言う事成す事二転三転してるけど大丈夫?【某国政政党】

言う事成す事二転三転してるけど大丈夫?【某国政政党】

パタヤビーチロード界隈でレンタルバイク事業者による不法駐輪への指導強化だ。
ビーチロードにずらりと並ぶレンタルバイク、違法駐車による道路の占有を目の当たりにした旅行者も多い筈だ、特にマイクショッピングセンター前。
住民やバイカーから車両を止める場所が無いとの苦情を受け、急遽警察官が巡回し該当違反車両にタイヤロックを掛け取り締まりを行った様だ。

で、業者側の言い分だが「顧客側は周囲のショッピングモールなどに駐車すれば良い」との事だった様だ。
自分達は不法に道路を占有しておきながら、駐車したければ他に行けと言う事だ、この国に於ける法律とはその程度の扱いの様だw


常日頃政府・自民党、そして財務省を批判している主の記事で飽きている読者の方も多い筈だ。
と言う事で、たまには気分を変えて他政党も批判してみよう~w

まずは立憲民主党、主的にここはどうしても過去の負のイメージが払拭できない。
そう、旧民主党政権時代の負のイメージだ、政権能力、閣僚同士で意見対立、そして政府と党執行部での軋轢だ。
多頭連立だったので屋も得ない部分もあったと思う。
東日本大震災の対応については何とも思っていない、未曾有夕の災害だったので対応に不手際があったのは仕方が無い事だ。
ただ、もう1度選挙で勝利し政権与党としてチャンスを与えても良いと思っている。

でだ、今日の本題としてはこちら「日本維新の会」だろう。
「実を切る改革」を旗印に国民から支持を獲得してきていた国政政党だ。
元を辿れば自民党系の議員が作った政党だ、自民党大阪支部が分裂し「大阪維新の会」を結成したのが始まり。

何か信用できないんだよね~

事の発端はやはりり「関西・大阪万博」を巡る対応辺りからだろうか?
それ以前は主的には今後楽しみにしていた政党だった、新たな政党が「改革」を旗印に日本の旧態依然の政治を変えてくれるかもしれないと期待していた位だ。
「議員を途中辞職しても旧文通費が満額貰える」と問題提起した事に関し本格的に改革に乗り出したと思っていた位だ。
しかし、蓋を開けてみれば何事も無かったかの様に普通に自分達も慣例に沿って受け取っている。
そして、万博を巡る建設費用の増大、工事の遅れが表立って報じられた頃から責任を政府側に押し付ける発言がいきなり目立って来た。
そして、総理官邸にまで赴き協力を仰ぐ始末だ。

主導権握ったつもり!?

何と言っても日本維新の会を語らずして今回の「政治資金規正法修正案」は語れないだろうw
以前から与党に擦り寄る姿勢を見せていた日本維新の会(馬場代表)、「維新は第2自民党で良い」「与党入り排除せず」と発言していたので今回の出来事は別に不思議ではない。
そして、当初自民党独自の修正案を「抜け穴だらけだ」と猛批判し議論にもならないと鼻で笑っていた。
更には「独自案を修正するので協力(賛成)してもらえないかという話には一切のらない」と対決姿勢を鮮明にしていた筈だ。
ところがだ、「旧文通費改革」をバーター取引とし自民党修正案で合意に回った馬場代表。
しかも維新の会独自案では禁止としていた「企業・団体献金の廃止」は自民党案を丸飲み。
そしていざ合意と言う前段階では突然合意破棄を示唆した、その理由が「政務活動費の公開基準を50万円以上」とした自民党再修正案への反対表明だった…、そこなの?
時効を経過した「10年後の公開」に何の透明性が有るのか甚だ疑問だ、50万円では無く「10年後の公開」に反対しろよ!
独自案の「企業・団体からの献金禁止」「パーティー券購入禁止」は一体どこ行った?
この党(党首)は都合が悪るなると直ぐに立ち位置を変える傾向が強く感じられる。
「旧文通費廃止」「身を切る改革」と言いながら自分達も普通に活用してるし、所属議員の不始末も目立つ、昔の大阪維新の会の頃が良かったな~とつくづく思う。

