年末年始の海外(タイ)旅行動向【2023-2024】

年末年始の海外(タイ)旅行動向【2023-2024】

実は、今日はX’mas関連の記事を上げるつもりでいたのだが生憎二日酔いの為、急遽下書きしていた年末年始海外旅行動向の記事をアップする。
次回、X’masの様子を記事にまとめアップしますのでご勘弁を。


いよいよ始まる今年の年末年始休暇、概ね6連休と言う企業が多い様だ。
主の社会人人生の中で実に無縁だった大型連休だ、「お盆」「年末年始」「GW」、世間が連休で遊んでいる時は仕事が書入れ時に等しかったw
実に羨ましいと思っていたのだが、全ては学生時代に遊んでいた事でのしっぺ返しなのだろうw
それを真摯に受け止め社畜人生に励んでいた。

旅行会社や航空・空港会社がこの年末年始の海外旅行動向を発表した。
今回は、それらをまとめた記事だ。
各社の集計内容(数値)は若干前後しているので、大まかにまとめているのでご了承の程を。

コロナ禍以降の海外旅行回復傾向

コロナ禍前と比較し、国内旅行は90%超の回復傾向との事に対し、海外旅行は40%程度しか回復していないとの事だ。
申し訳ないが、国内旅行は政府が「全国旅行支援」の名の元にお金をバラ撒き後押ししてるだろ。
それに対し海外旅行に行く人は何のフォローもして貰っていない、これは関連企業でも同じだ。
数字だけの公表では無く、何故そうなったのかの分析もして欲しいところだ。

 


これだけ『円高』『実質賃金低下』と叫ばれている状況の中で800万人近くの人が海外へ出かけた。
恐らく「リベンジ旅行」と言う傾向で海外旅行に行き、「今年中にもう1回」と言う傾向が弱いのかもしれない。
まぁ~どちらにしても、今の世の中政府の後押し無く海外旅行に行けると言う人は金銭的に余裕が無ければ難しいと言う状況だと思う。

海外渡航先人気順位

こちらは大手旅行会社HISが発表した年末年始の渡航先ランキングだ。
1位と6位にはK国内が分かれてランキングに入っている。
なので、タイも4位のバンコク以外にパタヤとプーケットが別集計となっているのだろう。
1位のソウルと2位の台湾、いずれも近い外国と言う理由からだろう。
特に台湾は前年の7位からハワイ・グアム・バンコクと中距離観光地を追い越しランクインだ。
一方6位のK国釜山、近いのにランクダウンした理由は「ボッタクリ」の風評(事実?)の影響だろうw

他方、過去旅行先で常に上位にランクインしていた「香港」は軒並圏外となっている状況だ。
この要因は誰でも理解できるはずだ、1997年C国に返還され「香港特別行政区政府」となった為だ。
これ以降、海外旅行先としての人気に陰りが出てきているのが今も続いている。

2023年日本人の訪タイ傾向

下の画像は今年訪タイした外国人旅行者と日本人旅行者の状況だ。
12月はまだ確定していない為”0”となっている。
1年を通じた状況としてはコロナ禍以前と同じ傾向を辿っている。
年明け後から猛暑季の4月に掛け減少傾向。

8月にピークを迎え10月に向け減少、11月(乾季)からまた上昇傾向、そして12月は8月と同じくらいの日本人旅行者が想定される。
今年訪タイする日本人旅行者は11月末までで約72万人、12月を合わせ推定80万人超と予想されている。
これは2019年180万人の45%程度になる。
そして今年後半、タイ観光・スポーツ省が目標としていた85万人には僅かに届かずと言った結果になりそうだ。

人数こそコロナ禍前に及ばないものの年間の傾向としてはほぼ同じだ。
これは、即ち熱狂的リピーターは既に完全回復している事を意味している事だと思う。
しかし、「年に2回以上海外旅行に行く」(熱狂的リピーター)と言う事は非常にハードルが高いと思う。
残りは、「タイに行って見たい」「もう一度タイに行って見たい」と言う人がどれだけ行動に移すかだけだろう。
もちろん「時間が有ってもお金が無い」「お金が有っても時間が無い」とジレンマに苛まれている人も多い事だろう。

まとめ

さて、有給休暇を使ってもう既にタイ(パタヤ)に乗り込んで南国での休暇を満喫している人もいるのだろう。
生憎ここ数日は肌寒い朝を迎えているパタヤだが、日本からの旅行者からしたら過ごし易くよく寝れる日々だと思う。

そして期待していた「円高」だが、日銀の12月金融会合では「大規模金融緩和、維持」で結論付けた。
それを受け、また徐々に円安傾向だ↷
折角の年末年始の海外旅行に水を差す格好となった為替相場、「もっと空気読めよ!」と言いたいw

本日もご愛読頂きありがとうございました。