円からバーツへの為替レートが更に下落!どこまで下り続けるの・・・↷
- 2022.09.09
- 銀行/為替/両替関連
そろそろタイ国際航空の10月以降発行の燃料サーチャージ料金の発表が有っていい筈なんですが、中々発表しませんね↷
発表が有り次第、FSC3社の価格状況を記事にしたいと思っております。
話題は変わって迷惑な酔っ払った日本人客のネタをw
パタヤの飲食店で酔っ払った日本人客が支払いを拒み、屋根に登り逃走と言う事件が先日有った様です。
約5,000THB(約20,000円と言う事はGGBかな?)相当の支払いだった様ですが…。
旅行者なのか将又長期滞在者や駐在員なのかは不明、「日本大使館員と話がしたい」と供述には応じていない様です。
気持ちは分かります、でも無銭飲食はダメですよね、立派な犯罪です。
せめて騙されたと思ったのなら警察を呼ぶ位しないと…、それでも多分勝ち目は無いと思いますがw
自分はGGBへお金を持たずに行って遊んでいた事が有りますw
会計をする際にまずは嬢達にチップを払おうと思った時にお金を持ってくるのを忘れたと発覚!
慌てて「ノーマネーATM!」で、お店のセキュリティーと一緒にバンコク銀行のATMへw
道中セキュリティーからタバコを貰い一服しながら寛ぐ様は異様な光景でしたけどねw
行くお店にもよりますが、それ相応のお金は準備して要らぬトラブルに巻き込まれない様にしないとね。
ボッタクリ店で有名なお店、怪しげなSoiなどは敬遠した方が得策です。
タイで何かしらの被害に遭って警察に助けを求めても、「日本人に勝ち目は無い」とはよく言われていますので。
一向に金融緩和策から転換する気配の無い日銀と日本政府。
物価が安いからというのも有りタイ移住を選んだ主ですが、これでは本末転倒です↷
米国の基本金利が2.50%まで上昇したのに対して日本の基本金利は依然として〇〇のまま…。
これだと、海外からの投資家達は金利の低い日本から金利の良い米国へお金を移し国債を購入するのは誰でも分かると思います…。
一方で対THBも同じだと思いますが、かたや東南アジアの発展途上国で一方はG7の一角を成している先進国。
にも関わらず、バーツに対して円の価値が下がっていく一方です↷
何が日本政府の目的なのか素人には全然わかりません、誰かこの日銀と日本政府の金融政策を何故変えないのか教えて下さい!
タイ移住後の為替状況推移
ある意味、一番変動が激しかった時期の移住開始だったかもしれません。
コロナによるロックダウン、入国規制の強化と緩和、R国による軍事侵攻等目まぐるしく変わる世界情勢。
まず最初に、自分が移住を開始する前は対バーツで¥10,000が2,800THB前後でした。
で、丁度タイで銀行口座を開設し日本の口座からタイの口座へ海外送金しようとしたタイミングで一時的3,000THBを超えました。
実に良いタイミングでしたが、その先の為替動向が不明確だった為それ程大きなお金は送金せず、暫く生活に必要な金額だけを送金。
この判断が失敗でしたね…、このタイミング纏まったお金を送金していれば…、悔やまれます…。
蓋を開けてみれば、R国によるU国への軍事侵攻に端を発した燃料価格の上昇。
更にC国でのロックダウンも重なりサプライチェーンの崩壊により物価上昇とWパンチに…。
足踏みしていた2,800THB前後が一気に2,600THB前後へ。
で今になって見れば¥10,000がなんと2,500THB台にまで下落、しかも2,500THB後半では無く既に2,400THB台に突入間近と言う状況です↷
1THB=¥4で計算し買い物をしないといけない時代に完全に突入しましたね↷
僅か1年の間に同じ¥10,000を両替して500THBの差に…、カオマンガイで言えば10食分の差に↷
下記の画像、左側が2021年9月当時、右側が今朝の為替レート。
いずれもパタヤでは優良な換金で有名なTTカレンシーでの為替レートです。
因みにTHBの対米$の為替動向は?