さて、今回の件(茶番)を受け国民から維新の会の支持率が上がったのだろうか?
民主主義である以上「数は力」は正論だ、与党入りした方が政策を叶えられる可能性は遥かに高いのは承知だ。
なので自民・維新双方が擦り寄るのは理解できる、まずは国会での過半数が絶対に必要になるからだ。
しかしだ、この党は本当に「木を見て森を見ず」で言う事が二転三転する事が多い、いずれブーメランで自分に戻ってくると言う事を理解しておいた方が良いだろう。

改正案を巡り自民党国会議員の発言などをみていると、今回の修正案合意に於いて「公明・維新に譲歩し過ぎだ」と言った発言が目立っていた。
しかし主的には「K首相が絶対防衛線を死守し自民案を通した」と見ている。
「企業・団体から献金OK」「パーティー開催OK(5万以上購入で公開)」「政務活動費公開(10年後w)」、いずれも何の透明性も無ければ国民が望んだ改正案では無い、勝者はハッキリ言って自民党(K首相)だろう。
しかも、次回衆議院選で自公過半数割れを懸念し予め維新を取り込んでおく作戦だった筈だ。
明らかに敗者は「国民」と「日本維新の会」で間違い無いだろw

でも、次回衆議員選で「国民」は勝利する事も可能だ、もちろんその時の敗者は「自民党」と「維新の会」と言う公算が大きいw

ほらね!やっぱりだw

そしてバーター取引で得た「旧文通費の見直し」、突如自民党国対委員長から「今国会では間に合わない」と発言が飛び出した。
これを巡りもちろん馬場代表は「嘘つき内閣」だとまで言い始めた。
しかしだ、自民党側が言っていたとされる「首相が必ず今国会中に成立させると言っている、だから合意文書から期日は削除してくれ」と言う要望を受け入れた事自体に疑義が生じる。
期日を「国会閉会日」「今国会中」として残しておく事に何の弊害があるのか?
「今国会中に成立させる」と言う事であれば期日を残しておいて何も問題無いはずだ。
結局の所自民党側に最初から見直しをさせる意思は全く無く、維新の会が良い様にあしらわられたと言う事だろう。
そして、そんな要求を受け入れた事自体に馬場代表の交渉能力の無さが垣間見れる。

そして維新の会恒例の「自分達への批判の矛先をかわす為自民党批判をしている」と言うのがこの党で良く行われている事(戦術)で、今の状態だw
冒頭の「噓つき内閣」から始まり、手を変え品を変え与党・自民党を批判している。

維新の会からしたら「国民感情」<「政治資金規正法改正」<「旧文通費見直し」と言う考えの様だ。
国民からしたら政務活動費・旧文通費以外も含め「政治家が使う費用全て公開」が真っ当な意見だろう。
何がなんでも利権・特権は手放したく無い「自民党」、そして与党入りし利権獲得を目指す「維新の会」と言った構図だ。

まとめ

結局の所、この党を表す言葉としてしっくりくるのが「元自民党系」と言う事だろう。
口では「身を切る改革」「政策実現の為」と聞こえの良い言葉を繰り出しているが、やっている事が相反する事ばかりだ。

主が感じる維新の会の「国民に寄り添っているぞ」感、上辺だけにしか見えないんだよね…。
大阪・関西万博に政治資金規正法改正案、そして旧文通費見直し、今後どう言う結末を迎えるのか非常に楽しみだ。
馬場代表に吉村知事の共同代表体制…、麻生副総裁並みに腹黒そうな顔と茂木幹事長並みに性格の悪そうな顔w
 

本日もご愛読頂きありがとうございました。