初!ウドンタニ―滞在Part-3【滞在日記】

初!ウドンタニ―滞在Part-3【滞在日記】

K首相の肝入りの「所得税4万円定額減税」、財務省の鈴木大臣が「原資が無い」発言をして物議に。
更に「過去の増えた税収は国債に償還に充てられた」と発言、どこまで財務省主導政治なんだか↷
一部では財務省から梯子を外された格好との批判だが、4万円はバラ撒くのでは無く還元(控除)であって原資は不要のはずだ、所詮財務省に言わされているだけの大臣である。
更に言うなら、本当に原資が不足していると言うのなら国会議員歳費を削れば良いだろう、政府と役人による無駄遣いを削れば良いだろう。
そんな事もせず結果論で「国債発行で穴埋め」発言である。
どうせこれもまた財務省に言わされてるんだろう、国民が「財政破綻が心配だ」「借金が増えて心配だ」と考える様に誘導しているだけだ。
結局口で言うだけで数値的根拠として一切資料を開示しない財務省である。

そもそも、K首相は「増税収分を国民に還元」としていた、所が今では何故か「一部増税収分…」と報じられている。
即ち財務省からの圧力で言葉を付け足したのだろう。
何が何でも減税には反対の財務省、政権を左右するのは財務省の意向次第か?
いつまでこんな馬鹿な政治(官僚主導)が続くのか↷

そして更に国民感情を逆なでしているのが「国家公務員特別職の給与増額案」だ。
そもそもこの法案自体は今国会開催初日に提出されている、今頃になって騒ぐ与党側にも呆れる。
そして同様に、K首相の国民感情を逆撫でする政治姿勢に甚だ呆れた。


さて、ここからは2日目を迎えるが実は今回の滞在での本番でもあった様だ。
もっとも、主はそんな事すら知らずにのんきに朝から庭でタバコ片手に佇んで居たのだが…。
前編「Part-2」はこちらから⇩

ここでTictokerの登場である!

さて、ここに来ていよいよTictokerの登場である。
2日目の朝、メーの車も無くドラミちゃんの顔も見当たらない、どこか買い物でも出かけたのだろう。
そしてお昼前に帰宅、しかし後部座席から降りて来たのは「BⅤLGARI」の紙袋を持参し目深に被ったキャップ、黒のサングラス、パーカーにショート丈のパンツから伸びた白く長い脚が綺麗なさながら色白のモデルの登場だった。
キョトンした主の方を見る也「主~、HowAreYou」である…、はぁ?である。
瞬時に思い出そうとするも思い当たる節は一切無い、何とか「I’mFine」と答えつつ必死に冷静さを保つ。
それを見て笑うTictokerであった。

帽子とサングラスを取りようやく把握した、バンコクの大学に通っている妹(従妹)だと。
「今朝の飛行機で帰って来て、空港まで叔母さんが迎えにきてくれたんだ~」
「ウドンタニ―での生活は楽しい?周りに何もないでしょw」
と矢継ぎ早に話し掛けてきたが、いかんせん美貌に翻弄されっぱなしの主だったのである。

このTictoker、以前嬢がしていたグループ電話で挨拶した事が一度だけあった。
その時は普通の女性だと思っていたのだが、目の当たりにするとこの田舎町には不釣り合いな綺麗で派手な女性であるw
何とか心の声を知られぬ様に接する主、しかしTictokerも実に人懐っこい人だった。
そして何より偉いとおもったのが、ラフな格好に着替えたと同時に竹ボウキを持ち庭掃除を始めた事である。
これは到着して早々の話である。
確かに庭はゴミと落ち葉で汚れていた、それを黙って見過ごさないTictoker、今どきの若者とは到底思えない、ブルガリの紙袋持参で来たさながらモデルとは思えない行動、実に親族思いな出来の良い子だった。
この時、内心では「嬢も少しは見習え!」と思っっていたw

ただ残念な事に中国人の彼氏持ちであった。
ただ愚痴っていた、「彼氏はウドンタニ―に誘っても絶対来ない」「虫(蚊)と暑いのが嫌いだ」と言う。
そしてTictokerも酔って不機嫌になると決まって言うのが「主、タバコ~」であったw
そう、嬢・Tictoker・トラブルメーカーの中で主の存在とは「タバコ持ち」で完成なのであるw

しかし気がかりなのはやはりC国人の彼氏だろう…。
C国を離れ留学している時点でお金持ちなのは明白だ、しかし何故「タイ」を選んだかだ。
日本人のお金持ちとは桁が違うC国人富裕層、「留学」「C国脱出」にしても他に良い国は沢山あるのに「タイ」である、実は小金持ちで何か裏が無ければ良いのだが…。
そして、このTictokerには夜の世界に迷い込まないで欲しいと切に願うw

