初!ウドンタニ―滞在Part-2【滞在日記】

初!ウドンタニ―滞在Part-2【滞在日記】

さてさて自民党の議員さんはどうするのかな?
またまた支持率が下落の政府・与党、30%を割り込んだそうだがいよいよK首相降ろしの幕明けか?
とは言え、各派閥から首相になれそうな人は居るのか?それともこのままズルズルとK首相続投で行くのか?
どちらにしても自民党にとっては決断の時、このまま何の対応をしなければ国民に見放されるだけ。
利権に縋り付きたい当選回数の浅い若手議員は死活問題でしょうねw

人材・後継者不足と叫ばれる各企業ですが、これは党・派閥も同じ様で。
過去の政権・政策の失敗が今になって露呈した言うのが現実問題でしょう。
「世襲の禁止」「財務省解体」、これらを実行できる人材に後を託して欲しいですね。


さて始まったウドンタニ―編ですが何とか執筆が終わった、このまま最後まで連続でお届けしたいと思っている。
但し問題が残っており、このウドンタニ―編の終わらせ方に苦慮しているのが実情だw

申し訳無いが、気長にお付き合いをお願いしたい。

最初(前編Part-1)から読みたい方はこちらからどうぞ⇩

嬢達がウドンタニ―へ帰省する目的とは?

さて、肝心な嬢達は何故ウドンタニ―へ帰省する事になったのかと言う事だ。
主は深く考えていなかった、ただ友人達と日程が合わさったから一緒に帰るだけだとおもっていた。
ところがであった…。
嬢のお爺ちゃんグランパが先月上旬に体調を壊して寝たきりになって自宅介護状態になっていたらしい。
そのお爺ちゃんが「嬢に逢いたい…」と懇願していた様だ。
そして、丁度先月末にウドンタニ―版コムローイが有ると言う事で親族と相談し帰省しようと言う事になったのが経緯だったらしい。

ここでウドンタニ―版コムローイ祭りについての説明…、と言っても憶測なのだが。
タイで有名なコムローイ祭り、チャンマイで開催される灯籠版熱気球を上げるお祭りだが毎年ロイクラトンと一緒に開催されるのが特徴だ。

毎年タイ旧暦の11月頃の満月に行われるのがこの「ロイクラトン」、今年は今月末に実施される
1年間の災いと病気などを灯籠と一緒に川に流して健康を祈願、パタヤでは毎年海に灯籠を流しているイベントだ。
そして、この日に合わせ家族や親せきが一堂に介す、さながら日本のお盆の様な物だ、ちょっと違うな?
しかしウドンタニ―市内から外れた嬢の田舎の村では、丁度1ヶ月前のこの訪れた時期に花火をした。
正確には何の日だかさっぱり把握していないw

嬢の田舎町では各家庭で花火を挙げて楽しむのが一般的で、この日は各家庭が庭先や玄関で花火を打ち上げる、子供の為のお祭りと言った感じだ。
丁度小学校の夏休みも終わりを迎えるタイミング、日本と同様夏休みの思い出作りには持って来いの時期だ。
因みに数日続くのかと思っていたら、当日のみで翌日に花火を上げている家庭は一切無かった。

さて、そんな事とは露知らず嬢と一緒に帰省してしまった主なのだが、果たしてどんな事が待ち受けているのか…。

到着後、まずはタンブンから開始だ!

家に到着した時間、正確には5時半前だ。
何故覚えているかと言うと、朝の5時半に村内放送(お経?)が流れて嬢に質問したからだ「これって毎朝流れるの?」と。
答えは「日曜日だけ、今日だけ」だった、しかしその後毎日5時半に村内放送が流れていた…w
因みにこの家では鶏を飼っている、鶏小屋では無く放し飼いだ、もちろん嬢に聞いた「これは食べますか?」と。
恐らくだがオスは食べない、メスは食べると言っていたと思う。
そして何を隠そう、朝3時過ぎには一番鶏が鳴き始めるからいい迷惑だったw
部屋の窓と扉自体がガタガタで隙間だらけ、しかもその部屋の近くで普通に鳴く、完全に安眠妨害だw

話を戻して、村内放送が終わる頃に家の中から出て来たのはメーとシスターとドラミちゃん。
いずれもは家族電話で面識は有る、簡単に挨拶を済ませると3人共玄関前と道路を掃き掃除をし始めた。

