50代おっさんのタイ国内1人旅~【ピピ・ドン島:パタヤ⇒訪島編】

50代おっさんのタイ国内1人旅~【ピピ・ドン島:パタヤ⇒訪島編】

さて今回から「ピピ・ドン島旅行編」、オッサンのタイ国内旅行編をお送りする。
もう既にパタヤには帰還している、鼻水ズルズルのお土産つきで、幸い熱は無くここ数日でブログ記事の下書きに没頭していた。
ホテルと空港ターミナルが非常に寒かった、帰路当日になって喉に違和感を覚えたと言うのは幸いだろう。

前回記事では「やっぱ旅行辞めるか!?」で頓挫していたが何とか”無理矢理”旅行計画を立て実行に移した…。
前回記事はこちら⇩

前回記事では大まかな旅行日程に翻弄されていたが、今回はその詳細を記しながらの移動した記事となっている。
フライトを先に決めると朝が早かったり乗船に間に合わなかったりと非常に面倒臭かった。
かと言って最後の乗船時間から逆算してもフライトが無かったりと非常に煩わしかった今回の旅行計画だ。
何とか記憶と写真を辿り記事にまとめている、もし間違った情報があったら許して欲しい。

そして旅行前々日、タイ気象庁が「タイ北部・南部で天候大荒れ」と報じられていた…。
南部…、クラビ・プーケットって名指しされますが!?主の旅程にドンピシャなんだけど!!!!!

パタヤ⇒スワンナプーム空港

最初から難航した…、何故ならばフライトが早い時間帯しか飛んでいないからだ。
と言うのもこの旅行
を企画していたのは10月、そうフライトはまだ夏スケージュールで早朝便しか運行していなかったからだ。
一番遅い出発時間でも「9:30(ドンムアン空港)」だ。
RRCバス(ジョムティエン)の始発は7:00、所用時間2.5時間と見積もっても到底間に合わない、と言う事でお決まりのチャータータクシーで検討していた。
ところがだ、「2025冬ダイヤ(2024.10.24~)」からは日中便が復活している。
これだと朝1番(7:00)のRRCを利用すれば日中便に十分間に合うしフェリーの最終にも間に合いそうだ。
そもそも主が計画していた時期はまだ10月初旬だった、冬季スケジュールの未発表が多く頓挫していたのだ。

あとはスケジュールと費用的な問題だ。
早朝フライト便の方が明らかに安く¥5,000台/片道から有るが別途チャータータクシー料金が必須となる、日中フライト便は運賃が高いが空港までのバス代は安く済む、しかし初日は移動だけで終わってしまうと言う懸念も。

結果、トータルで早朝便+チャータータクシーより割安となる「日中便+RRCバス」で決定した。
こうする事で初日は移動だけで終わってしまうが仕方が無い。
フライトチケットをAirAsia(MOVE)公式アプリで買おうとしたらJCBカードでの購入が不可だった。
なのでTrip.comで検索し購入、確か¥50程度高いだけで購入できた。
フライト便は「タイ・エアアジア(FD)・ドンムアン空港・11:45発」、初のAirAsia利用となった。

利用する空港はドンムアン空港だがスワンナプーム空港までRCCで移動、そこからドンムアン空港までは当日フライトチケットが有るので無料でシャトルバスに乗れる。

と言う事で、何年ぶりだろうか目覚まし時計を使って起きたのは?
Boltでジョムティエンまで移動、バスチケットは2日前に事前購入済みなので問題は無い。
朝1便から既に増発(7:05)となっていたが、当日購入だと7:30(こちらも増便)と表示されていた。
 

スワンナプーム空港⇒ドンムアン空港⇒クラビ空港

考えてみると、人生50年超となるが「国内線フライト」の利用と言うのはほぼ初心者に等しい。
米国研修に参加させ貰いテキサス⇒ソルトレイク?を乗ったのが最初で最後、もう20年以上前の事だと思う。
無論、現地では日本人添乗員が付きっきりでの移動で主が自力でチケット手配したり搭乗した訳でも無いw
日本での国内線の利用など1回も無い、大丈夫だろうか…。

スワンナプーム空港でドンムアン空港行きのシャトルバスに乗るには面倒な事は何も無い。
当日フライトチケットを運転手に掲示すれば良いだけだ。
乗り場はターミナル2F③番出口を出た直ぐ右脇にあった、「AOT」「SHUTLEBUS」と言う2つの看板があるので分かり易い。
シャトルバスが目の前に止まっているので誰でも簡単に気付く事ができる。


