年末年始を目前にようやく円高傾向に!?【2023.12】

年末年始を目前にようやく円高傾向に!?【2023.12】

いや~、週末から今朝に掛け情報が試行錯誤していましたね~、日本でw
「官房長官更迭!」「官房長官更迭も検討」「内閣改造、安部派一掃」、色々見出しがあって面白かった。

こういった裏金疑惑で名前を出して公表するメディアも情報の信憑性を精査し報道しているとは思う。
しかし、現に憶測でありまだ何も決まった訳では無いにも関わらず「官房長官を更迭」を必要に叫ぶ与党中堅議員がいましたが、安倍派(清和会)の衰退を目論んでいるんだろうねw

安倍派は森元首相、小泉元首相、安倍元首相とここ数年に渡り永田町を牛耳ってきた名門派閥だ。
そして、今はそれに対抗すべき宏池会を源流とするK派(宏池会)と麻生派(志公会)が手を組んで政権を握っている。
そして今回のパーティーを発端とした諸問題だが本当に大学院教授独自による調査で発覚したのか疑問だ。
裏で糸を操る様に手ぐすね引いて待っていた黒幕がいるのではないかと勘ぐってしまうのが今の政治状況だ。
これは「永田町」だけの話では無く「霞が関」も含めた話だ。
特に長期政権となった第二次安倍内閣時、冷遇されていたのはどこの省庁だっけ?
そして現K内閣(首相)が突然言い始めた「減税」、これを極端に嫌がっている省庁はどこだっけ?
現K内閣が崩壊、最大派閥安倍派が崩壊、これで一番得をするのは果たして誰なんだろうねw

今は亡き領袖の名をそのまま受け継ぐ安倍派にとってはまさに今が正念場だろう。
もっと色々書きたい事、言いたい事は有るのだが長くなりそうなのでそれはまた後日にでもw


海外旅行フリークにとっても長期滞在者にとってもこの「円高」情報は朗報だ。
もちろん輸入大国「日本」に住んでいる消費者の方からしても朗報なのは間違いないだろう。
ただ、日本ではリアルタイムに感じる事はできない。
しかし、我々長期滞在者にとってはリアルタイムに実感できる。
買い物がてら「日本円に閑散すると…」等全て日本に物価と比較したがるのが長期滞在者の特徴だ、でないと「物価が安いタイ」を実感できないからだ。
これは旅行者でも一緒かもしれないが、我々は毎日これと格闘し完全に日課と化しているw

発端は日銀総裁のこの発言!

日銀の植田総裁が7日の参院財政金融委員会で金融政策運営について以下の様に発言をしていた。

「年末から来年にかけて一段とチャレンジング(挑戦的)な状況になると思っている」

「大規模金融緩和」「”0”金利政策」「YCC」の見直しと解除に向けた発言と言う事だろうか?
やはり”影響力のある人”の発言は違うね、直ぐに投資家が反応するくらだから。
これが今回一気に円高に振れた要因の様だ。

一方とある国の首相は、周りの意見を聞く事に集中するあまり決断が遅れ全てが裏目に出ている。
自分では何も決められない、「聞く耳」で情報を集め人の意見を集めようやく決断、先見性の無い首相にこのまま国の行方を任せていて大丈夫だろうか?

円/バーツ為替レート動向

日銀総裁の発言を受け対ドルは一気に円高に、しかしその後は反発しまた円安と繰り返していた様だ。
ただ、メディアが言う程円高が進んでいる訳では無い「やや円高傾向に」といった具合だ。


今はなんとか¥4.1を上回っている程度、そして既に足踏み状態だ。
グラフを見て貰って分かる通り、10月の上旬には終値で¥4.0を上回る目前まで進んでいた。
この時の要因は$1=¥150目前まで進んだ事で投資家が「日銀による為替介入」を警戒した為の値動きだった。

今回の値動き、実際に日銀が行動に移した事で起きた事象ではない。
あくまでも「植田総裁」の発言を受け投機筋が憶測から先行して動いたと言う結果論だ。
なので、このまま円高傾向に進すむかどうかは疑問だ、まだまだ暫く様子を見る必要があると思う。

まとめ

次回日銀金融会合は今月18・19日だ、もしかして少し早いクリスマスプレゼント貰える!?
そして、世間では春闘で労使側が大幅な賃上げを要求すると報じられてきている。
日銀が目標とする「2%(安定的)の物価上昇」、定期的な賃上げが実現可能なら目標達成との認識の様だ。
年末から来春に掛け一波乱二波乱起きるのかな?

そう言っていつも時期を見誤り悪いレートで換金している主なのだが…↷
本日もご愛読頂きありがとうございました。