ここに来て、また訪タイへのハードルが高くなりそうです・・・↷

ここに来て、また訪タイへのハードルが高くなりそうです・・・↷

ピパット?パピット?観光大臣が次回CCSA会議でタイランドパスの廃止を提案するとニュースで流れています。
そうなると、必然的に$10,000を保障する医療保険も免除になるはずです。
去年11月から段階的に規制緩和
をしてきたタイ、7月から本当にエンデミック宣言をし入国規制を全面解除するのか、あと1週間~10日程で判明すると思いますので、ご期待下さい。
でも、良い情報ばかりではありません・・・


今回は燃料サーチャージの値上げ記事、6月と7月発券分のエアーチケットについては以前記事にした通り周知の事実です。
過去記事はこちらから⇩

5月からタイ入国規制緩和決定と燃料サーチャージ値上げ他↷


正直、自分的にはこれ以上の燃料サーチャージの値上げは無いと思っていましたが、まさかの更に値上げの様です。
往復で換算すると物凄い金額になってきました!

燃料サーチャージ

これが今回の記事の一番の問題点、いつもかw
2ヶ月毎に見直しをしている航空便の燃料サーチャージ、先行してANAから8月と9月発券分の発表がありました。
折角タイで7月から入国に関する規制を全撤廃になるんじゃないかと言われている状況で、その足を引っ張る燃料サーチャージの値上げ、ここに来て頭の痛い問題ですね…↷
今回の値上げは8月と9月発券分の燃料サーチャージですが、果たしてそれ以降は…。

各FSCの10月搭乗チケットを、羽田~スワンナプーム間いずれも午前便で各公式サイトから今現在の見積もり金額から比較してみました。

ANA

まずは先行し今回発表されたANAの燃料サーチャージ、今現在は片道で¥20,400、往復¥40,800。
で今回発表された8月以降発券分、片道¥25,800、往復で¥51,600へ値上げです↷

もう殆ど運賃との差額が無くなってきましたね…↷
ANA公式サイト発表記事⇨https://www.ana.co.jp/ja/jp/book-plan/charge/fuelsurcharge/

こちらはANA公式サイトで調べた今現在のチケット代、ここから更に¥10,000以上の値上がりになります。
ハッキリ言って燃料サーチャージだけでタイ航空の運賃と一緒です、タイ航空なら2回分の運賃代に匹敵する燃料サーチャージって…。

JAL

今現在、JALからまだ公式に発表はありません。
ANAとの今現在の比較では¥800安く往復で¥40,000となっています。
JALも間違い無くANAと同等程度の値上げになるのは間違い無いと思いますので参考価格にはなると思います。

JALは国際線の旅客数でANAを抜いてトップに返り咲いた様ですね。
一度経営破綻したとは言え、さすが元『親方日の丸』ですね、更なる値下げを期待していますw

タイ航空

JAL同様今現在はまだ何も発表が有りませんが、タイ航空は直前での発表が多いので要注意です。
とは言え、FSCの中では一番価格が抑えられている航空会社です。
航空運賃と燃料サーチャージ共に日系のFSCとは一線を化し低く抑えられているのが特徴。

こちらは今現在経営再建中のタイFSCです。
でも日系より安く提供してくれるのは非常にありがたい、利用需要が高まれば再建も早く目途が付き良い事だと思います。
親方日の丸、お役所仕事などとは決別して再建をw

補足

ちょっと待って!
燃料サーチャージは搭乗者から一律徴収しているって事は、搭乗者が多くなればなるほど航空会社が儲かる?もしくは負担が軽減するって事だよね。

と言う事で今の世界情勢を反映し値上げになってしまっている燃料サーチャージですが、一方で航空運賃については航空各社で試行錯誤しながら値下げ努力はしている様です。
搭乗率が上がれば航空会社の負担が減るのは間違い無い筈ですからね。
自分がコロナ禍で訪タイした時の搭乗者は全部で10人位?、航空会社の負担は莫大だったでしょうねw
航空需要が無く燃料価格も安く尚且つ燃料サーチャージも安かったとは言え、1回のフライトで使う燃料の量は重量により多少の変動は有っても同じ位は使用すると思いますからねw

今はキャンペーンや特約航空券などで安売りしたり、場合によっては早割などの適用を拡大している様ですので焦らず悲観せず各自で探して見て下さいねw

でも、こうなってくるとやっぱり期待できるのはLCC系ですかね?

追加情報

今回は嫌な情報だけではありません、旅行者にとって有益な情報を3つ程。

タイ入国時に全旅行者から一律300THBを徴収する予定の『観光税』、こちらは第4四半期(10月)以降に延期と報道されておりますので。
ニュース記事はこちらから⇨https://thepattayanews.com/2022/06/10/

そしてお次は、ビザ無し入国に於ける滞在期間の延長。
こちらはまだ検討段階との事ですが、今現在ビザ無しでの入国では滞在期間を最長30日までとしていますが、これを45日間に延長しようと検討されている様です。
日本人旅行者にはあまり関係無いかもしれませんが、欧米など長期休暇が取得できる国からの旅行者は良いですね

最後は『TM.6』の一時的停止措置、こちらは決定事項の様です。
でも、これは短期旅行者は良いけど長期滞在を希望する人はどうしたら良いんだろう?
イミグレへの各提出書類で、この『TM.6の半券』が必要になる事が多いと思ったのだがそれも不要に?
今の段階ではまだ不明事項が多くちょっと謎多き事案、各自で今後の詳細把握に努めて下さい。
ニュース記事はこちらから⇨https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2326293/

まとめ

自分は全然意識していなかったけど、今の時点でも訪タイするにも凄いお金が掛かってるんですね↷
やっぱり航空会社のマイルは必要だと思うけど、それでも高額チケットになってますね↷

タイ政府自体が待ちに待った入国規制緩和に伴う旅行者の増加。
もちろんこれは日本政府も同じだと思いますが、今回の燃料サーチャージはタイ便に限った話では無く欧州便や北米便などの全便が対象になりますので日本でのインバウンド需要も足枷になるのが実情です。
とは言え今は円安、これを背景に来日需要は復活?
日本の場合はまだまだ緩和するべき規制が多く残っている為、タイと異なり自業自得だと思いますが。
タイは完全に開国に向け段階的に規制を撤廃し、いよいよ風土病へ移行し完全開国の矢先です。
果たして今回の状況を受け、どれ程の旅行者が戻ってくるのか?
日本人旅行者は運賃並みになってきた燃料サーチャージに躊躇して、ちょっと厳しい状況だと思います。

それでも訪タイしたいと言う人は、今のうちにチケットを手配しておくべきか、それとも8月と9月のチケット手配は諦めベストシーズンとなる11月以降に燃料サーチャージ料金が値下げになるのを期待してエアーチケットの手配するべきなのか、悩ましい問題ですね↷
中々長期休暇を取得する事が出来ない日本のサラリーマンには難しい判断に迫られます。

本日もご愛読頂きありがとうございました。