嬢の知人・友達・お姉さん、数多くの女性と知り合った、もちろんこれは嬢の数にも比例し増えていく事だ。
しかし、今まで名前も覚えなければ連絡先すらも交換していない、何故なら無駄なトラブルを避ける為の防衛本能が働いていたからだ。
しかし今回だけは別にしてLINEを交換しておけば良かったと今になって後悔している↷

因みに今回誘ってくれた嬢、実に嫉妬深い嬢なのだ↷
スマフォで色々入力していると「何しているんだ?」「誰と話しているんだ?」と尽くチェックしてくる。
終いには「画面を見せろ!」とまで言ってくる始末だ…。
本当に人選を誤ったと後悔している↷

「こういう女性と結婚したい!」と思った理想の女性現るw

さて、前項では田舎町に不釣り合いな女性が登場したので、ここでもう1人改めての紹介だ。
「女性は見てくれが大事」と常々思っていた主なのだが、この女性に会ってからその考え方が一変した。

なんとそのお相手は、小学校4年生?5年生?の女児であるw
冒頭の人物紹介で出て来た「ドラミちゃん」、そしてシスターの子供がその子だ、多少ぽっちゃりしているが可愛い系である。
丁度ウドンタニ―に訪れていた頃が夏休み終盤だった、この地域では10月一杯休みだそうだ。
そんな事も有り、嬢のグランパの介護も含め母親と寝泊りしに来ていた。

親族が多く集まる中で子供達は僅か5~6人だけ、その中でのドラミちゃんが年長者だ。
そしてこの子が本当に良く働く、食事の手伝いに洗い物、更に洗濯と母親のお手伝いを良くしていた。
「主、洗濯するけど一緒に洗う服ある?」と甲斐々しくて涙が出そうだった。
そして時々他の子供達共仲良く遊び、主にも普通に懐いてくれていた。

そして上記でも書いたが、女帝やメーが嬢に何か指図をすると決まって嬢は「ドラミちゃ~ん」と呼びつけていた。
そう、言いつけられたことをドラミちゃんに代わりにやって貰おうとしていたのだ。
それでも嫌な顔せずお手伝いを熟すドラミちゃん、本当にTictokerと一緒で良くできた子だ。
ここでもつくづく思う、「嬢も少しは見習え!」っと。
そしてやはり人選を誤ったと後悔しているw

因みに、嬢とTictokerははぞれぞれ子供達から「メー○○」と呼ばれている。
○○にはそれぞれの名前ね。
何故かと言いうと2人がまだこちらに居た頃、この子達の母親が忙しい時は代わりに子供の面倒を見ていたからだそうだ。
この地域(親族)ではそうやって子育てするのが一般的な事だと教わった。

そんなこんなでこの家ではあちらこちらで「メー」と聞こえる。
誰を呼んでいるのか?多分声で聞き分けているのだろうと思った。
因みに主は全女性を「メー」と呼んでいた、それ以外の呼び方が全く分からないからであるw

これって「本家詣出」と言うのでは?

親戚一同が集まるイベントとなったこの日、日本で言う所の差し詰め「本家詣出」と言った所なんだろう、これは主の父方の田舎で今でも残っている風習だ、必ず年始に挨拶に行くのが習わしだ。
前日と何も変わらない午前を過ごしていたが、午後から知らない人が引っ切り無しに訪れグランパの様子を見て挨拶をし、そしてご馳走を食べ昔話に花を咲かせていた。
もちろん主を見て「なんだこいつは?」と訪れた全員が思っていたというのは簡単に察しが付くw

訪問客との血縁関係はさっぱり分からない、嬢も「キーキアット」が炸裂し説明すらしなかった。
しかしそこは抜かりは無い主、頃合いを見ては挨拶をしておいた、そして皆が嬢に向かってなんか言っていた。
恐らく「おっ!嬢、日本人騙して連れて来たかw」「今回は日本人か、金持って無さそうだな~w」等々言っていたのだろうw
因みに訪問客、皆どうみても主より年上のお姉さま方ばっかりだったw
そしてウドンタニ―滞在中、ほぼ全員が毎日の様に訪れて来ていた。

これって、マスオさんの品定めだろw

さて日中する事が無いとスマフォを弄って過ごしていた主です。
タイ語の会話の中に入っていける程語学能力は高くない、そしてその結果、犬と遊ぶか子供と遊ぶか、はたまたスマフォを弄っているかに限られてきていた。
まぁ~こちらとしても犬は大好きなので問題無い、唯一の難点はジャレて遊ぶ時に必ず歯を剝き出しにして足に噛みついて来る事だ。
もちろん本気では噛まないので歯が刺さって血が出る事はない、甘噛み程度だ。

