また燃料サーチャージが値下げ、でもOPECは減産↷

また燃料サーチャージが値下げ、でもOPECは減産↷

毎日暑い日が続いているパタヤです。
タイ気象庁の発表では猛暑のピークは今月15日頃で既に山を越えたと発表が有りましたが、連日寝苦しい夜を迎えています↷

更には日中のスコールも復活傾向、バイク乗りのにとっては活動が制限される嫌な季節が近づいて来ましたね↷
スコールのお陰で一時的に気温が下がってその時だけは過ごし易くなるんですが、2~3時間もすれば元の暑さに逆戻りと言う結果に。
只幸い、昨日は日中内陸側でゴロゴロと雷がなって雨のカーテンが確認できましたが海沿いでは雨が降る事は無く、夕方になってからのスコール…、しかし風が強く暴風雨に近かったですけどw
夕方からのスコールとあってか、昨夜から今朝に掛けては気休め程度に気温が若干低下した今朝のパタヤです。
そして今も空はどんよりとし遠くから雷鳴が聞こえてます。

そして、残念ながらGW期間中もパタヤでの降雨確率も高くなっているのが実情です。
でも、2~3時間我慢すれば良いだけの話ですけどねw

因みに、今年の雨季入りは5月中旬頃とのタイ気象庁発表でした。

スコールが訪れると閃光と同時に大きな雷鳴、そして爆音と共に停電…?
停電、スコールでの雷鳴とは関係なく只の近所での電気事故(漏電?)だった様ですがw
ご存じの様にタイの電線事情、電信柱を見てもらえればわかる通りだと思いますw
年に1~2回は有る爆音と同時の停電、本当に発生場所が近いと内臓が揺れる感覚を覚える程の爆音ですから想像を絶すると思いますよw


FSC各社が6~7月発券分の燃料サーチャージを発表、また値下げになりましたね~。
一時的に高くなり過ぎだったのか、今になって断続的に値下げ傾向に。

しかしです!ご存じの様OPECプラスでは「原油減産」を表明しています。
果たして、今後の動向はどうなるのか?

FSC各社の燃料サーチャージ

記事中表記の金額はいずれも片道の燃料サーチャージ価格です。

まずはANA、4~5月発券分は¥18,000、今回発表の6~7月発券分は¥15,500と▲¥2,500の値下げ
一方JALは、4~5月発券分は¥19,600、6~7月発券分は¥17,900と▲¥1,700の値下げ、両社共に値下げになっています。

まだ発表のないタイ国際航空は過去の動向から来月の発表だと思います。
そのタイ国際航空、4~5月発券分はUS$110でした。
その前がUS$125だったので値下げ、6~7月発券分も日系同様値下げで間違い無いと思います。

因みに、過去ANAはいつもJALより高い燃料サーチャージ金額が設定されていましたがいつの間にか逆転していました。
不思議に思い調べてみると、ANAで燃料特別付加運賃の「テーブル」が改定されている様でした。
今までより細かく分けた様です。
ただ、こちら情報はANAによる公式発表の内容ではないので情報の正否は不明です↷

OPECプラスによる減産の影響は?

今月頭に発表されたOPECプラスによる「原油をさらに減産」とする方針。
それに即反応した原油取引価格、日銀での為替介入と同様明らかに下支えですよね。

ジェット燃料もガソリンも「原油」が無ければ精製できません、当たり前の事です。
そしてその原油が「減産」になれば取引価格が上昇するのもまたこれ当たり前の事ですよね↷

燃料サーチャージはジェット燃料の取引価格に応じての変動、正確には「ケロシン」と呼ばれる燃料価格に応じています。
そして、燃料サーチャージを決める際は「シンガーポール取引価格を参考」としています。
詳しくは過去にざっくりですが記事にした事がありますので是非参考にしてみてください。
過去記事はこちら⇩

FSC10・11月購入航空券の燃料サーチャージ料金確定!航空燃料サーチャージってどうやって決まるの?



そして重要なのは燃料サーチャージは『直近2ヶ月間での平均価格から算出』されていると言う事です。
つまり、今回FSCが発表した燃料サーチャージ価格は4月(恐らく2・3月取引価格から算出)、そしてOPECプラスでの減産発表も4月でした。
つまり、燃料サーチャージ価格の次回発表は6月(4・5月取引価格から算出)、そして適用期間は「8~9月発券分」となります。
4月から原油取引価格が高騰している傾向から、恐らく次回発表は値上げになる可能性の方が高いと言う事で間違いないと思います。

6月以降に訪タイを考えている方、特に夏休み・お盆・年末年始に確実な訪タイ日程を既に組めると言う方は6~7月中の購入が年内で一番お買い得かもしれませんね。

まとめ

R軍による軍事進攻に端を発した情勢不安と物価上昇。
そしてそのR国に肩入れする傾向が強いOPECプラス参加国、エネルギー事情では完全に世界を圧倒、翻弄していますね。

小さな島国日本、埋蔵量が多いとされている地下(海洋)資源を保有していて、しかも世界でTOP10に入る資源国家と噂されています。
もちろん、海洋資源についてC国やK国が余計な茶々を入れてこなければですけどねw
「小さな島国、日本」「日出づる国、日本」、本当の国力は決して低い物では無く、政府と官僚による愚策が招いた結果が今の国民感情、現状かもしれませんね。

と言う事で、表題とは全く異なる当記事の「まとめ」でしたw
本日もご愛読頂きありがとうございました。