お次は、市場で買ってきた食材(主に野菜類)を小袋に詰め分けていた。
そして僧侶が遠くから歩いてきた…、各家庭の前で皆何かを僧侶に渡している、これが噂のタンブンか!?
家の近くに来た事で履物を脱ぎ、小分けした袋を持ち道路に並ぶシスターとドラミちゃん、それを見て慌てた主もメーにOK?と聞いて一緒に参列してみた。
 

そして夕方には嬢の家族のお墓参りも行ってきた。
「お姉さんが眠っている」と説明してくれた嬢だが誰のお姉さんか覚えていない、ごめんなさい。

ちゃんとお墓に向かってタイ式の挨拶をした主、それを見た親戚の叔母さんが一言「ちゃんと知ってるじゃん」と。
常識を兼ね備えた主をちゃんと披露してきた。
 

田舎町、そして田舎暮らしとは?

朝のタンブン後はひと眠りし、お昼前には起きて来た。
この村、GoogleMapで見ても小じんまりとした街だ。
直線距離で3~400m位だろうか、三本が並走しその道同士を繋ぐように横道が数多ある街並み。
近くのコンビニ?車で20分位かかるそうだw
 
しかし村には小さな雑貨屋さんがいくつも有る、1つの雑貨屋さんでタバコも売っているしガソリン(瓶売り)も売っている、もちろんビールも売っているので基本買い物には困らない。
至る所にクイッティアオ屋さんやスムージー屋さんも有る、親からお小遣いを貰い買いに来る子供達に大人気だ。

家屋はアパートは一切無く全て一軒家だ、ただ古い家が圧倒的に多い、明らかに貧困地帯なのだろと察しはつく…。
そして必ず各家庭は鉄格子でできた門扉を設置、これは野良犬が入ってくるのを防ぐ為だろう。
 

折角なので、この野良犬の話題を一つ。
招かれた家でも犬を飼っている、そして暗くなると家の鉄格子を挟んで犬同士がよくけんかをしている。
家に入るのを阻止しようとする飼い犬、中に入って何か物色したいと思っている野良犬と言った構図だろう。
喧嘩を収めようと飼い犬の頭を撫でる主である。
しかしよく見てみると飼い犬が門扉の外に居る?では主が頭を撫でている犬は誰?である。
全く知らない犬を撫でている主、「お前誰?」ってツッコミ1人で爆笑してしまったw
この野良犬もまた人懐っこくその後も普通に主に頭を撫でさせていた。
門扉、立派な造りだが家の裏から普通に敷地内に入って来れるつくりだ、田舎ならではであるw
なので、飼い犬が道を挟んだ反対側の家の鉄柵の中からこちらに向かって吠えている事も多々あったw

そして、ここからは招かれた家の状況だ。
まずは玄関(=主達の食事場所だったw)、その奥はすぐリビング(女帝とグランパが寝ている大部屋)。
 

お次は主が寝ていた寝室、気を使ってくれたのだろう、エアコン付きの快適な部屋を準備してくれていた。
但し、パタヤでの主はエアコンは使用しないで寝ている、理由は風邪(扁桃腺が腫れる)をひくから。
これはパタヤに来て2回味わった経験からだ、窓を閉め切ってエアコンを使用して寝ると、必ず翌朝扁桃腺が腫れていた↷
それ以降エアコンを使って寝る場合、窓は全開でカーテンだけを閉めて寝ているのだが、ここではそれも出来ない…、心配だ…、何故なら先日からの鼻水がまだ止まっていないから…。
そしてもう一つの特徴、全室床がタイル張りと言う事だ。
これは暑いタイではヒンヤリとしてとても気持ちが良い…、但し寝るには最悪だ、しかも煎餅布団だから次の日の朝起きた時には体中が痛くバキバキだったw
もちろんご飯を食べる時もリビングで寛いで胡坐をかいている時も、脚とお尻が痛くなるw
因みに川の字で3人で寝ていた、奥から「主」「嬢」「Tictoker」の順だ。
そしてまさかのキティーちゃん柄の布団、大の大人が3人共完全にお子ちゃま扱いであるw

お次は炊事場…、薪を使った調理場だ…、その後ろには洗い場がある…、ここは昭和初期の日本なのか?
やはり水は貴重な様で、ある程度洗い物(食器類)が溜まってからでないと洗わない。
しかし心配無用です、ちゃんと大型冷蔵庫も完備されガスコンロも備えた炊事場が有ります、但し使っている所を見た事が無かったがw

