国別訪タイ者数情報(8月)と、タイ渡航情報最新版【2023.10】

国別訪タイ者数情報(8月)と、タイ渡航情報最新版【2023.10】

「減税」に言及したK首相。
そして、それを受け講演先で自民党M総務会長が「減税は解散の大義になる」と発言…。
要は「減税をするかしないかは国民投票に委ねる」と言う事、今頃になって汚く無いか?
今の世論は「減税推進派」「財政緩和派」が多数なのを分かり切っていて「大義」とは…。

しかしそれなら敢えて聞きたい、「消費税の使い道は社会保障に充てられる」とされてきた政府・財務省、果たしてその通りに運用されていたのだろうか?
小規模事業者の売上に変わり、国債の利子償還に充て、大企業への輸出消費税還付金に使われていると言う現実問題。

今までの反省も無く、そして国民受けの良い事だけ全面に押し出し解散総選挙ですか?
まぁ~「減税」への言及自体信用していない国民が多数ですけどねw
本当に国民の為の政府(国会議員)なら、財務省を解体しろと言いたい。


今一つパッとしない天気が続いているパタヤです。
C国とK国での大型連休真っ只中の今、日頃の行いのせいでしょうかねw
いえいえ、ただ単に雨季後半と言う事だからでしょう。
そして、案の定旗を持った人を先頭にC国人旅行者がパタヤ市内でも目に付く様にになりました。
しかし、いずれも小グループでとても団体旅行とは程遠い状況です。

日本同様、あまりC国人旅行者の復活が見込めていないタイの様です。
今回は、そんなタイ渡航に関する情報をまとめてお届け。

8月国別訪タイ者数集計

8月にタイに訪れた国別旅行者数、タイ観光スポーツ省より公表されております。
1ヶ月あたり40,000~60,000人台で推移していた日本人、8月は大台の10万人を突破していましたw
ベスト10を見てみると…
1位:マレーシア約439,000人、2位:C国約355,000人、3位:K国約146,000人、4位:インド約131,000人5位:ベトナム約113,000人、6位:日本約102,000人、7位:香港約100,000人、8位:ラオス約84,000人、9位:シンガーポール約77,000人、10位:台湾約73,000人の順。
何とインドを覗きアジア勢が独占、しかしC国は明らかに伸び悩み、一方シンガーポールは大幅減。
日本人は普段の倍、しかし流石にお盆明けに旅行客が半減すれがお店側として嘆くのも分かる気がする…↷

同じアジアとは言え、日本からタイへの旅行には国内移動を含めると流石に最低4~5連休は必須になるタイ旅行。
まとまった休みが取れなければ旅行先として選ぶには難しいのが現状、気軽に行ける旅行先では無いと思います。
「社畜日本人」、更に「円安」も進行している今の状況では中々海外旅行も難しいでしょうね↷

航空会社(フライト)情報

さて、ここからは航空会社の情報をまとめてお届けです。

「2023冬ダイヤ」主な変更点

「2023冬ダイヤ」、期間は2023年10月29日~2024年3月30日。
FSCに於いてはバンコク線について大きな変更無し、各社概ねC国向けのフライトを増便している位です。

・タイ国際航空:新千歳便を週5便からデイリー便に増便予定。(10月31日)
・タイベトジェットエアー:冬ダイヤ前の10月19日から先行しデイリー便に増便予定。
・AirAsia(X):冬ダイヤより新千歳線をデイリー便で再開予定。
・AirJapan:公式HPで2024年2月9日以降のチケット販売は既に開始。

冬を目前にしての「新千歳便」の復活・増便はタイからの訪日客を見込んだ目的なんでしょうね。
ただ、再開時期がまだ早い様な気もするが「紅葉」目的も視野にいれているのか。

FSC燃料サーチャージ事情

FSC3社、10月・11月購入分の燃料サーチャージを発表。
結論から言って「タイ国際航空のみ据え置き、日系は値上げ」です。
・JAL(8月・9月購入分)¥15,000 ⇒¥17,900(¥2,900)値上げ
・ANA(8月・9月購入分)¥13,000 ⇒¥15,500(¥2,500)値上げ。
・タイ国際航空(8月・9月購入分)$75(約¥11,200)、据え置き。
いずれも片道分の燃料サーチャージ金額です。

空港施設情報

ここからは主要空港施設の情報をお届け。

スワンナプーム国際空港(BKK)

新しいサテライトターミナル「SAT1」が開業しましたね。
利用航空会社はAirAsia(X)で、行先別では「日本」「K国」「C国」といずれも東アジア方面の方行き。

利用ゲートはS101~S128、出国ゲートを潜った先の「乳海撹拌」をモチーフにしたオブジェ右側のエスカレータから階下へ。
※「乳海撹拌(にゅうかいかくはん)」:ヒンドゥー教の神話との事、詳しくはWikipediaへ。MTBからSAT1への移動は連絡モノレール、3分毎に運行と言う事で問題は無し。
 

 
免税店、ファストフード店、いずれも24h営業との事。
深夜便や早朝便が多いLCC、故に24hオープンは必須事項だよね。
 

関西国際空港(KIX)

大阪万博会場建設を巡ってスッタモンダしている日本政府と大阪府、主体は「国」なのか「府」なのか第三者から見てチンプンカンプンです。
「長野冬季オリンピック」然り、終了後の活用まで考え「負の遺産」だけは残さない様にして下さい。

さて、その大阪万博を視野に進められている関西国際空港第1ターミナルビルリニューアル工事、いよいよ国際線出国検査場もほぼ改修(フェーズ2)が終わった様です。


そして2Fフロアーの飲食店街では更に店舗数を拡充。

羽田国際空港(HND)

特別、この記事をアップするタイミングで記述する事はありませんw
敢えて言うなら、第2ターミナルでも国際線発着が行われる様になっている事くらいかな?
それに伴い、今まで「国際線ターミナル」と呼んでいたサテライトを「第3ターミナル」と呼称変更したくらい。

第2ターミナルからの国際便はANA便のみ、渡航地は「香港」「台北(松山)」「上海(虹橋)」「ロンドン」。



まとめ

旅行者需要を見込んだ航空会社、そして空港施設共に盛んですね。
特に日タイ双方に於いての「C国人旅行者」は特に経済への影響が大きい様で。
しかし、どちらも意に反した状況のと言うのが今の現状で、C国内での経済状況のせいなのか?

どちらにしても「利便性向上」「ユーザー目線」で改修してくれるのは良い事。
後は、この情報を活用する時が来るのかどうかの問題ですねw

本日もご愛読頂きありがとうございました。