タイ渡航、最新の航空事情を総まとめ【2023.3】

タイ渡航、最新の航空事情を総まとめ【2023.3】

さて先日、K国のY大統領では無くP外相が公式に徴用工問題の解決方法を表明しましたね。
もちろんこの表明を受け、K首相は参議院予算審議中に、H外相は外務省で表明(会見)。

過去に「ちゃぶ台返し」をされている事から、同様の事が起こった場合の対応を聞かれ「仮定の話にはコメントできない」としたK首相。
歴史に「もし」は無いのは重々承知です、しかし現に「ちゃぶ台返し」をされた経緯を踏まえ未来に向けての事で「もし」の時の対策を考えておく事は重要だと思います、それが「危機管理」です。
果たして「仮定の話」として本心での発言だったのか、それとも「想定しうる事案」として何かしら秘密裏に検討はしているのか、大いに気になる本質的問題だと思いました。

一方、K国ではやはり李在明被告人率いる最大野党「共に民主党」が猛反発の様ですねw
両国共にやはり今回の解決方法を巡り国民意識調査を行い結果を公表した方が面白いと思います。
その方が「両国関係」の方向性が明確になると思いますが?


乾季の旅行ハイシーズンが終わり猛暑季を迎えているタイです。
確かに突然暑くなりだしました、今までの日中の最高気温が32℃くらい、しかし今は38℃などと報じられています↷
寒いより暑いに越した事が無いと思っている主、でも暑すぎるのは嫌だ!
人間って本当に我儘ですねw

今回の記事は、そんな猛暑季を迎えたタイ渡航に関する情報をまとめてみました。

スワンナプーム空港事情

旅行者の回復に合わせて同じ様に回復している悪しき慣例「スワンナプーム空港での待ち時間」問題。
当初説明していた「コロナ禍で削減した人員の不足」等の問題、未だに解消できていない様でAOT(タイ空港公社)が混雑する時間帯をアナウンスしています。

入出国別混雑する時間帯

曜日や時期によって変動するものの現在の状況として
・≪到着≫ 混雑する時間帯はPM15~16時の間、22便、約4,600人が入国。
・≪出発≫ 混雑する時間帯はPM23~0時の間、19便、約4,200人が出国。

※画像引用:AOT公式サイトより。

上記の内容を考察すると、日本からの到着時はFSC利用で、帰国時はLCCの利用で混雑すると言った具合ですね。
帰国便をスワンナプームで検討している人は、早めの空港到着を心がけて下さい。
公式では「空港には3時間前までには到着を」と推進されています。
これは航空各社のチェックイン開始時間が「出発3時間前から」と言うのが大きな理由ですが、更にそれに輪を掛けて混在状況を後押ししているのが「保安検査場の改修(アップグレード)工事」。
早く工事を終わらせて欲しい所ですね。

しかしスワンナプーム空港の場合、主に欧米系の航空会社は4時間前からチェックインが可能な様です…。
詳しく航空会社を知りたい方はこちら⇨https://www.asiatravelnote.com/2023/02/28/

空港への到着を早めたりチェックイン開始時間を早める前に対応窓口を増やして待ち時間を減らす努力をして欲しいんだが…↷

混雑状況の把握にアプリの活用を

以前紹介した「SAWASDEEbyAOT」アプリ、空港での混雑状況を確認できるとアナウンスも有りました。
SAWASDEEbyAOT紹介記事はこちら⇩

タイ空港公社が公式アプリ「サワディーバイAOT」を発表、これで利便性向上か?



これは入国審査に限らず、保安検査やチェックインカウンターでの混在状況確認も可能との事。
でも、待ち時間を確認できるから何かメリットが有るかと言うと、決してそんな事はありませんw

※画像引用:AOT公式サイトより。

また、このアプリを利用して電動カートの手配やバトラーサービスの手配も可能との事です。
※バトラーサービス:係員が付き添い個別対応。
費用は両方合わせて2,500THB(VAT込)、どうしても必要な方は是非活用してみてください。

夏ダイヤ(2023.3.26~)

航空業界に於ける「夏ダイヤ」、毎年3月の最終日曜日が起点になっています、参考程度に。

以前報じました「ベトジェットエアによる関空~チェンマイ新規就航」、週3便運航でスタートしたこの路線、それから僅か1週間後には「4月2日より週4便体制に」と発表がありました。
もう想定需要を超えたと言う事、そしてベトジェットはこれを事前に想定し機材を準備していたと言う事、段取りの良い仕事をしてますね~ベトジェットさん、仕事と言うのはこうでないとねw

さて、ここからは主要空港別に夏ダイヤでの増便計画(予定)を掲載。

羽田空港発着便

・JAL:今ままでの週10便をWデイリー化へ。(既に2月より運行開始済み)

特別に大きな動きが無いのはバンコク線に限っての掲載記事だから。
日系の航空会社はインバウンド需要を見込んで欧米や東アジア路線を強化している様です。

成田空港発着便

・タイ国際航空:現在のWデイリー便をトリプルデイリー化へ。(2023年7月予定)
・AirAsia(X):成田~バンコク線、1日2便のWデイリー化へ。

こちらも羽田同様大きな動きは無し。

関西国際空港発着便

・JAL:週1便を7便へ増便、デイリー化へ。
・タイ国際航空:デイリー化をWデイリー化へ増便予定。(2023年7月予定)
・AirAsia(X):週4便を7便体制のデイリー化へ。(火・木・土曜運行増便。)
・Peach:水・木曜を増便しデイリー化へ。
・ベトジェット:冒頭の通りです。(2023年4月予定)

