ビザ要件変更、いよいよ開始へ【タイ入国情報】
- 2024.07.13
- 長期滞在/ビザ関連
靖国神社にスプレーで落書きし小便をした男・董光明(通称:鉄男)容疑者がJNNのテレビ取材に顔を出し答えていた。
「日本の警察は幼稚園児みたいなものだ」と語っていたがその通りだと思う、捕まっても不起訴相当等でお終いだ。
こんな事言われるから外国人の犯罪が減らないのが要因だ。
果たして日本の警察・公安・検察は今回の発言を受けどう出るのか非常に楽しみだw
で犯行動機は「福島処理水放出への不満から行った」と語っていた。
しかしだ、C国が日本の水産物輸入を禁止している反面、日本国内ではC国人が貸し切り団体バスで千葉や神奈川の禁漁区域に訪れ密漁(貝・エビ・カニ等)し持ち去る犯罪が一向に減っていない。
約50%のC国民が処理水の海洋放出に反対(不安)としていたがその発表数値自体が捏造では無いかと疑ってしまう。
毛寧報道官が何を言おうがもはやC国共産党主導部の意向など無視し信じていないと言うC国民の表れでもあるだろう。
日本のメディアはこういう時こそC国共産党主導部に対し上記の矛盾を直球で質問して欲しい。
そして日本の外務省もビザ免除措置の再開検討などせず、徹底した身辺調査を行った後にビザ発給と言う厳格化した手順に見直すべき時だ。
警察・公安・検察は徹底した調査を行い「軽犯罪での外国人不起訴率」をもっと下げるべきだ。
その行く付く先に「日本の治安を守る」言う事に繋がる。
続報が一切無かったので白紙になったと思ってたw
昨日タイ内務相報道官が「ビザ・入国要件の変更措置を7月15日に発効、官報掲載」と発表した。
ニュースソースはこちら⇨https://www.bangkokpost.com/business/general/2828056/
今回の内容は5月末突然発表された。
その報道翌日にタイ政府報道官がメディアを通じ概要を発表していたのですっかり6月1日から開始で間違い無いと思っていた。
ついでに言うと、在タイ日本国大使館からも同案内が通達されていたので信じていた。
そしてその結果「6月下旬か7月上旬に実施される」と追加発表がなされ今に至っているという結果だった。
ちょうど5月下旬頃、世界経済フォーラム(WEF)が「2024年の旅行・観光開発指数」を発表していた。
タイは去年36位だったのだが、今年は世界ランキングで47位と11位も順位を下げたと報じられていた。
GDPの20%を占める(違法風俗を含めると恐らくもっと高い筈だ…)と言われているタイの観光産業、ここへの投資が不十分と評価されての事だが現政権に対する批判の1つとなるかもしれない…。
まぁそういう意味では発表のタイミング的にはちょうど良かったのかも知れないが随分と先走った発表だったと言う事だ。
今回のビザに関する変更内容等は在タイ日本国大使館からもメールで概要の案内が届いていた、それを引用する形でお伝えする。
ビザ免除国拡大と緩和措置
1.短期滞在査証免除国の拡大及び滞在日数の延長
短期滞在査証免除対象国を93カ国に拡大し、日本国籍者を含む短期滞在査証免除対象国籍者のタイ入国時の滞在日数を60日(従来30日)に延長する。
アライバルビザ(到着ビザ)免除措置、今現在の19ヶ国から31ヶ国へ拡大。
一方既にビザ免除対象国となっている現在の57ヶ国を93ヶ国に拡大。
そして、今までビザ無し滞在期間が30日だったのを「60日間へ延長」との事だ。
こうなると、これからタイに入国し「NON-O」ビザを取得しようとする人にとっては非常に気軽になる。
延長を行えば90日間滞在可能となる、この間に口座開設をし2ヶ月間80万THBを維持すれば良い。
何も慌てる必要は無く腰を据えてビザ取得に励む事ができる。
ここで疑問となるのが既存の「観光ビザ」だ。
タイ入国前に取得する「観光ビザ」は60日間滞在可となっているのだがこれは延長されないのだろうか?