受付カウンターで当日フライトのE-ボーディングパスとパスポートを掲示し乗車許可を貰う。
台帳に時間・指名・連絡先を記入…、実にアナログだ。

9時出発、そして15分程走った所で案の定バンコク都内の渋滞に嵌り1時間20分掛けドンムアン空港到着も何故かターミナル1(国際線)で降ろされた、ここからターミナル2(国内線)までは歩いて移動の様だ。
 
しかしここの空港も初の利用だ、初物尽くしの今回の旅だ

ここに来て果たして無事旅行を慣行する事ができるのだろうかと言った不安がこの時になって芽生えた次第だ。

時間に余裕は有るので2Fのフードコートに立ち寄り久しぶりのマッサマンカレーを食す…、ちょっと主がおもっていたのと違う味だな…。
そして気付いてしまった…、ビーサンで来てるの主だけだ、田舎者丸出し…!?
 

日中便が少ない性かチェックインブース、と言うか国内線ターミナル全体が比較的空いている。
だがもし混雑していたとしても何も心配は無い、何故なら預入荷物が無いので無人君(KIOSK:セルフチェックイン)でチェックインするだけだ。
今はモバイルチェックイン(AirAsiaは14日前からチェックイン可)も可能で「Eーボーディングパス(チケットレス)」で搭乗まで出来る。
なんて便利なんだろう、一切利用する事は無いと思っていた無人君と言いチケットレスと言い本当に便利な世の中になっているタイだ。
あとはコンビニでのPromptPay(QRコード決済)の導入を待つだけだ。



因みに、先月末頃にAOTより発表のあった「生体認証」の利用レポートはまた別の記事で報告する。
行きと帰り両方の空港で利用したけど…。

クラビ空港⇒クロンジアット埠頭(クラビ)

ドンムアン空港では搭乗時の手荷物重量チェックも無し、国内線故に機材は3×3のシート配列と全長も短いんだね。
で全然窮屈さを感じなかったアジア人の主、だが欧米人には辛い狭さだろうな~、たとえ僅か1時間超と言えどもw
ほぼ定刻通りの出発、定刻通りの到着となった。
バック(5kg弱)1つで訪れたので荷持の出待ちも必要は無い、到着手続きも何も無い。

飛行機を降りて空港を出るまで僅か3分程だろうか、まずは空港を出で一服タイムだ。
出口対面に有る駐車場ターミナルの下で喫煙ができる、しかしそこはタクシーの客引きの巣窟だ。
そこに向かう主の行動を見てタクシーの客引きが引っ切り無しに声を掛けてくる、ひたすら”ブリ―(タバコ)”と言って敬遠する。

気象庁の発表通りだ、クラビの空はドンヨリとし既に雨が降っているエリアも有りそうだ。
もう一度ターミナル内に戻り手配済みのチャータータクシー運転手と合流し一路埠頭へ…。

しかしだ、ここで主はどうしても疑問を一つ解決したかった、それはシャトルバスの運行だ。
フェリーは既に単独でチケット購入済み、あとはクラビ空港⇒クロンジアット埠頭のバスチケットだけを手配すれば良いだけだった。
でネットで情報収集に努めたのだがクラビ空港~埠頭行きの直行バスが無い!?
有るのは「フェリーチケット+送迎」のみの情報しか出てこない…。

あっても「アオナン・ライレイビーチ行き」や「クラビ市内行き」と言った情報のみで直接埠頭行きの情報が皆無だ。
クラビバスターミナルで乗り換え?それでフェリー出発時間に間に合う?
おかしい…、そんなはずは無い…、だがバスで埠頭まで直行便の情報が全然無い…、どうしよう…、冷や汗が出て来た…。
確証が持てない…、でももしシャトルバスが無かったら…、現地でボルト呼ぶ?タクシー手配?時間的な余裕はあまり無い…、賭けに出るには不利な状況だ…。
慌てて「送迎チャーター」を別途手配した次第で当日に至っている…。

そして結果…、現地チャータータクシー運転手にバス情報を確認したところ「分からない」と言われてしまった↷
「クラビ市内」へのシャトルバスは有るはずなのだがターミナル内にチケットブースが見当たらなかった、主の勉強不足、確認不足で申し訳ない。

クロンジアット埠頭(クラビ)⇒トンサイ港(ピピ・ドン島)

ここの移動手段の選択も難所だった…。
安牌のフェリー(450THB~)か、それともスピードボート(800THB~)か。
スピードボートなら時間短縮にはなるが高額だ。
所要時間はフェリーなら約2時間、スピードボートなら1時間、1時間の為に運賃を倍払うのか!?

