういった人達を救っていたのは現地での「炊き出し」です。
お金に余裕の有る人、もしくは少ないお金を皆で出し合い困っている人を助ける為の炊き出し、タイ人が特に強く思う「困っている人を助ける」精神があちらこちらで見掛けられました。
この炊き出し、自分が把握している状況では去年の4月頃まで実施している場所がパタヤには有りました。
つい最近、どっかのバーのママが炊き出しをしたとの情報もありましたが。

幸い自分が訪タイ移住したタイミングでは既にロックダウンは部分解除された状態でしたが、「深夜外出禁止」や「公園等屋外施設の閉鎖」「店内飲食禁止」など依然として解除と再執行を繰り返していた時期でした。

県を跨いだ移動をするには、目的地(県)の公共機関が発行した入県許可証が無ければ入県する事が出来ませんでした。
国では無く県ですよ!まぁ日本政府も「抑制」としてお願い発言はしていましたが…。
タイでは主要道路を覗き全て閉鎖し検問を実施、入県者全員が許可証の掲示を求められた事で幹線道路が大渋滞となっていた事も。
しかも検問も県の入り口で実施していなかった為、極僅かに許可されていた県内労働者も都度検問で止められると言う始末。

そして何より影響が大きかった娯楽施設の営業禁止。
街は廃墟となり、働いていた従業員も田舎に帰ったり友達やファランの家の逃げ込んだりと散々でしたね。
しかも何故か散髪屋さんまで営業禁止になってましたからね。
自分が入国し3か月後位にやっと営業許可が出て散髪をしに行ったのを覚えています。

そして極めつけは『アルコール飲料の販売禁止』、仏教や選挙の伴う禁止では無くロックダウンによる販売禁止。
つくづく思う、入国時にこの規制が解除されていて本当に良かったとw

公共交通機関も混乱に

海外旅行需要がほぼ”0”となった事でやはり各航空会社での資金繰りが悪化。
タイで唯一の政府系航空会社「タイ国際航空」も破綻しましたからね。
ノックスクートは破産により会社清算を選択、再建の道を絶たちましたね。
因みに、自分が訪タイ移住した際に利用したANA、もちろん乗客は両手で足りる程度でしたw
あの大きない機体に数人の乗客と数人のCAとガラガラな状態、1便当たりどれほどの赤字だったのか…↷
 

話は戻って、パタヤ市内を走行しているロットゥーも激減、バイクタクシーの運転手は軒並みデリバリー事業の運転手に鞍替え。
主が訪タイした当初、辛うじて運行しているロットゥーもパタヤ市内で見掛けるのは10~20分に1回程度と僅かでした。
故に乗り過ごすと概ね10分以上は炎天下の中を歩く事になりましたw

この話題で衝撃を覚えたのは日本で放送されていたニュース、東海道新幹線の乗車状況。
日本の大動脈と言われるあの東海道新幹線ですら1本の新幹線に乗車する人は僅か数十人程度、にも拘らず公共交通機関として運行していた事。
流石にこれはJR東海もかなり苦しかったと思います…、1日辺り10%減便したとは言えよく運行を続けたと感心しました。
今は静岡県のせいで苦しいと思いますが頑張って下さいw

タイランドパスと入国許可証(COE)

コロナ禍の最中にタイへ入国する外国人用に用意されたのがこの入国許可証(COE)を取得する為のシステム、「ThailandPass」です。
ここで入国許可証を発行して貰え無いと外国人はタイへ入国する事ができませんでした。

それ以前は確か違う名前のシステムだったはず、うる覚えの為詳細不明。
タイ大使館のサイトにアクセスし、タイへ渡航が認められているフライト便が記載されていて搭乗希望便を選択する早い物勝ち方式だった様な…。
1日?1ヶ月?毎のタイ入国者数の上限が定められていた為、そんな方式だったと思います。
更に、2週間?1ヶ月?毎にフライト便の更新と予約受付が行われ、搭乗予約が取得できた際に各必要書類をアップロード。
もちろん予約が取れなければ次回予約受付開始までお預けと言った具合に、故に争奪戦だったと記憶しています。
こんな方式で入国許可証を取得していたと思います。

COE取得でもちろん一番多い申請理由は「駐在員(ワークパーミット)」として入国する為に準備した物でしたが、自分の様な長期滞在を目的とした者も中にはチラホラ。
必要な書類も多く「コロナ対応医療保険加入者証」「フライトチケット」「ASQ予約確認書」の3点。

ここで主が一番問題になったのは隔離期間の変更でした。
自分がCOE申請許可を貰ったのは隔離期間「10日間」措置の最中でしたが、その後タイ国内でのオミクロン株の流行により再度14日間に延長が決定。
これにより在京タイ大使館から再度ASQホテルの手配をする様にとの連絡が。
最初に予約したASQホテルをキャンセルし新たにASQホテルを14日間でなんとか予約。
問題は最初から申請をし直すのか?それともASQホテルだけを更新するのかが不明でした。

その後、今度は日本政府による水際措置の厳格化の伴う帰国便フライトのキャンセルでした↷
これも再度帰国便のみを変更し直し在京タイ王国大使館へCOE申請はどうすれば良いのかメールで確認。
結果、そのままで問題無いとの回答で無事渡航準備手続きが終わった次第でした↷

