『パタヤ航空』と『P80航空』が日本直行便を検討!?【航空情報 2023.11】

『パタヤ航空』と『P80航空』が日本直行便を検討!?【航空情報 2023.11】

また頓珍漢な事を言っている国会議員がいましたね…。
高市大臣が勉強会(次期総裁選を睨み)を発足させた事を受け、記者から質問された自民党中堅議員とされる人物だ。
「現役閣僚としてこのタイミングでの勉強会発足は不適切」と発言していた。
こいつもやっぱりバ○だな…、これ程支持率が下落してる状況であれば「沈みゆく船」から逃げ出すのは当たり前であり、次期政権に向けて動き出すのは至極当然である。

今国民が望んでいる事、それを理解しない(出来ない)国会議員というのは自分達の利権・特権にしがみ付いているだけの役立たずの証である。


さて、今回も「ウドンタニ―編」で長々引っ張ってしまったので記事ネタとして少し古くなっているのはご勘弁頂きたい。

突然ニュースで流れて来た「ウタパオ空港から日本直行便を検討」と…。
何の事だ?どこの航空界会社だ?と…。

『パタヤ航空』『P80航空』とは?そして「リアリークール航空」は?

「パタヤ航空」と「P80航空」、確か最近になって航空認可が下りたタイ国内の航空会社だと思う。
タイ国内でもう1社許認可が下りた航空会社があったと思うが、忘れてしまった。
両者共正確には「商業目的での許可」はまだ取得できていないらしい、これはリアリークール航空も同じだ。

2社の事はメディア報道で知っていたが、「所詮貨物便だろう」と思い時事ネタにも記事にもしなかった。
まして名前からしてウタパオを利用すると言うのなら誰でも想定できるはずだ、今のウタパオなら旅客便でも国内便限定だろうと鼻であしらっていたと言うのが実際率直な感想だった。
それが突然の「旅客便、日本直行便検討」報道である。

パタヤ航空(PATTAYA Airways)

2024年第4四半期にアセアン各国への就航を開始予定としている様だ。
こちらはウタパオ空港を拠点とすると既に発表されている。
と言うと、やはりコロナ禍前同様メインはC国路線を視野に入れているのは間違いないだろう。

そして報じられた日本便だ、展開図にも日本へのフライトが記されている、まさに待ちに待った日本⇔パタヤの直行便の開通が現実身をおびて来た。
東部経済回廊の高速鉄道とどちらの開通が先になるのか非常に楽しみな話題だ。

P80航空(P80Air)

同社はタイで12番目の富豪で知られるMahagitsiri氏が出資する新興エアラインとの事だ。
2024年第3四半期には新規就航を目指し、まずはC国路線を開設としている。
その後、機材の調達と合わせ日本・K国・欧州も視野に新規路線を検討開設するとしている。
ただ、現時点で利用空港はまだ何も明示されていない。
当初導入する機材はボーイング787ー800型機。
今後の動向はC国路線の需要次第と言った所だろう、しかし今の状況でC国路線への参入はどうなんだろう?
もちろんこのままの状況が続くとは限らない、場合に寄っては争点に反し悪化するかもしれない。
それなら確実なK国路線から参入した方が確実な需要が見込め、今後の展開がし易い様な気がするのだが…。

公式HPはこちらから⇨http://www.p80air.com/

リアリークール航空

度々記事に登場してきていた「リアリークール航空」、2024年2月としていた就航計画を延期とした様だ。
こちらは2024年第2四半期に延期と報道されている。
利用空港はスワンナプーム空港、
日本発着便は「成田空港」と「中部国際空港」を目的地として計画が進んでいる様だ。
導入機はエアバス機との事、そうなると一般的な流れから見て「LCC」で間違いないであろう。
どちらにしてもユーザー側にとって選択肢が増えると言う事は良い事だ、早期就航を願う。

そして、第一便は日本便のチャーター機で決定したと続報が流れていた。
タイ人向け団体旅行客からのスタートと言う事か、それならソンクラーン前頃からの運行開始が想定される。

公式HPはこちらから⇨https://www.rca.space/

FSC、燃料サーチャージは各社共に値上げに↷

もう既に皆さんご存じの筈だ、12・1月購入分チケットの燃料サーチャージ、FSC3社共に値上げとなった。
さらに、サウジは「自主減産を継続する」と表明している、先行きは真っ暗だ…。

以下、航空会社:10/11月発行分・12月/1月発行分の燃料サーチャージ価格(片道)だ。
JAL:¥17,900・¥24,700、¥6,800の値上げ。
ANA:¥15,500・¥21,500、¥6,000の値上げ。
TG:75米ドル・110米ドル(日本円で約¥16,500)、約¥5,250の値上げ。

前回添え置きとしたタイ国際航空も今回は値上げ然りだ…。
一方、いつの間にか日系ではANAの方が安くなっているのだが、これはANAがランクを細かく分けた事による影響かと思われる、失礼ながら詳細は不明だ。

スワンナプーム空港、自動パスポート管理システムを外国人にも拡大へ

こちらは今朝流れてきた情報だ。
タイ入国管理局が、外国人も使える「自動パスポート管理システム」を導入すると発表した。
これにより、1時間当たり約5,000人だった処理能力を約12,000人まで拡大できるとの事だ。

利用開始予定は12月15日から、現状の16台から40台に拡大される様だ。
当日日本への帰国を予定されている方、念の為早めに空港に行って手続きした方が良い様な気がするw

まとめ

タイではタイ国際航空が間違い無く「親方日の丸」状態だ。
故に新規参入組はまず間違い無く「LCC」であろう事は察しがつく。

しかし、ここに来て本当に活況な航空業界なのだが如何せん頼みのC国人旅行者が思いの他伸び悩んでいるのが実情の様だ。
航空会社側で機材の調達が難航しC国路線の再開が遅れているとの報道もあるが本質的な問題は不明だ。
ことC国国内の状況が不透明で正確な情報が把握できない、まさに情報統制を強いているお国柄故の問題だ。

本日もご愛読頂きありがとうございました。