50代おっさんのタイ国内1人旅~【ピピ・ドン島:最終章】

50代おっさんのタイ国内1人旅~【ピピ・ドン島:最終章】

久しぶりに冒頭の話題はパタヤでのお話。
近頃イミグレを訪問する度に思っていたのだが「訪問者、少ね~」と言う感想だ。
あれ程面倒臭く長い時間待たされていた総合受付も今は順番待ちがほぼ”5~10人程度”しかいない状況だ。
敷地内右側建屋内も長椅子はガラ空き状態。
これってビザ免除国が増え、更にビザ無し滞在期間が60日間に延長された影響なのだろうか?
まぁ~イミグレに訪れる人にとっては非常に良い環境改善にはなったとは思うが。

ところで、皆さん90日レポートはどうしてんの?
直接訪問して申請?それともネット申請?ここもガラ空き状態なんだけどこれは何が要因なんだろう?
毎回訪問しTM.47書かさられるの面倒臭いんだよね…、しかもコピーもしないといけないし…。

で話題は変わって兵庫県知事選、前職の斎藤氏が再選ね…。
まぁ~兵庫県民が選んだのだから文句は言わないが…、「パワハラ」「おねだり」問題は結局どうなった?
職員2人が命を絶たったものの謝罪は無し…、県民からは県政実績が評価されと言う事なんだろうね…。
まぁ~兵庫県民が選んだのだから他所の部外者が口出す事でも無いが…。
「他人の命より自分の生活」って言う程今の状況がひっ迫している証拠なんだろうね…。
でお次は県議会議員との対立の構図か…、県政が停滞しなければ良いけどね。
まぁ~兵庫県民が選んだのだからよそ者が口を出す事じゃ無いけどね…。


『ピピ・ドン島男一人旅』、今回が最終章となる。
長きに渡りお付き合い頂きありがとうございました。
今回は「パトンビーチから空港」「パタヤへの帰路」「空港での生体認証」「全旅行費用」の四部作でお送りする。

最初から読みたい方はこちらからどうぞ⇩

最初に結論を言っておけば「ピピ・ドン島、最高~♪」の一言であった。
但し、パリピ天国を味わいたいと言う人にとっては物足りないと思う、あくまでも”ゆったり・まったり”過ごしたい人向けだと思う。
そしてパタヤに戻ってきて今感じる事、海が見えない日常生活に悲壮感が漂っていると言う事…。
それだけ主の中で「海なし県育ち」に対する劣等感と「部屋から見える海」への憧れがあるのかもしれないw

パトンビーチ⇒プーケット空港⇒スワンナプーム空港

帰りは順調だった…、とは言い難いかな…。
ホテルを早めにチェックアウトし、海沿いのカフェでホットコーヒーを飲みながらゆっくりしたいと思っていた。
場合によってはブレックファーストでも食べながらでも
良い。

バングラ通りをビーチに向かって歩いていると突当りにスマートバスが停車した、主が乗る予定の1本(1時間)早い便だろう。
それを横目にコーヒーショップを探すもオープンしているのはスタバしかない、他は更に歩く必要が有る…。
今回の旅は非常に歩き疲れた…、しかもひたすらビーサン…、更には足指に水ぶくれまで出来ている始末だ…、これ以上歩きたくない。
と言う事でショボイが急遽7カフェにした…、しかしお店では”売り切れ”と言われてしまった↷
トボトボと肩を落としスタバに向かおうまたビーチに向かって歩いているとまだスマートバスが止まったままだ…、もうとっくに出発予定時間を過ぎている。
しかし明らかに運転手は外で客待ちをしている…、「空港行く?」と聞いて見ると「もう直ぐ出発する」と言われた。
と言う事で、急遽モーニングコーヒーは空港で飲む事としたw
まぁ~ホテルで備え付けのインスタントコーヒーを飲んで来たのでここは我慢しよう…。
 