フェリーは今現在1日4便、9:00・10:30・13:30・15:00。
KKDayとKlookで購入可能、しかし15:00の便だとKlook(625THB)でしか購入出来なかった。
と言う事で、取り敢えず高いが仕方が無いと言う事でKlookで購入…。
しかし先程の埠頭までのバスが無い問題!?で右往左往しながらネットで確認していた所、同じ15:00便でも船舶会社で購入する方が安かった事が発覚。
と言う事で、主はKlookをキャンセルし「SeaTranDiscovery」で購入し直した次第だ。

詳しくは調べていないが他の旅行会社でも購入は可能、RRCでも取り扱っていた。
”DirectFerries”と言うサイトならスピードボートも含め全便予約が可能だった筈だ。
もちろん当日現地(空港・埠頭)でも購入可能だが、旅行ハイシーズンとなった今は満席を回避する為にも事前購入しておく方が無難だろう。


チャータータクシーに乗って20分程で「クロンジアット埠頭」に到着…、て言うか閑散として誰もいませんが本当にあってる?
旅行中、移動は常にGoogleMapで現在地確認しているので何も問題無い。

当日、フェリー乗船の仕方は簡単な様で難しかった…。

主が購入したチケットは「予め印刷し持参せよ」と注意書きがあった、それを怠った場合係員側に「時間的問題(確認)で乗船拒否をする権利を要する」と注意書きがあった。
ただ、その用紙があれば受付(フェリーチケット引き換え)不要でそのまま乗船可能との事なので問題は無いだろうと思っていた。

閑散としたターミナル内、念の為チケットセンター?立ち寄り確認、「出航30分前になったら受付を始めるから待っていろ」と言われた。
結果、時間となり受付が始まり「乗船チケット」との引き換えが必須だった。
左側が購入、右側が交換…、ちゃちぃカウンターと言うか只のテーブルだなw
ここでも乗船台帳に氏名・連絡先・国籍の記入有り、やっぱりアナログな国だった…。

YouTubeで見た事の有る通路を通りフェリー乗り場の桟橋へ。


そして振り返ると何かデカい船が口を開けていた、タイ海軍揚陸船!?
 
一方こちらは主が乗る船…、ボロい船とこんな感じの船内…、思っていたのと全然違うんですが↷
1F席とB1席と好きな方に乗れる、一応船内後部にエアコンは設置されていた。

因みに、乗船するフェリー(時間)によってはシートが「スタンダード(450)」「ファーストクラス(750THB)」「プレミアムクラス(1,000THB)」と選択可能の便もあった。
やはり船舶会社によって機材が大きく異なっているのか、時間帯に依るのか?

そして船酔い薬を飲んでいた為約2時間の海の旅はほぼ爆睡していたw
そして無事ピピ・ドン島に到着し上陸した。

入島する前に埠頭で20THB(入島料:清掃費用の名目となっている)の支払いが必須、これはキャッシュオンリー。

まとめ

こうして初日は移動だけで終わった…。
旅行スケージュールを組むのにも難航したが、チケットと移動手段を手配するだけでも大慌てだった…。

もちろん日本からの旅行者の様に湯水の様におカネを使えるのであれば問題無い。
しかしこちらは時間は山程有れど旅行費用は抑えたいと言うのが本音だ、思う様に行かないと言うか態とおカネを使わせるタイムスケジュールの仕組みになっているとしか思えないピピ・ドン島訪問だ。
バンコク近隣への前乗り、ピピ・ドン島の訪問もプーケット・クラビに前乗りが必須と言ったスケジュールにされているとしか思えない、観光立国タイならではの策略だなw

初日・最終日はほぼ移動で終わる、なので移動2日+フリータイム日数で旅行日程を組んだ方が良いだろう。
因みに、今回の移動を含めた金額の詳細はシリーズ最後で公開する予定だ。

次回は「ピピ・ドン島:滞在編」をお送りする予定。
明日12日(火)にも投稿予定としているが果たして間に合うのだろうか…、間に合えば投稿します。

本日もご愛読頂きありがとうございました。