Covidー19の終焉、コロナ禍を振り返る Part-2【2023.5】

Covidー19の終焉、コロナ禍を振り返る Part-2【2023.5】

流石南国タイです…、GW最後の週末から異常に暑い日が続いているパタヤ。
今まで暑い暑い言いながらも日中に扇風機すら使用していなかった主ですが、流石にここ数日間は扇風機が無ければ日中は過ごせない暑さです。
しかも、その扇風機ですら生暖かい風が送られてくるだけで気休めにもなってませんけどね…。
酷暑のピークは先月中旬と発表したタイ気象庁、「変わり易い酷暑の空と女心」とでも言い訳するのでしょうか?
しかし、昨日は午後からスコールで気休め程度には涼しく、そして今朝は明け方前から雨、でも蒸し暑い…↷
本当に乾季が懐かしい今日この頃です…。


改めて誤解を与えない為にも言っておきます、記事タイトルで『終焉』としていますがまだ他の国では入国時に陰性証明書やワクチン接種証明の掲示が必要な国は存在しています。
下記はアジア地域に於ける一部の国を抜粋、但し4月末時点での規制状況の為、情報が古い可能性も有りますので詳細は各自で再確認をお願いします。
・陰性証明書要 :C国(ワクチン接種有無問わず)
・陰性証明書要 :フィリピン、ミャンマー他(ワクチン接種者は不要)
アジア地域以外では、オセアニア地域の群諸島国で同様な措置を取っている国がまだ多い状況です。

さてここから本題、前回に引き続き今回はPart-2です。
前回記事はこちら⇩

書き起こしてみたら内容が多く、今回も急遽タイ編をメインにお送りします。
今回は主が訪タイした以降での出来事、故に比較的記憶が鮮明な状態での記事の為内容は正確だと思いますw

特別ビザ発行(滞在延長措置)

帰国したくても飛行機が無い、少ない旅客機で運賃が高騰していてチケットが買えないなどと言った人が多数溢れたタイ。
そんな人の為に新たに設けられた緊急ビザが通称「Covidビザ」と呼ばれる2ヶ月間(60日)の滞在延長が認められるものでした。

コロナ禍での旅行希望者を対象にして「STV(スペシャルツーリストビザ)」なる物も有りましたね~、滞在許可日数が確か120日だった様な気がします。
このビザを利用しC国から2便、欧米から1便?到着したのを最後に聞かなくなりましたが…それもその筈、だってハードルが高すぎなんだよね。
「搭乗機はチャーター便に限る」でしたから、民間航空機で座席を予約しての入国は不可って事です。
チャーター便、果たしていくらするんだろうか。
C国の場合、タイ政府が認定した旅行代理店が航空機をチャーターし渡航者を募って訪タイしたそうですよ。
何を隠そう、自分も訪タイに合わせてこれを一時期検討していました。
でも、日本国内の旅行代理店でこのプログラムに参加した業者がいなかったのか実現には至りませんでしたが↷

でも、自分がNON-Oビザを取得するに辺りCovidビザを利用したのも事実です。
最初のNONーOビザ取得申請時には「過去2ヶ月間、タイ国内の金融機関に80万THBの預金が有る事」が条件となっております。
パタヤ居住開始と同時に「居住届」と「銀行口座開設」「タイの口座へ海外送金」等、これらを対応するだけで1週間~10日は要します。
ですので、ビザ無し滞在30日間以外に更に2ヶ月間の滞在が必須になり、この「Covidビザ」を利用した次第です。
もちろん、こんな対応が自分で出来る訳も無く全て業者任せでしたがw
そしてパンデミックにより長期滞在者が減少したパタヤ、当時のイミグレは閑散としていましたね…、今と違って。


こちらはつい最近のチョンブリイミグレーションの状況。
入って右側に屋根の設置工事中、左側手前で90レポート、その奥が各申請等の窓口となってます。
流石に今は順番待ちが酷い…、主は90日レポートの更新だけで2時間超の待ちでした↷