空港までの道中…、物凄い上り坂と下り坂、そしてカーブを物凄いスピード掛け抜けるスマートバス…。
Boltでのバイクは絶対辞めた方が良い、最低でも車での手配が必須だとここで認識した。
運転が非常に荒いバスで時間に追われているのかと思った、だったら客待ちなんかしないで定刻出発すれば良かったのに…。
途中バスを止め客を乗せるのかと思ったら自分の弁当を買っていた、時間は十分あった様だw
 

無事プーケット空港に到着、到着時刻9時20分と所要時間1時間20分掛かった。
大通りに出るまでに大渋滞していた為、ちょっと時間的に掛かってしまった様だ。
そして降ろされたのは何故か国内線到着ロビー(1F)だった…、どう考えたって普通は出発ロビーに降ろすだろ!?

で主は速攻喫煙所探しw
1F(到着フロアー)も2F(出発フロアー)もターミナル外右端に喫煙所が設けられていた。

到着・出発フロアー内は共に閑散としている。
ちょうどこの記事を書いている最中に「プーケットへの旅行者、パンデミック前まで回復」と言う記事を目にした。
それでいてこの有り様なのか?
流石にプーケットと言えども海外からの直行便は少ない筈だ、殆どの人がバンコクで乗り継ぎし訪れている筈では?

2Fチェックインカウンター、手荷物検査場は右側に進んだ突当りに有った。

3Fは飲食店街、フードコートもあり真ん中辺に位置している、キャッシャーは通路正面に面した場所。

主はバーキンでホットコーヒーを頼んだら無いと断られ隣のお店で聞いても一緒…↷
タイ南部ってホットコーヒー不評?

真向かいのお店で無事ゲット、ホットコーヒー2杯とベーコンチーズバーガーもオーダー…〆て約¥2,500…、ふざけんな!

到着空港は予定通り「スワンナプーム空港」で選択。
帰りのフライトチケットだが比較サイトを使って手配しようとしたら別途事務手数料が¥3,000も掛かる。
結果、タイ・ベトジェットエアーの公式サイトで直接購入、この方が断然安かった。


こちらも行きと同様手荷物重量のチェック無し、そして出発は40分遅れ…、LCCだ我慢我慢…。
と言うか、ここでお土産を貰った…、明らかに出発ゲートターミナル内が寒い…、大して広く無いターミナル内でも比較的暖かい場所を選んで待機していたのだが…。
逆に機内は至って普通、全然寒さを感じる事は無く快適だった。

スワンナプーム空港到着は何故か15分遅れ!?どういうフライトスケジュールになってるんだ?
近距離フライト程速度調整による時間的な短縮は出来ない筈なのだが?
因みに、行も帰りも座席指定なしでいずれも通路側、まぁ~僅か1時間足らずのフライトなのでどこの席でも問題は無い。

スワンナプーム空港⇒パタヤ帰還

予定より遅れてスワンナプーム空港到着、と言う事で超早歩きで1Fバスチケットセンターへ一目散w
14:30分バスチケットカウンターでジョムティエン行きチケットを無事手配、出発は1時間後。

この時、ノースパタヤバスターミナル行きは「16:00」表示となっていた。
これが逆だったら悩み処だった…、30分早く出発し家から遠い場所で降りるか、それとも30分遅く出発し家に近い場所で降りるか…。

主のチケットは15:30分では無く”31分”、増便となっていた様だ。
ここでの購入は座席指定となっていた、今はバス車内の手荷物を置く棚に座席番号が表示されている。
停車する場所は7号線を降りた直ぐのノースパタヤ(スクンビット)と、パタヤタイ(スクンビット)の2ヶ所に黙っていても停車してくれる、最終はジョムティエン。
デパシット通りの突き当り、タップラヤー通りとの交差点は常に渋滞しているのでパタヤタイで降りた方が時間短縮にはなる。
もちろんバイタク代は別途高くなるが、各自のお住まいの拠点でご判断を。
 