そして最後はお風呂場…、シャワーガン付トイレと併設なのだが…。
始めてトイレを案内して貰った時はこれは手を洗う場所だと思っていた、ところが嬢にシャワーしたいと伝え連れてこられたのがここだった、まさに水桶だ…。

一日の中で何より好きだったのが、寝起きの朝にこの人通りの無い道に出てタバコを吸うのが好きだった、気持ちが良かった。
そして通りかかるトラクターの叔父さん、毎日顔を合わせるから普通に挨拶を交わしていた。
因みに、トラクターの後ろを走るトラック、ボンネットの中にはトラクターのエンジンが搭載されていたw
 
朝は連日快晴だったがここまで青い空はパタヤではまず見れない、PM2.5と排気ガスの影響だろう。
しかも雨上がりでもまず無理だ、これからの乾季に入れば尚更見れない。
しかしここウドンタニ―の田舎では月付きの晴天が拝める、これだけで毎朝テンションが上がる。

これは女系家族の弱さが要因か?

主の日課、それは街をブラブラしたり近所の寺院を散策するのが日課だった。
別に1日で全て見て回れる大きさの街なんだが、そしてそんな時に事件は起こっていた!
 
なんと、お坊ちゃまがハンモックから落ち頭を怪我し流血したと騒ぎになっていた様だ。
もちろん主は神社などを散策中の為、そんな事件が起きているとも知らずに。
ついでに言うと、ウドンタニ―滞在中はスマフォはサイレントモードにしていた。

家に帰る也嬢から言われた「LINE」と、そしてそこに書かれていたのが「今どこに居るの?」「ヘリコプターが落ちた」「病院へ行く!」だった…、意味わからんw
そして30分後病院から帰って来た半べそ状態のお坊ちゃま…、そんなの唾付けておけば直るよと思う程の小さな傷だったw

皆テンションが少し低い様だったが主はこっそりと嬢に言った…「男の子なんだから大丈夫だ、放っておけ」と。
確かに手当をしなければ傷の治りが遅くなり、傷口からバイ菌が入って悪化する事は理解している。
しかしである、女系家族の性なのか少し過保護にし過ぎの様な気がする。
これが女児だったら分かるが男の子である、もっと自由に遊ばせ怪我ぐらいで一々騒ぐなと思った。
だから我儘なお坊ちゃまが誕生するんだとw

このお坊ちゃま、主に懐いてくれるのは良いんだがいかんせん暴力的に懐くのだ、これは以前の「子連れデート」での子供も一緒だった。
イサーンに残され、周りに男性(父親)がいなく遊ぶのが同世代に限られている性なのか、「殴る」「蹴る」「おんぶ」に「抱っこ」、そして「首に纏わりつく」と如何せん力仕事になるのが男児のお守だった。
子供を持った事が無いので分からないが、これが男児の懐き方なんだろうか?甘やかされているんだろうか?
「おんぶに抱っこ」は分かる、主の甥っ子もそうだった、しかしもっと楽に遊んでいた記憶があるのだが歳の性なのだろうか…。

でも、実はとても怖い女系家族集団だったw

上記の話題と異なり、こちらでは鬼の形相をした女系家族を知ってしまった…。
しかし、これは本当に可哀相だと思った…、飼い犬がである↷
躾の為とは言え度を越した指導なのでは無いかと思ってしまったが、これも「郷に入っては郷に従え」である↷
それは人間の食べ物をつまみ食いした時や部屋(リビング)から追い出す時に行っていた行為だった。
因みに、床がタイル張りで冷やりしていて気持ちが良いのは飼い犬も承知済だ。
そして躾で使うのが長さ1m、幅2cm程に割ったの丈の棒、それで渾身の力で叩くのである。
もちろん「キャンッ」と泣いて逃げ回る事も有れば、お腹を見せて降参する場合も有る…。

これはグランマもそう、4姉妹もそう、そしてまさかのTictokerもそうだった…。

主も言う事を聞かない場合は首根っこを持って力づくで引っ張って行く事もあった、口先を握り力づくで引っ張っていく事もあった…、ただ竹の細い棒はかなり痛いと思うよ…。
そんな光景を見た際には、後で隠れて必ず頭を撫でてあげていた主である。
何故なら、ウドンタニ―滞在中の唯一の友達だし話相手だからであるw
 