そしてこれ幸いにと、親族達は主に子供係と犬係と狙いを定め押し付けてくる始末だったw
まぁ~親族が大勢集まる中で各自役割分担が有り子供の面倒を見るのも大変なのは理解できる、「郷に入っては郷に従え」だ…、ん?
食べ物欲しさに居間に入り込む飼い犬、それを阻止したいグランマとメー、「主~」と事有る毎に呼ぶ始末だったw

そして訪問客が帰った後は後片付け、とは言え各自が各々役割で熟しているので主は何をしたら良いのか不明で手持ちぶたさになる。
取り敢えず、玄関と言う名の食事場所の床を箒で掃除と水洗いをしてみた。
そしてそれを見て褒めてくれたメーとグランマ、明らかに客扱いでは無くマスオさん扱いだw

金を出し手を出し、そして僕として働かされる為に主はウドンタニ―に来たのか?
これは、主の考え方がまだ自身で「旅行」「お客」と捉えていたのかもしれない。

因みにこの家の飼い犬の名前は「ポー(雑種)」、皆「ポー」と呼んでいた、当たり前である。
もちろん其れを聞いて主も「ポー」と呼んでいた、しかし子供に言われた「ポーじゃない、ホーだ」と。
その後何回聞いても「ポー」にしか聞こえない主、でも主が呼ぶ時だけは「ホー」だw
難し過ぎるタイ語の発音と声調、絶対習得出来ないと自信に繋がったw
そしてもう一匹は「キキ(チワワ?)」メーの飼い犬だ、初めて会った時に手を出して撫でようとしたら威嚇され噛もうとしてきた。
の筈が夕方になる頃には、メーが忙しく家事をしていると主の足元に来て「抱っこしろ」と懐いていたw
 

嬢達は職業柄やっぱり接客係扱いの様でw

で、主と異なり嬢とTictokerの若手2人はと言うと、完全に訪問客に対しての接待係だったw
いやいや言い方が悪い、親族を迎え入れるのに接待も接客も無い。
訪れる人の9割は主より高齢のおばちゃんだ、皆赤ちゃんの頃から知っている間柄、和気藹々とそして昔話に花を咲かせて過ごしていたのだろう…、と思う。
更に、久しぶりに逢う親戚もおり本人達も楽しんでいる雰囲気だった。
でもそこは我儘な嬢達である、疲れると外に逃げてきては「主、タバコ~」である。

しかし、2人とも良くできた若い女性だと思った。
年齢が全く異なるお婆ちゃんやお爺ちゃん達と和気藹々と会話し過ごしていた。
主が田舎に居た時、そう言った人達ともあまり会話せず過ごして部屋に籠っていた事が多かった。
嬢は職業柄得意なのは何となく分かる、一方のTictokerは…、果たして本業は何なんだろう?

ちょっと「接待・接客」なんて意地悪な書き方をしてしまったが、親族の女性陣は皆役割分担し過ごしていた。
接客は女帝を筆頭にメー、そして嬢とTictokerの役割と言った感じ。
ここで疑問だったのがやはりメーを含めた4姉妹の状況だ、通常で有れば長女が接客係だと思うのだが…。
メーを除いた3人は家が比較的近所なので親族とは頻繁に顔を合わせていたのかもしれない。

姉妹や他の女性陣(概ね主と同世代か少し上の年齢)は裏方がメイン、洗い物担当だったり調理担当であったりだった。
で、手の空いている時に主の元に来てビールを飲むの繰り返しだったw
 

で主は何しているかと言うと、やる事が無いので庭でボーとスマフォを弄って過ごしていた。
まさにタイならでは風物詩、働く女性と遊んで過ごす男性の構図の出来上がりだったw

田舎暮らしでの遊び?

てっきりタバコを買いに行くんだと思ってサイドカーに乗り込んだ主、明らかに見渡す限り畑の中を突き進んで行く。
 
そして、見事にスコールに逢い急遽近くの畑小屋に避難。
そして数分後、小雨状態になったと同時に女性陣が驚きの行動に出た!?