出発までの間にターミナル3F(到着ロビー)へ戻り外に出て喫煙タイム~。
戻ってバス乗り場に行ったら、係員が普通にその場でタバコ吸ってるし…、クソ!
バスは定刻通り出発、パタヤスクンビット通りは多少混雑しているものの無事到着。
あとは自宅までその場にいるバイタクの利用。

キャリーケースが無いから何かと移動が楽だった筈の今回の旅行なのだが如何せん歩き疲れた…。
そもそもちょっとの距離でもバイタクを使おうとするタイ人と異なり、こちらはちょっとの距離なら歩きで十分だと思っている日本人だ、でも流石に散策し過ぎて歩き疲れた…。

生体認証システム(顔認証)利用レポート

さて、この記事でのレポートとなってしまったが今回空港に導入された生体認証システム、AOTが管理するタイ国内6つの空港で利用が可能との事で行き帰り両方で登録し利用してみた。
これを事前に行う事でパスポート要らず・フライトチケット要らずで搭乗までできると言う触れ込みだ。

AOTが「生体認証システム(顔認証)」なるシステムも導入開始を発表したのが10月下旬。
国内便は11月から運用開始、国際線は12月から運用開始との事だった。
ちょうど良いタイミングだった、ちょっと実践してみよう。
 

実際の利用手順。
主は往復共にWEBチェックインを済ませE-ボーディングパスも手配済みなので顔認証登録のみ。
まず無人君(CUSS、またの名をKIOSKと言う)で確認、左上の「ENROLL」と書かれているのが顔認証登録の様だ。
登録はパスポートもしくはナショナルID(タイ人)どちらかで行う。
全体的な流れとしても比較的簡単だ、「フライトチケットスキャン」⇒「パスポートスキャン」⇒「顔撮影」の順。

最初にE-ボーディングパスを読み込ませるのだが、バーコードリーダー(正面下部)からかなり離して読み込ませる必要がある。
画面上ではスキャナーの出口に当てて読み込ませると言った感じで動画解説しているが、実際には近すぎて読めないのでご注意を。
そして続いてパスポートスキャン、これは機器上面のスキャナーで行う。
画像を見て頂ければ分かると思う、スキャナー脇にパラメーターが有りそれが緑色に変わるまでパスポートは置いたまま、パラメーターが赤色から緑色=画面上でOK?レ点?が表示されれば終わりだ。
最後は顔写真撮影だが…、勝手にいつの間にか終わってる?と言うのが正直な感想、改めて顔撮影ってした記憶が無いのだが…、パスポートの顔写真で終了って事か!?
 

で後は実際登録後の空港内での運用だが、ハッキリ言って何処もパスポート掲示必須のままだった。
ドンムアン空港では手荷物検査場は顔認証で通過できた、しかし搭乗時にはパスポート掲示、そしてその後にフライトチケットスキャンと顔認証と列(機械)が分かれていた…。
帰りのプーケット空港に於いては全てパスポート掲示が必須でしたが!?
そもそもシステムは導入されていても運用手順が整っていない様だった。

まぁ~この辺はまだ始まって日が浅い、時間の経過と共に改善される筈だ、気長に待つとしよう。

どちらにしてもE-ボーディングパス導入だけでも非常に便利だ、紙ベースでの所持は煩わしい限りだった。
日系ではANAも搭乗するまでチケットレスになるとかなったとか!?