世界的な状況を考えればバーツ安は当たり前、タイは観光立国ですから旅行者(観光業)の復活がカギ。
それを十分認識しているタイ政府は入国規制緩和を段階的に進めてきたお陰で、経済的には上昇傾向と判断され対米$が良好なのかと思いきや、乱降下が激しい状況!?
GDPや外貨保有高等々、経済基盤を考えれば日本円の方が安全なのは当たり前かw
それに物価高や燃料価格は世界共通の課題で日本に限った問題でも無いしね。
でも方や基軸通貨で方やローカル通貨、それじゃ~何で対THBで日本円が下落傾向なんだ?
今までタイ(中央銀行)政府も政策金利を据え置いて来ましたが、今月に入り1pt(0.25%)の引き上げを決定しました。
ここに日本円が下がった要因が有るのかな?
何故金融緩和を続けるの?
何故こんなに円安が進んでいるのに、政府と日銀は介入しないの?
コロナ禍により疲弊した観光業の復興を目的、円安により日本への観光客を呼び込むのと同時にインバウンドでの観光業の復興を狙っている為の措置と言う側面も見え隠れ。
しかし、これには入国規制の大幅緩和が求められる為、今の規制内容では矛盾している状況となり本末転倒と言う事でこの要因は無いかな?
しかも観光業以外の人達は物価高で消費が抑えられているのが現実で、内需が停滞していては同じだと思いますし。
輸出企業の下支え?
円安によるメリットは日本の物が高く買い取って貰える事ですが、資源が乏しい日本に於いては物を作るにも原材料を海外からの輸入に頼るしか有りません。
結果、商品1個当たりの原価が高くなってしまっては海外でも価格競争で負けてしまい売れなくなってしまい、これもまた現在の金融政策継続の理由とは考えにくい状況です。
と言う事は、米国による圧力?
今米国は必死に物価上昇を抑えようとFRBが金利を3pt(0.75%)まとめて引き上げたりし対応しています。
その為、今日本で円安に歯止めを掛けるべく日銀(政府)介入をされると米ドルの価値が下がってしまい困ると言う事。
それに今年の秋には中間選挙も有りますし、なんとか景況指数は上げとかないとバイデン大統領も不安。
ですので、先日米国のイエレン財務長官が「今の日本の金融緩和継続は正しい判断だ」と発言していましたよね。
そうなると、やっぱり米国による圧力が要因で金融緩和を継続しているとしか思えないんだよね。
しかも、先日は財務大臣が「このまま円安が進む様で有れば、政府として必要な措置を取る」と為替介入に言及。
この会見は政府による口先介入で円安の進行を鈍化させようとしたのが狙いなのかな?
でも肝心な「必要な措置」の内容を質問されても何も語らなかった事から、米国の圧力で「具体的な措置内容が無い日本」との印象を世界に与え更に円安が進んでしまうと言う結果に↷
まとめ
長期滞在者にとって死活問題の為替レート、でもこれは日本からの旅行者にとっても同じですよね。
10年前は対円で約3,500THBだったとの記事も有りました…、羨ましいw
今後そこまで行く事が有るのか?そもそも円の価値自体幾らが適正なのか素人では分かりません。
でも今確実に言える事、1年程前より円の価値が下がっています!これが事実です。
そして主にとってもう一つ不安な事、アジア通貨危機の再来です。
ヘッジファンドの仕手戦(空売り)により端を発したTHBの下落、アジア全体へ波及しK国も同様に。
もしそうったら一時的に日本円の価値は上がると思いますが、問題はそこでは有りません。
金融機関に預けてあるお金がどうなるのかが心配です、口座凍結?それとも預金没収?
タイにも「ペイオフ(預金保護)」制度が存在し100万THBまで保証されているとの事ですが、これはあくまでも金融機関が破綻した場合の制度、国家破綻時はどうなるんだろう?
今はプラユット首相に一時的に職務停止命令が出ている状況で政治情勢が不安定な上に物価高騰。
果たして今後更にどれだけ外的要因が増えるのか?
外的要因、国内情勢等々色々加味しながら判断するしかない為替動向。
為替と燃料サーチャージの事を考えると海外旅行へ行くのも気が重くなりそうな今日この頃ですね…。
と言う事で、今回は政治・経済音痴の主が金融緩和について語らして貰いましたw
本日もご愛読頂きありがとうございました。
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