やっぱり超えた1THB=¥4の壁↷パタヤでの換金レートにも影響?

やっぱり超えた1THB=¥4の壁↷パタヤでの換金レートにも影響?

GWを利用し訪タイされている方にとって非常に残念なお知らせです…。
自分も過去記事に取り上げておきながらすっかり忘れておりました…。
来週14日(日)はタイ下院総選挙投票日です、即ち今週末6日~7日は期日前投票日となります。
そう、今週末に禁断の「禁酒日」が到来となるんです。
日程は6日(土)PM18時~7日(日)PM18時まで。
店舗での販売と提供はいずれも不可、夜散歩を楽しみに訪タイされている方にとっては悪夢としか言いようが有りませんね↷
そして連休最後の土曜日の夜に禁酒日、娯楽施設にとっても大来なダメージです↷
ニュースソースはこちら⇨https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2562614/

とは言え、タイフリークの皆さんにとっては何ら問題の無い情報かな?
恐らく各々抜け道を把握されている事だと思いますのでw

そしてもう一つ残念なお知らせ、それが本日の記事です…。


やっぱり悪夢が到来…、更なる円安傾向で1THB=¥4の壁を突破しました…↷
前回、この件に振れた記事を上げる数日前からネットニュースに流れていた米国の金融機関の更なる破綻の噂…、株価が下落し時間の問題と、そして当日やはり訪れた米国系金融機関の破綻。
そして迎えた次の日、恐る恐る為替レートを確認してみると…、やはり朝早くから反応していました…。

日米での金利差拡大、さらに欧米での金融機関の破綻による金融不安、日米欧共に「破綻による影響は限定的」とされていますが、その「限定的」とは主も含まれているって事なのかな?

為替レートの現状と今後の見通しは?

トレーダーの人も一晩明けて正気を取り戻したのか、一夜明け3日以降には何とか¥3.9台まで持ち直し推移しています。
とは言え、終始一進一退の攻防と言った感じ…、今現在も気を抜くとまた¥4.0台をいつ突破してもおかしくない状況で推移↷

今後の見通し?そんなの素人の主に分る筈が無い!聞くだけ野暮です!

米国金融関係者は同国での金融機関の破綻要因はFRBによる急速な利上げが要因ではと予測していました。
ですので、今後は据え置きか利下げに転じるのではと憶測が流れていました…。
それを踏まえ早速先日3日に行われたFRB金融会合、結果は0.25ptの利上げを決定です↷
FRBの見解として金融不安は無く、引き続き物価上昇を抑制するという決断って事ですね…。
ついでに言うと更に日米の金利差拡大と…↷
でも、この利上げによる影響は円/バーツ為替にまだ影響は出ていません、引き続き注視。
0.75⇒0.50⇒0.25ptと少しづつ上げ幅を抑えて来たFRB、後はいつ据え置きもしくは利下げに踏み切るかだけなんですが…。
米国での3月の消費者物価指数、上昇率が鈍化したと安堵している様ですが一番大きな要因はエネルギー関係だったそうです。
R国による軍事侵攻で一時的に高騰した石油取引価格が低下傾向との事、って事は燃料サーチャージの下落もまだ続きそう?
話を戻して、米国でのエネルギー関連を除いた消費者物価指数は以前として上昇率が高い様で果たしてFRBはどう判断するのか?それによって今後も円安の可能性が…。

今回、会合後に会見したパウエル議長「次回会合では利上げを一時停止する可能性も有る」と発言、更に声明文では「今後も引き続き金融引き締めが適切」と言う文面が削除された様です。
即ち「据え置き」もしくは「利下げ」の可能性が有ると言う事、でも「一時停止」とはどう受け取ればいいのか?
利上げ途中での一時的な中休み程度という意味なのか?「利下げ」は無く「据え置き」は有ると言う事か?

一方日本政府と日銀による金融緩和策、企業による設備投資や事業拡大で金融機関から資金調達するにしても利子が低いと言う事は大きなメリット、その結果が日経平均株価の上昇。
その恩恵を十分授受したと判断したのか、大企業と呼ばれる会社はK首相による賃上げ要求を軒並み受け入れてまね…、と言う事はやはり一部特権階級と呼ばれる人達だけが恩恵を受けている金融緩和策なのでは?

果たして日本政府は何処を見て何処に耳を傾け仕事をしているのか?
財務省?大企業?国民?それとも労働従事者の80%を占めていると言われる中小零細企業?

「物価の安定的目標」として取り組んできた政府と日銀による金融緩和策、未だ目標達成には及ばず引き続き金融緩和策継続とした新総裁。
「黒田バズーカー」発動から既に10年が経過し未だ目標を達成できていない事に対しての反省と見直し、そこから具体的な対策への再検討を着手をしない限りこのままズルズルと行くだけなのでは?
こんなのは只の赤字の垂れ流し状態と同じで、中小零細企業がこんな事していたらアッと言う間に倒産します。
それをしないと言う事は、やはりどこかで一部の特権階級に対してだけの施策としか思えないんだよね…↷

現在のパタヤ市内での為替レート

さて…、こちらが本題ですかね?
今まで…、先月までは¥10,000を両替する場合2,500THB台前半で推移していました。
そして2日に入って突破した¥4の壁、3日早朝まで丸1日続きました…。
その結果、今現在の両替レートは御覧の通りです…

※画像:4日営業開始前に撮影、恐らく3日営業日のレートと思われます。

まとめ

いよいよ現実となった1THB=¥4時代の到来、まさかこのGWのタイミングで訪れるとは…。
訪タイされた方は嘆えているでしょう…、一方で訪日した外国人は喜んでいる事でしょう。
そしてその恩恵を受けるコロナ禍で疲弊した旅行関連業界の人達も…。

円高円安、それぞれ恩恵を受けれる人達がいるのでどちらが正しいのかは分かりません。
しかし、個人的にはやはり円高で推移して欲しいと思います。
そして一部の特権階級の人達のみが潤う政策では所得格差が生まれるだけ、K国と同じ運命を辿りたいのか?
そして待ち遠しいFRBでの利下げによる日米の金利差の縮小、果たしていつになるのか…。
据え置きは有っても利下げは無いと思います…↷
主的にはこの2~3か月の間に是非利下げを実施して欲しい大きな課題なんですけどね↷

本日もご愛読頂きありがとうございました。