やはり関空が活況ですね~。
コロナ真っ只中の最中に海外へ行くには「羽田」と「成田」に限られていました。
それだけ「関空」でのフライトが減少していたので、旅行需要の復活に合わせ関空発着を増加(復活)させるのが急務というのは間違い無いですね。

福岡国際空港発着便

・タイ国際航空:週5便に減便していた同路線を再度週7便復活へ。

去年11月から再開していた福岡路線を旧正月を前に減便、その時の言い訳は「C国旅客の需要回復予測」でした。
C国旅行者の需要を見込んで機材を振り分けたって事だね。
しかし、現実問題として未だC国人旅行者が戻ってきている状況になっておらず、おそらく福岡線を再度増便にしたって事が正解でしょうねw

おまけ

ANAはこれと言った変化がなかったですね、「国内全線¥7,000」と言った国内回帰にも重点を置いてる様ですが…、JALはそれを上回る¥6,600↷
国際線では主に北米・東アジアを重点に大幅に増便計画とした結果の様ですね。

しかし、「需要に応じ随時見直し、増便を行う」と発表していましたので何かしら策があるのかも!?
特に羽田線はコロナ前はトリプルデイリーで運行していましたが、今現在はWデイリーのまま、1便欠航状態です。
続報に期待しましょうw

そして同じくANAHDの一角、MSCとして成田~バンコクを新規就航予定と噂されている「エアージャパン」、何ら続報が有りません↷
今年秋新規就航予定と言う事ですが果たしてどうなるのか?

タイ国際航空は経営再建中、故に以前ほど機材を豊富に抱えていられる状況では無く増便計画も四苦八苦と言った感じ。
但し、タイ開国に伴い業績も想定を上回る回復の様で順次機材を追加調達する予定としています。
タイ国際航空ニュースソースはこちら⇨https://www.thaiairways.com/ja_JP/news/

あと、日本~タイ路線の新規参入(復活)はもう無いのか?Scootは様子見か?

燃料サーチャージは値下げに

近頃この話題に触れていませんでしたが、ここ数回は(2ヶ月毎)据え置きとなっていた燃料サーチャージ、値下がりに転じました。
そして今回先陣を切って発表した「JAL」2~3月発券分は¥24,700(片道)、4~5月発券分から¥19,600(片道)となり¥5,100の値下がり、1ランク下げましたね。
一方ANAは¥18,000(片道)となり¥7,800も値下げに、ANA基準では3ランクの下げ。

JALニュースソースはこちら⇨https://press.jal.co.jp/ja/release/202302/007244.html
ANAニュースソースはこちら⇨https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/plan/charge/

いよいよ片道¥20,000を割り込んできた燃料サーチャージ、需要に応じた運賃の値上げ幅が大きいLCCと比較して、果たしてどちらが良いのか?
この辺は時期と需要により大きく変わるので、実際に試算してみないと分からない状況ですね。

機内・空港でのマスク着用どうなる?

これはタイ国内での空港及び航空会社の話では無く、日本国内での話ですのでお間違えの無い様に。

日本政府が発表したマスク着用に関する指針「3月13日以降は個人の判断に委ねる」としました。
これを受け、今回行われた航空協会(国内19社加盟)定例会議でも政府指針に沿って「利用者及び従業員も個人の判断に委ねる」との指針を発表しました。
これで、旅行に行く際のマスク着用は強制されないと言う事になりましたね…。

もちろん「感染するのが怖い」「予防目的」でマスク着用は有無は各自の自由です。
但し、他人に強制できないのも事実ですので「マスク警察」には十分ご注意をお願いしますw
もっとも、これから日本は花粉の時期を迎えますので着用率は高いままで間違い無いと思いますが。

今でもパタヤの街中でマスクを着用している人を普通に見掛けます。
着用率が高いのは日本人・K国人・C国人、そしてタイ人。
今となってはタイで見かけるアジア人の中でもK国人とC国人を見分ける一つの基準になっている主ですw

因みに、タイ国内でも「イミグレ」など場所によっては未だに未着用では入室を拒否されている場所も有りますのでご注意を。

まとめ

さて、C国での団体旅行が解禁されていますがまだタイへ多くの訪問者が来ている訳ではなさそうです。
原因はやはり急な開国宣言で航空各社の機材準備が間に合っていない様ですね。
もしC国人が本格的に復活し始めたら空港での混雑状況は更に悪化…、考えたくもない↷
そんなC国人を差し押さえて今多いのがK国人、1月の国別訪タイ者数では約17万人でTOP3入りとなりました。

一方の日本人は約46,000人とランク外の16位だったそうです。
まぁ~あれだけ「諸外国と比べて日本の実質賃金が下がっている」などと報道されれば、誰もお金を使おうとは思わなくなるでしょうね…↷
まして、所帯持ちの人であれば尚更海外旅行は家族が反対するだろうし、海外旅行をしずらい状況になっていると思われます…↷
そしてもう1つ耳にして疑問に思ったのが「会社での海外渡航禁止」と「他人の目を気にして」とされる海外自粛傾向。
「他人の目…」は各自の捉え方次第ですので良いと思いますが、果たして「会社での…」はどうなの?
正確には「自粛要請」なのかもしれませんが、それでも休日も会社の判断に左右されるといった結果に…↷
「休日」とは何ぞや?「自由」とは何ぞや?
「大企業だけが初任給アップ」で更に賃金格差拡大、世知辛い世の中となってますね、日本は…↷

本日もご愛読頂きありがとうございました。