日系LCC(国際線)、差別化を更に拡大?

日系LCC(国際線)、差別化を更に拡大?

昨日、恒例となる野党による内閣不信任決議案が提出されたがやはり否決された、全くを持って茶番だ。
そして、もはや自民党は自分達の「金満体質」「利権まみれ」を隠そうともしなくなった様だ。
国会議場の場で声高に叫んでいたのは自民党・
西銘恒三郎復興大臣(沖縄4区)だ。
「禁止・禁止・禁止、廃止・廃止・廃止ばかりの看板を掲げ野党は無責任だ」との事だそうです。
抜け道を塞ぐどころか残して置いて成立させた自民党の規制法改正案、「これが正義だ!」と言いたいのだろう。
やっている事が「政治家」では無く「特殊詐欺G」と一緒だと思うのだが…。
政治不信の問題の本質を「裏金1点」に焦点を当て批判を交わす自民党、一切国民の声を聞く気が無い様だ。

で、党内からK首相への退陣要求が多く挙がった中で不信任案に賛成した自民党国会議員はいたのか?
麻生派の
斎藤洋明議員(新潟3区)、遠回しに退陣要求していたけどもちろん賛成票を投じたんだよね?
どうせ「党議拘束」を理由に屋も得ずとでも言い訳するんだろw

若手・中堅議員も同じだ、口だけで一切行動に移さずだ。
政治信条の欠片も持ち合わせていない今の自民党国会議員、そりゃ~世界競争力で日本が38位に転落する筈だw


日系LCCの「ZipAir」と「AirJapan」双方がお互いを意識したのか色々と差別化を図ってきている。
もちろんユーザーにとってメリットが有れば良いのだが…。
日本からの訪タイ客はあてに出来ない反面、タイからの訪日客が年々伸びているので航空各社も他所との差別化を図り需要を取り込みたいと言う事の現れだろう。

「ZipAir」空港ラウンジサービスを販売へ

ZipAir(以下ZA)がスワンナプーム空港のミラクルラウンジサービスの販売を開始した。
価格は980THB、搭乗予定便の出発時間24時間前まで購入可能となっている。

場所はメインターミナル(T1)の3F、24H営業。
・ラウンジご利用の際は、チェックインカウンターにてインビテーションカードの受け取る。
・ラウンジご入室時にインビテーションカードを提示。
・出発時刻3時間前よりご入室可能。
・内容:食事、ドリンク(アルコール、ソフトドリンク)、シャワー、トイレ、無料Wifi完備。

ZAは同様に成田国際空港(日本)・チャンギ国際空港(シンガポール)でも販売を開始している。
この辺は同業他社となるAJより先行し、まさに「MCC」としての位置付けを明確に表している施策かもしれない。
 

まぁ、お金に余裕のある人向けのサービス開始といったところだろう。
年に1~2回タイに訪れる人にとっては利用価値は高いと思う、態々ラウンジメンバーに加入し会費を払う必要もないのでランニングコストは抑えられる。

「AirJapan」運賃の見直しと…

こちらは冬ダイヤ(2024.10.27~)のチケットが販売開始された。
そして、それと同時に「運賃の見直し」も公表されたのだが何より驚いたのが「払い戻し」に関する規定が追加されている事だ。
運賃タイプ(オプション)に応じて払い戻し金額が変更になるとの事だ。
出発5時間前までで有れば払い戻しに応じるらしい。

まずは「運賃の見直し」だ。

そして、こちらは「オプション内容見直し(払い戻し規定)」に於ける内容だ。

画像が小さく見ずらいと言う方、公式サイトでご確認を。
AJ公式サイトでの案内⇨https://www.flyairjapan.com/ja/notice/154

まぁ~分かり易く言うと、「払い戻しには応じる様にしたけどその分運賃は高く設定した」と言う事だ…。
しかも「25%」か「50%」の払い戻し二者択一、あまりメリットが感じられないのだが…。

まとめ

今回の内容、ZAは日本人向けのサービス、AJはタイ人向けのサービスと言った内容か?
この辺でもターゲットをどちらに絞っているか分かれている両社だ。

AJはLCCとしては初となる払い戻しに応じると言う事だ。
AJ上層部は、運行開始当初のスワンナプーム空港での大幅遅延後の欠航判断による暴動が余程頭から離れないのかもしれない。
まぁ~早く信頼を取り戻す事に専念するしかない。

一方タイ系の新規LCC情報、何ら進展も無く情報が一切出てこない。
この6月には中部空港へチャーター便で運航開始を計画していたとされているのだが…。
タイ人頼みの搭乗だけでは採算は難しいと言う事かもしれない。
とは言え、日本人旅行客の復活も程遠いとしか言いようが無い状況が今の現実だ、首を長くして待っていよう。

本日もご愛読頂きありがとうございました。