ワクチン接種プログラム

まずは医療機関従事者から始まり次に高齢者への優先接種、基本日本と同じでした。
そして最初に接種されたワクチンは「シノバック」と「シノファーム」のC国製ワクチン、これが後々問題に…。
ご存じの様にワクチン効果が低いとされ、早い段階で接種した医療従事者がまだ1回も接種していない国民を尻目に早々に3~4回目の接種になんて事態にも。
当初はこのC国製ワクチンに次いで多かったのが「アストラゼネカ」、日本で主流となったいた「ファイザー」などはかなり後になってからです。
しかし、いずれのワクチンもC国と日本から無償提供して貰った物、まだまだ発展途上国のままですね。
どうしても「ファイザー」を接種したいと言う場合、当初は有料プログラムでしたね。
その後、日本人専用ワクチン接種プログラムでファイザーが接種できる様になりました。
この辺はやはり日本とタイでの国力差、普段からの海外との友好的な外交努力の賜物としか言い様が有りません。

 

主が訪タイした際には既にタイ国内で外国人向けのワクチン接種プログラムが開始されていました。
しかし日本人向けに限って言えばシラチャーかバンコクまで行く必要に駆られる始末。
果ては、わざわざ帰国して成田・羽田空港でワクチン接種を行うなどのプログラムまで出現。
もちろん、当初のパンデミックで混乱の状況の中で外務省及び日本大使館が努力し日本人向けワクチンを確保して頂いた事は日本政府の迅速な対応のお陰だと思います、感謝しかないですね。

で主はと言うと過去記事を参照して貰えればわかる通り、1~2回目はバンコク病院パタヤが開催していたワクチン接種プログラム、3回目はチョンブリ県プログラムでバーンラムン病院でワクチン接種を行いました。
最初はアストラゼネカ⇒ファイザー⇒ファイザーの順、そして主が世間と異なっていたのが副作用です。
ファイザーは副作用が少ないとされ人気を博していましたが、主は2回目のファイザーで副作用を発症。
1回目のアストラゼネカでは何とも無く、2回目のファイザーとは…、やはり変わり者なんですかねw

下の画像、ワクチン接種1回目と3回目の比較、1回目はソーシャルディスタンスって何?って位の混み具合。
3回目接種の時はもう他に接種する人がほぼ皆無の状況w
 

しかし、異国の地でのワクチン接種を簡単に書きましたが実際にはこんな簡単には接種できませんでした。
外国人のワクチン接種、タイ人用のプログラムでは接種できません。
ですので、外国人接種プログラムはSNSでの情報を自分で収集しないと有無が分からないと言うのが現実、本当に不便?不憫?でしたね。
日本では絶対にあり得ない不便さ、しかしこれを選んだのも自身そのもの、文句なんて言える立場では無いですね。

タイ安全衛生基準(営業許可証)

意味があったのかは不明ですが、一昨年11月から飲食店としての再開が可能になるのに合わせて実施されたのが「SHA+(Plus)」制度。
お店はこの許可証が有れば店内でのアルコール飲料の販売は可としましたが、接客は不可となっていました。
主も再開後早々に出掛けました、但しアルコール提供が出来るのはこの「SHA+」を取得しているお店だけ、と言う事でビールが飲めるかどうか確認してから入店する不便さ。
当初、これを取得しているお店が少なくどこのお店でアルコールが飲めるのかネットで探し周りました、しかし蓋を開けてみれば開店しているバービアではウェイトレス=嬢がほぼ密着状態で当たり前の様に接客w
しかも「SHA+って何?」ってくらいどこのお店も無視しているのが現状でしたねw
一応店舗入り口に「SHA+」のステッカーを掲示する事が義務付けされていましたが、どっかで画像を拾ってきて拡大印刷した様な目の粗いマークを掲示しているお店もw
このSHA+の導入によりGGBもチラホラ営業再開し始めましたよね、もちろん接客付で。
 

そして、このSHA+を巡ってもやはり問題が…。
店舗のオーナーが申請に伴うお金を払ったのに許可証が発行されないといった事態が明らかになり問題発覚。
役人に扮した人による詐欺行為の発生ですw