もしかして90日になる?
留学ビザ要綱緩和措置
2.留学査証終了後1年間の滞在許可
教育ビザでタイに滞在している者を対象に、高等教育・科学・イノベーション省による証明書取得者は、学業を終えた後の1年間、就職活動等を行うための滞在を認める。
学校卒業後(学位取得)、1年間タイ国内での滞在を許可する。
メディア報道では、この間に仕事に従事する事も可能とされている。
但し、従事できる業種はあくまでも「タイ人のみに認められている職業以外」に制限されているので注意が必要だ。
「DTV」を新設
3.デスティネーション・タイランド・ビザ(DTV)の新設
リモート・ワーカー、フリーランサー、ムエタイや格闘技を学ぶため等に滞在を希望する者のためにDTVを新設し、対象者は滞在期間180日とする、更に一度180日の延長を可とする。
デジタルノマドワーカー、フリーランス、リモートワーカー等々向けとなるビザの様だ。
手数料10,000THBで発行、有効期限は「5年間」、滞在可能日数は「180日」、10,000THBの手数料で更に「180日延長可能(1回の入国で1回の使用のみ)」とされている。
「他ビザへの切り替え」「2回使用する」と失効となるとの事だ。
発効条件として「500,000THBの経済的補償が必要」とアナウンスされている、これは恐らく預金残高(デポジット)の事と思われるので残高証明などが必須になるかもしれない。
そして、主的予測だが「タイ国内での納税義務が前提」と思われる。
こちらについての詳細は今後の続報を待ちたい所だ。
コロナ禍真っ只中には「STV(スペシャルツーリスト)」なるビザが新設されていた。
滞在期間は90日+2回延長可だった、今も現存するんだろうか?
長期滞在ビザ要件緩和措置
4.リタイアメント査証申請要件の保険内容の変更
リタイアメント査証申請要件として提示する保険証券の内容を、外来患者の治療費40,000バーツ以上、入院患者の入院費400,000バーツ以上が保証されるものに変更する
長期滞在ビザ(OーA)の健康保険要件が3,000,000THBから外来治療で40,000THB、入院治療で400,000THBに引き下げとの内容となっている。
この内容はコロナ前の要件(水準)に戻しただけの事で何ら緩和されていないに等しい。
ここで注意して頂きたいのは「NON-Oビザ」では無く「OーAビザ」と言う事だ。
即ち、タイ入国前に在外タイ大使館で取得する「長期滞在ビザ」と言う事になっている。
まとめ
1つ疑問が残っている…。
それは、今回発表された内容の「変更措置」「緩和措置」が一時的な物なのかそれとも恒久的な物なのかがハッキリしていないと言う事だ。
ビザ無し60日間に於いては「一時的に」と言う表現が使われメディアでは報道されていた。
とは言え、期限を明言していないので恒久的と捉えて良い様にも思う。
今回の件で懸念事項が1つだけある、それはフライト便の問題だ。
「C国人旅行客の復活」を掲げるているタイ政府、今回の措置もそれを後押しするのが狙いだ。
だが、肝心なC国~タイのフライト便が手配できず訪タイが停滞していると言う理由がある。
そうなると次に何が起こるか?航空会社は訪タイ旅行者が少ない国のフライト便をC国路線に振り替えると言う事だ。
つまり日本路線を休止しC国路線へ振り替えると言う事も十分考えられる。
タイ系の航空会社の動向は要注意だ、果たして影響は何処の国に及ぶのか…。
本日もご愛読頂きありがとうございました。
-
前の記事
WSとLKメトロ「AGOGOマップ」【2024.7版】 2024.07.12
-
次の記事
日銀による今年2回目の為替介入か…【TTカレンシー】 2024.07.15
コメントを書く