夜中にトイレに起きても、主の存在に気が付くと尻尾を振りながら近寄ってくる。
そして昼間は主の近くで寝転ぶ可愛い奴だ、でも、狂犬病注射は接種していないと思う。

田舎暮らしでのエピソード、理不尽だw

さて前項のエピソードが出た事で、もう一つ田舎暮らしでの話題を。
ハッキリ言って大人も子供も靴を履かない、もちろん家の敷地内とは言え地べたでの話だ。
でも、庭では飼い犬が走り回りあっちこっちでう○こしている、更に各自がタバコやゴミをそこらへんにポイ捨てしている状況にも関わらずだ。
で、そんな生活様式で普通にそのまま居間に上がるし、布団にも入っているw

しかしである、食事時になると何故か敏感になるのが犬に触れる事だ。
食事用テーブルなどは無く、地べたに皿を置いて食べるタイの食事風景。
更にカオニャイを手で摘まんで食べるし、もちろん一緒にソムタムも摘まんで食べる。
だからなのか、食事中に犬に触れた汚い手が皆で1つの物をつまんで食事している物に触れると言う事を非常に嫌う。
その作法をしらず犬に触れた主に嬢は逆切れである、と言うかそれなら先に教えろと思うのだが何の説明も無く主の行った行為にキレる嬢、その方が明らかに態度としておかしくないかと思った。
更に言うと、皆の足の裏はどれほど綺麗なのか?とこちらが逆ギレしそうになった。

ウドンタニ―で花火、これコムローイ?

さて夕暮れ前に市場への買い出しです、下の画像は花火屋さんの画像です。
お気付きだろうか?このお店普段は雑貨屋さんなのだがこの日は雑貨類の置かれた棚をカーテンで覆い隠し、その手前に花火を並べて「花火屋さん」としてこの日だけ臨時営業していると言った具合だ。
日本ではお店で花火を取り扱いできる火薬量が決められている許可制、こちらでは需要に合わせ臨機応変にと言った具合だ、旬を逃がさない為の工夫だな。
 

そして夕食前にいよいよ花火大会だ。
しかし、いかんせんこの嬢何の説明も無くいきなり始めるから困ったもんなんだよね…。
せめて「花火するから準備するよ~」とか言えば良いのに自分でそそくさと始める始末。

打ち上げ花火の種類は日本と一緒だが、敢えて違う点を挙げるとすると開いた時の鮮やかさと火花の多さが全然小さい、あとは彩だ。
そして、近所では打ち上げ花火が倒れたのだろう、地面で打ち上げ花火が上がっていたw
 

すると突然近所から提灯風船が上がった!速攻で嬢に言った「嬢!あれ欲しい!やりたい!」と、我ながらはしゃぐ子供と同じだと思った…↷
しかし!抜かりが無い嬢である、2個も買っていたw
しかし嬢達もやった事が無いのか、いざやるとなると近所のおじさんに助けを求め上げ方を教えて貰っていたけどねw
こうしてコムローイを経験した主…、いや正確には撮影していただけとも言うが…。
 

まとめ

ただボーとしている、スマフォを弄っている生活だった。
パタヤではベットの上、ソファの上、もしくはベランダでスマフォを弄っている生活、展望も抜群の生活だ。
しかしウドンタニ―では庭に出てスマフォを弄る。
もちろん展望など何も無い、庭のゴミと時折吹き抜ける風で気持ち良さを感じるだけだ。
でも、明らかにウドンタニ―での生活の方がゆっくりできると感じた。

あえて難点を挙げるとしたらやはりそれは言葉の壁だろう。
故に、別れ際にドラミちゃんに投げかけたお別れの言葉は「日本語を覚える」だったw

因みに、親族が集まっている最中にメーに呼ばれ会話に入る事もあった、もちろん皆品定めがしたかったのだろうw
そして一人外で寛いでいる事を心配してくれている嬢家族でもあったのだが、肝心の主はのどかさと心地良さを感じていたので心配は無用だったのだが。
そして毎朝メーが主を見掛けると出してくれた「ホットコーヒー(カフェオレ)」、主のパタヤでも生活の必須品だ、美味しかった~。
コーヒーとタバコを片手に道路際でまどろむ毎朝の日課、これが本当に心地良かった~。

本日もご愛読頂きありがとうございました。