なんと用水路に入って沢蟹捕りに夢中だw
嬢とTictokerは奇声を挙げながら必死に手掴みだ、「居た~!」「そっち行った!」「そこそこ!」「痛い!」等々、主は高みの見物で大爆笑していたw
一方シスターは平然と捕まえていて物怖じしない、年の功なのか日常生活なのか?
そして主は…、嬢達のカバンやサングラスを持たされる役ですw

主達も子供の頃に夏に遊んだ事と言えば川遊び、魚を捕まえたりして遊んでいた。
田んぼに入ってはカエルを捕まえ、鯉を捕まえたりしていた。※鯉を捕まえる?これが分かる人は田舎者だw
稲刈りの季節が近くなるとイナゴを捕まえ佃煮にして食べていた。
しかし、この若い女性陣が今も現役でこう言った事をしている事に唖然としましたね。
もちろん、これは遊びでは無く食事を確保する為の生きる術だと言う事は後で理解した。
しかし現役世代の若い女性が臆する事無くこう言った行為を行う事には本当に感服させられた出来事だった。
だって、主でさえ一瞬躊躇してしまう行為でしたからね~w
 

因みに、Tictokerと言う呼称はこの時の出来事から選んだ。
雨宿り中の小屋の中でTictokを撮影し、更に沢蟹捕り中にも撮影していた従妹だ。
どう見ても映えない状態なんだけど、後で編集した動画を見せて貰ったら完璧に仕上がっていたw
全投稿を見せて貰ったが実際Tictok投稿はまだ6~7件程度だった。
 

因みに、大量に獲れた沢蟹だが、素揚げにしておいしく頂いた。
ウドンタニ―滞在で一番美味しいと思ったのは間違い無くこの素揚げの沢蟹、ビールのおつまみにピッタリだったw
我ながら実に安上がりな男だとつくづく思ったw

「おもてなし」では無く普通の日常だったw

タイ人って本当に1日何回食事しているんだろう?
到着した当日の午後、庭の大きな樹の下にあるテーブルに招かれ宴をした。
てっきり主の歓迎会だと思っていたのだが、実は違っていたらしい…。
とは言えその場で皆と自己紹介、嬢がこの人は誰の子供だ、お姉さんだ、妹だと人通り説明してくれた。

そこで紹介された人は毎日家に来て何かしら家事の手伝いをしてくれていた。
午後のマッタリした時間、ソムタムを肴に座談会の開始、これは実はあり触れた風景だったw
 

そしてこの木の下にある大きなテーブル、イサーン地方のどこの家庭にも庭先に必ず有る必需品だ。
立って食事をする、これに腰掛けて食事をする三者三様の様式だ。
日本ではテーブルに腰掛ける事はダメと教わったがこちらではOK、これがタイスタイルだ!
家の中では無く、外の風通しの良い日陰に設置し皆で寛ぐ場所だ。
訪問客が多く溢れるような場合はこちらも利用する事も。
この家ではリビングに人が溢れ、玄関に人が溢れ、敷地に人が溢れた場合にここが活用されていた。
場合によっては、主の様な爪弾き者の男性陣の憩いの場=酒盛り場とも言うがw
 

折角なので、ここで田舎での食事事情を。
田舎でも基本は朝・昼・晩の3回の食事なのだが如何せん主はそんなに食べない、これはパタヤ生活でも一緒だ。
そもそもパタヤで朝起きても、その日最初に食事をするのは決まってお昼頃と言う生活だ。
朝はコーヒーとタバコさえ有れば問題無い。

そして迎えたお昼、イサーン地方お決まりのカオニャイとおかずで昼食だ。
お次は3時のおやつの時間だw
これでもかっていう位の大皿で出されるソムタム、主様に辛さ控えめで作ってくれているw
そして夕飯。
ここでも主は基本ビールとつまみが有れば問題の無い生活、むしろ必須事項だw
非常に少食の主、故に流石にグランマとメーが心配していると嬢が言っていたので「マンぺンライと伝えて」と言っておいた。

味付け…、これは流石イサーンならではで全てが辛い…、汗が噴き出る辛さだ↷
「イサーン料理は辛くないと美味しくない」と皆口を揃えて言っていた…、いや、それだと味の特徴が「辛いだけ」だと思うのだが…。

故に、場合に寄っては主様に同じ物を辛くない味付けのおかずを作って別皿の盛って出してくれていた。
すまない…、これだけは「郷に入っては郷に従え」に反する行為だが我慢できなかった…。

こちらは夜のムーガタパーティー…、庭にゴザを引いたパーティー会場だw
Tictokerのオリジナルブレンドタレで食べさせて貰った…、しかし一発で撃沈した…↷

まとめ

毎日する事が無くても飽きないイサーン地方での滞在だ。
理由は非常に完結明瞭だ、昼間からビールを飲み犬と戯れ子供と一緒に遊んでいるだけで時間が過ぎていく。
これを毎日続けても問題無いかと言われるとまた状況が異なるとは思うのだが…。

しかし現実問題として「ネオン」が無くても楽しく生活ができだ事に主自身も驚いている。
古き良き日本、それを今でも体験できるイサーン地方、童心に帰って遊べる事に感謝しかない。

本日もご愛読頂きありがとうございました。
そして、次回はいよいよウドンタニ―最終章である、乞うご期待を。