今回の旅行で掛かった費用一覧

無事「ピピ・ドン島滞在(+おまけ)」旅行は幕を閉じた訳だが、問題はこの項目だ…。

予算削減・経費削減を念頭に置き挑んだピピ・ドン島旅行だったのだが、帰路が行き当たりばったりとなってしまった結果、予算削減どころか余計に経費が掛かってしまったかもしれない。
こういう所が無計画の怖い所だよね…、本当に心底自分の性格に呆れてしまった次第だ…。

と言う事でこの旅での項目別旅費一覧の公開だ。
・移動費用(フライト):バンコク⇒クラビ(FD便)2,250THB、プーケット⇒バンコク(VZ便)2,380THB、合計約4,630THB。
・移動費用(送迎・フェリー代):送迎タクシー
400THB、フェリー往復950THB、合計1,350THB。
ラサダ港からホテルまでの送迎はフェリー代込で500(+50)THBだった。

・移動費用(入島料、バス代、バイタク代等):入島料20THB、バス代385THB、バイタク代110THB、合計515THB。
バス代はパトンビーチ⇒プーケット空港とパタヤ⇔空港間往復、バイタク代はパタヤでの行き帰りで利用。
・宿泊・滞在費用(ホテル代):ピピ・ドン島3泊3,760THB、プーケット島1泊1,300THB、合計5,060THB。

・飲食代(食事・飲料水・アルコール代等):全合計4,735THB。
・娯楽費用:マッサージ850THB、ツアー代1,000THB、夜散歩640THB、合計2,490THB。
・その他:薬20THB、雑費240THB、合計775THB。
薬は酔い止め、パタヤで買えば1個5THB、ピピ・ドン島だと10THB。
・総合計19,555THB、日本円換算で約¥88,000円(両替レート1THB=¥4.5)。
日本で4泊5日国内一人旅ならどんな旅行が出来るのだろう?

ピピ・ドン島行ってみたいと言う人(長期滞在者)へのアドバイス、事前に現金を降ろして持参した方が良い。
何故ならピピ・ドン島で「PromptPay(QRコード決済)」の利用を目にする事が一切無かった、全て現金かクレカ決済だった。
もちろん島内には各銀行のATMもあるので問題は無い、但し口座開設支店の県を跨いでおカネを引き出す場合は若干手数料が掛かる。
現金商売、この辺はやはり”外国人観光客相手”といった島の為なのかもしれない。
 
※左側の画像が酔い止め薬、主はフェリー往復、ツアーの合計3回念の為服用した。

まとめ

こうして無事幕を閉じた初のタイ国内旅行、国際線と違い空港での手続きが実にスムーズだった。
スマフォとCUSSで完結、順番待ち?そんなアナログな事は必要ないね。
仮に預入荷物が有ってチェックインカウンターに並んだとしても搭乗者数は国際線と比較しても非常に少ない、国際線程時間に余裕を持って空港に訪れる必要は無さそうだった。
到着時も同様、荷物の出待ちも必要無く実に快適な旅だったと言えようw

でだ、正直次回一人旅があるのかどうかは不明だ…。
やはり旅行は1人では無く2人が正解だと今でも思っている、特にタイはホテル宿泊などは人数では無く部屋数で決まるので人数は多い方がお得だ。
もちろんそれ以外のおカネが倍掛かる事にはなるのだが…。
それに、冷静になって考えるとタイ人は日差しを極端に嫌う、日焼けによるシミと色白への憧れの為だ。
そうなると、一緒に行った所でビーチへ行く事もプールに入る事も無いかもしれない、無駄な出費となる可能性が大きい。

しかし折角のタイ長期滞在だ、他にも行って見たい観光地はある。
なんと言っても南国リゾート地の「サムイ島」だ、今回はフライト費用が高いと言う観点から除外してしまったが是非行って見たい…、て言うか「チケットが高い」と言っていたらいつまで経っても行けない様な気がするが…。
直行便では無くスラタニ―経由でもう一度確認してみる必要があるかもしれない。
そしてもう1つはやはりイサーン北部で一番有名な「チェンマイ」だ。
ここは有名だから一度は行って見たいと言う事では無い、ここはハッキリ言ってピンポイントで行って見たい時期が有る、つい最近行われた「コムローイ」の幻想的な世界感を見に限定し是非訪れてみたい。

本日もご愛読頂きありがとうございました。