FSC10・11月購入航空券の燃料サーチャージ料金確定!航空燃料サーチャージってどうやって決まるの?
- 2022.09.14
- フライト・空港情報
ちょっとバンコクポストで気になる記事を発見したんですが…。
オミクロン株BA.2の亜種株BA.2.75.2をタイの医療センターが発見したとの記事内容です…。
記事内容の詳細はこちら⇨https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2390640/
亜種株BA.2.75(通称:ケンタウロス)は非常に感染能力が高いと言われ、BA.5より3倍の感染力が有ると言われていましたが、そのケンタウロスの亜種株となると更に感染力が強いのでは?
ウィルスも都度進化しながら生き残りを図っていると言うのは自然の摂理で、進化=攻撃力増強です。
COD(コールオブデューティー)ならメチャクチャ強そうで良いんですが、方や悪性のウィルスです。
先日の記事で「エンデミック宣言」について触れた矢先での記事内容に愕然としましたが、ここタイでは今でも1日2,000人前後の感染者しか報告されていません。
問題有りません!タイは病原菌への免疫力が強いですから!だって公衆衛生もまだまだ発展途上ですからw
気が気でない燃料サーチャージ価格の変動ですが、先日OPEC+の閣僚級会合が開かれ年内まで減産が決定しました。
価格が高止まりしているこの状況で何故減算?供給量をもっと増やすべきでは?
と考えるのは消費国側の一方的な考え、産油国としては少しでも高く売りたいのは商いの共通事項ですw
元売り価格が適正でないと名目上の理由の様ですが、確かに適正価格が幾らなのかは主には分かりません。
でも分かっている事は、今も燃料価格が上昇していると言う事。
フライト時間が長ければ長い程LCCでは無くFSCでの渡航を求めるんですが、それに比例して燃料サーチャージ価格も高騰。
当たり前と言えば当たり前の事なんですが、なんとかならない物なんですかね…。
各社燃料サーチャージ
ようやくFSC3社の10・11月購入航空券の燃料サーチャージ価格が決定しました。
タイ国際航空の発表を待っていましたが、前回発表時より約1週間遅れでの発表でしたが何が原因が有ったのかな。
今回最初に発表した日本航空(JAL)、8・9月分より約¥5,100高く¥29,800(片道)。
これが往復で¥59,600となります・・・、高え↷
一方の全日空(ANA)、8・9月分より約¥4,200高く¥30,000(片道)に設定。
往復で¥60,000大台突破w
そして最後は昨日発表したタイ国際航空(TG)、8・9月分より約$40高く$180(片道)に設定。
往復で$360(約¥52,000)。
円安が進んでいる状況でも3社の中では一番安く、束の間の安堵感を感じるのは錯覚でしょうw
今までの発表順としてはANA⇒JAL⇒TGの順でしたが、今回ANAはJALより後に発表。
航空需要活況前に少しでもJALとの価格差を縮小したいと思っての思惑、後出しだったのかな?
燃料サーチャージ算出方法
まず簡単に下記の月別参照資料を確認してください。
*画像:ANA公式サイトより拝借。4ヶ月前の価格で燃料サーチャージ価格が決定、その月のシンガーポールケロシン(ジェット燃料)市況価格と為替レートにより算出されています。
さらにこの市況価格帯別を事前にZONE(ゾーン)を分けて適用する金額が予め設定されています。
画像:JAL公式サイトより拝借。
これらは航空会社が独自で設定しているのでは無く、航空当局へ申請し認定されて初めて適用となります。
ですので、他業界での民間会社の様に独自での価格設定が出来ない為、暴利な金額の設定などが出来ない様になっています。
それだけでも安心材料ですねw
今回の10・11月購入分は4カ月前の6・7月の平均価格を元に算出となっています。
これを元に年末年始12・1月分の動向はと言うと、8・9月の体感的な燃料(ガソリン)価格はどうでしたか?
特別高騰したわけでも無く、気持ち程度の下落もしくは現状維持程度だったんではないでしょうか?
但し、燃料サーチャージ価格はジェット燃料であってガソリンでは無い事は承知しておいて下さいw
と言う事で、年末年始真近での航空券の購入は恐らく10・11月購入分の燃料サーチャージ価格と殆ど一緒かと思います。
更に、年末年始価格で運賃が高くなっていると思いますので、どうせ買うなら今の内の方がお得?割安?かと思いますw
但し、購入は自己責任でお願いしますw
各社日本路線を増便へ
日本政府が1日当りの入国者数を緩和した事を受けて航空各社が増便に舵を切っています。
タイミング的に冬期運行スケジュールの発表前だったと言う事も有り、その後に発表された各社冬期運行スケジュールでは日本路線を増便に舵を切りましたね。
隔日運行だったのをデイリー便への変更したり、1日2便(午前・午後便)への増便、更には福岡/北海道路線の再開などなど需要を見越した運行スケジュールの様です。
でも搭乗率は大丈夫なの?燃料サーチャージが依然として高騰したままで乗客が確保できるのか?
しかも、日本への旅行に際しては水際措置は緩和されたが依然として個人旅行は不可のまま。
航空各社が需要を見込んで増便体制にしているのならば、観光業全体の復興を本当に実現したいと思っている日本政府は更に入国規制緩和が必要。
『円安』と嘆くだけでなく、これを好機とし海外からの旅行者を受け入れるだけの措置を行いインバウンド需要での観光関連業者の復興を後押しする位の方向性を示して欲しいところです…。
まとめ
ANAとJALの燃料サーチャージ価格差が縮まりましたね。
前回は往復¥2,200の差額でしたが今回の改定では僅か¥400の差額に縮小。
とは言え現実問題として「値上がりした上で」ですから、各社の差額云々の前にまずは燃料サーチャージ価格が下落する事を記事にしたいところです…。
FSCは前回燃料サーチャージ価格順から基本は変わらないですね。
高い順からANA⇒JAL⇒タイ国際航空、これがいつも定番。
でも、この話題でいつも行きつく先はやっぱり「LCC一択で決まり!」ですねw
本日もご愛読頂きありがとうございました。
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