追跡アプリ、ワクチン接種・ATKよる陰性証明

大型の商業施設やレストランに入る際には「タイチャナ」などの追跡アプリでの入店登録が必須。
もし訪問した時間帯の店内に感染者が居た場合、このアプリによって追跡し「要検査」を促されると言う方式。
でも主は1回も利用した事が有りません、何故なら入退店時にQRコードを撮影した振りでやり過ごしたからw
あと、タイらしからぬ超アナログ方式で紙への記録方式もありましたね、氏名と電話番号を書くと言った具合w

そしてイベントや飲食店の再開に合わせ行われたのが上記どちらかの掲示。
掲示が出来なければ入店不可、このタイミングで主はワクチン接種が終わっていなかったので蛇の生殺し状態。
ATKキットによる陰性証明、検査後から暫くそのまま判定結果が残っていましたので主は使い回ししてましたw
GGBも「飲食店」の名を語って営業再開した店舗もありました、もちろん「飲食店」の為嬢の衣装もバービアスタイルと大人し目、でも普通にステージでダンス有りと言ったスタイルでしたが。
そして警察官による立ち入り検査の情報が入ると、慌てて席と席の間にアクリル板を設置すると言った具合にw
 

娯楽施設への立ち入り検査は国民に対してのアピールが目的、毎回「不法行為は見当たらなかった」と…。
そりゃ~事前に抜き打ち検査情報が洩れれば誰も近づかないし、事前に対策をするでしょw
一方、本当に抜き打ちで実施していると思われるのが「不法在留外国人狩り」、これもちょっと怪しいですがw

娯楽施設閉鎖⇒再開⇒また閉鎖

たった半月だけでしたがコロナ禍期間中に営業が許可された事がありました、それは2021年4月です。
当初4月は営業可としていた政府もオミクロン株の出現によりタイ国内でも感染が拡大した事から月の半ばで急遽営業不可に。

肝心な嬢達は皆何していたのか?などの疑問も有ったと思いますが、イサーンに帰り自宅警備員をしていた人が殆どでしたが、先の越県禁止による措置でイサーンに帰れずパタヤで沈没していた嬢、顧客/友人のコンドなどに逃げ込んだ嬢と色々でしたね。
年齢によっては完全に夜職から足を洗い昼間の仕事に転職した嬢も居たのも現実です、そうするしか生きる術が無かったと言うのが現実です。
いつ再開されるかわからない娯楽施設、嬢達は常に不安だらけだった様です。

そしてここでちょっと雑談を。
主が訪タイした際、娯楽施設の限らずマッサージ屋に散髪屋も営業不可の状態でした。
そんな状況の中でも頑張っている人はいました…、街を歩いていると突然若い女性に声を掛けられます。
そして路地や建物脇の死
が許可された際、バービアは軒並みこれを利用し再開、もちろんGGBも。
そんな状況でしたので闇営業、不法営業もなんのその、同じお店が2~3回摘発されるケースもw
「接客禁止」「ダンス禁止」などお構い無し、皆コロナ禍で疲弊した状況を取り戻そうと必死でしたね。

そしてエンデミック後の今、新たなシステムを導入しているのが「ピンナップグループ」?「XSグループ」?
どちらもPBするには嬢がドリンクを5杯以上飲んでいないとPB不可、5杯はどの客提供でも構いません。
更にアルコール1杯で長居などはできません、店員が頻繁にレシートチェックに来ます。
どちらも客入りはすこぶる良い様なので強気で営業していますが、これがGGBの主流にならない事を祈っています。

下の画像は再開当時と今の状況のWSの比較、アングルが異なりますが大分違いますね。
 

そして、この娯楽施設としての営業再開可と時同じくして一般道での警察による検問も再開。
税収確保に動き出したパタヤです。

まとめ

3年超に渡った日本国内での各種規制と海外から入国する際の水際対策、主はその内の1年超を日本で過ごし、残りの2年をタイで過ごしました。
しかし、2年のタイ生活とは言えタイ国内で生活に支障となる規制が掛かっていたのは実質約1年超足らず。
その規制もタイあるあるで、ルールが蔑ろにされているのが現実で窮屈差は感じませんでした。
なので、コロナ禍での日本での最初の1年超の方が息苦しさを感じながら生活していた感が有ります。

と言う事で、次回は視点を日本に切り替えて記事をお送りします。

本日もご愛読頂きありがとうございました。