コロナ医療保険導入

コロナ禍で保険会社が新たに作ったコロナ保険。
主の様に海外からの入国者は加入がタイ入国条件の1つでしたので加入は必須。
しかし、タイ人も万が一に備え保険に加入するのは当たり前の事、
大勢の人がこの保険に加入したのは良かったのですが、やはりこれを悪用する人(若者)が続出w
陽性と診断された友人知人と接触しわざとコロナに感染し保険料を搾取。
さらには14日間の隔離で3食昼寝付きと言ったダメ人間生活を無料で過ごす事が出来る事に群がりましたw
お陰で感染者数は激増したと言うのが一時タイでの実情でしたねw
流石にこうなってしまっては保険会社が支払いに困窮、最終的にはこの事例を把握した保険会社と政府が対応を検討し…、その後どうなった?

入国検査

これは税関審査の事ではありません、そこ至る前に長い道のりが待ち構えていました↷
皆さん動画や画像で見た事が有ると思いますが、空港に到着するとにコンコース脇に青い椅子が並べられていて到着便毎に椅子に座り色々チェックが始まります。
「体温測定」「COE許可証」「隔離ホテル名」「医療保険者証」「連絡先(タイ国内の電話番号)」「隔離後の滞在先」、場所を変え手順を変えながらこれらを突き進みやっと最終の税関審査にたどり着きます。
 

でも、「長い道のり」と書きましたが過去旅行で来た時より短い時間で空港を出る事ができましたw
一番の要因は「税関審査の短さ」と「荷物のピックアップの短さ」だと思います。
税関審査に順番待ちは無く、税関審査が終わると既に荷物はターンテーブルから降ろされ並べられている状態でしたからね。

入国時隔離検疫

自分も経験したタイ入国後14日間(14泊15日)の隔離検疫措置。
コロナ感染⇒潜伏⇒発症となるまでに最長で2週間とされていた為、入国から2週間は指定されているASQホテルでの隔離が必須で、その間にも更に2回のRTーPCR検査が実施されるという厳格な措置。
 

タイ入国に必要だったCOE(入国許可証)を主が取得した際は10日間に短縮さるタイミングでした。
しかし、オミクロン株による感染拡大により再度14日間に延長された事で再度ASQホテルの手配に。
ASQホテルの再手配では既に多くのホテルが満室、何とか見つけた一番安いホテルで再申請。
結果、この部屋が想像以上に広く何不自由な事無く14日間を過ごす事が出来た事は幸いでした。

唯一の苦痛を感じた事、それは隔離中の3食の内容でした…。
コロナ禍真っ只中のタイミングで訪タイする理由、もちろん業務上屋も得ないと言った会社員が多く会社経費で隔離されてる人が大多数を占め、そういった人達と主の食事の差でした。
方や日系のホテルで隔離され日本食など選びたい放題、方や毎日タイローカル飯しか配膳されないと言った差。
別にタイローカル飯を馬鹿にしている訳では有りません、あくまでも日系ホテルとの「差」についてです。
たまにSNSで見掛けた隔離飯、これには愕然としましたね…。
 

もちろん、この隔離措置を逆手にとるローカルタイ人も出現していましたね。
タイと海外を行き来し、この隔離を利用し14日間ホテル住まいとタダ飯に有りつくと言った人w
航空チケットの方が割高な様な気もするがw
でも、これもタイ政府が「タイ人も今後は実費負担!」とした事でいつの間にか聞かれる事が無くなって行きました。

入国プログラム(旅行者用)

コロナ禍の状況の中で旅行者が”0”となったタイ、何とか旅行者の受け入れ再開に漕ぎ着け観光業の再建に取り組みたいと思ったタイ政府の思惑、それが入国プログラム。
入国後の行動範囲を一定の範囲に絞り14日間その範囲内であれば自由に生活、それ以降国内どこでにでも自由に移動可能と言った内容でした。
でもこれ、沢山あり過ぎてあまりおぼえていませんw
「トラベルバブル」に「サンドボックス」、「Test&Go」「パタヤ何とか」と言うのも有ったはず。
トラベルバブルに至っては実際にタイで実行された国は無かったと思います、他の国同士で1回あったと思う。

タイあるある、情報が先行し周囲に期待を持たさせるんだけど、結局政府の許可が出ずご破算と言うのがいつもの流れw

まとめ

長かった3年超に及ぶ各種規制も晴れて撤廃に。
長かった様で短かったと思う、苦労した事が多かったけど今になれば全て笑い話。
これ、人間?主?の悪い癖ですw
そして今回の記事、誤情報や記載漏れが有ったら大変申し訳ございんません、主の記憶を遡り引っ張り出してきている記事の為情報の成否には責任が持てません、悪しからずw

Covid-19ウィルスが完全に排除された訳でも無ければ、治療薬も簡単に購入できる状況では有りません。
ですので、今後は各自が感染予防と対策を講じながら生活していく事が求められます。
不安な人はインフルエンザ同様、事前にワクチン接種を行うなど是非検討してください。

まだまだ書きたい事は山ほどあります、辛うじて覚えている範囲内だけでもw
と言う事で、次回も主にタイ編でお送り予定です。

本日もご愛読頂きありがとうございました。