タイ免許証更新「2年⇒5年」【チョンブリ陸運局:2024.3】

タイ免許証更新「2年⇒5年」【チョンブリ陸運局:2024.3】

今日から4月、新年度の始まりだ。
しかし、この4月からは約2,800品目の商品が値上げとなるらしい…、相変わらずお財布に厳しい経済状況だ↷

そして以前から騒いでいる「2024年問題」で揺れる物流・建設業、そして医療従事者(勤務医)もこの問題に含まれているらしい。
「宿直」が今まで勤務時間に含まれていなかったとの事、無論「仮眠時間」もあるので難しい線引きでは有ると思うが…。

そしてこの医療従事者の問題を報じていた大手メディア、「国民も不要な救急医療を控える事が必要」と報じ締めくくられていた…。
海外生活故に正確な情報を得る事が難しい、配信ニュースも詳細を省き要点(概要)だけで伝えられている事が有る。
故に、議論も無く結論だけが耳に入ってくる事が多い…。
でこの場合だが、果たして国民が自粛・控える事なのだろうか?
こういった事が想定されるのは分かっていたはずだ、にも関わらず問題を放置していた政府・厚労省に能力的な問題があるのでは?
「物流」に於ける問題は消費者も控える必要は有ると思う、自分の買い物時間を削ってネット通販で済ませていたのだから…、無論対費用は払っていたが。
しかし「医療」に於ける問題は別だ、政府が政策として取り組み改善すべき事であり国民が自粛や我慢する事ではない。

「報道の自由」「真実を公にする役割」と言われるメディア業界。
しかし、やっている事は「政府・省庁」「スポンサー企業」に忖度し「団体(経団連)とし恩恵」を受けているだけ。
民放報道機関に於ける「政治部」「経済部」、そして国営企業NHK、本当に「只の能無し集団」だなw


さて、前回記事は日本の運転免許証の「期間前更新」の話題をお届けした。
そして今回はタイの運転免許証「更新」の話題だ、免許証関連の記事を2回続けてのお届けとなる。

早いものでタイの運転免許証を所得してから既に2年が経過した。
正確には「国際免許証からタイ免許証への切り替え」をしてからなのだが。
その時の記事はこちらから⇩

この2年間は「臨時自家用運転免許証」だった。
それが、今回の免許証更新で無事「臨時」の2文字が無くなった、だからと言ってどうって事も無い事だがw
と言う事で、今回は運転免許証更新のおさらいを記事にまとめた。
もちろん更新場所は2年前と同じ「チョンブリ陸運局」である。

タイ運転免許証、更新の仕方

これはネットで調べた情報だ、だが驚いたw
タイでは有効期限3ヶ月前から更新が可能だ、更に期限切れから1年以内であればそのまま普通に更新できるらしい。
即ち、主の場合で言えば最初の「臨時免許証」が2年では無く実質3年間有効だったと言う事だ!
と言った物の「有効」と言うのはちょっと違うと思う、恐らく交通違反で捕まった場合は「無免許」もしくは何かしらのペナルティーにはなると思われるので要注意だ。

まずは「書類チェック」、と「予約」は?

そして、コロナ禍で対応していた陸運局での「事前予約制」の問題だ。
バンコクモーチット(チャットチャック)陸運局では予約不要で当日更新可となっている様なのだが、チョンブリ陸運局は不明のままだ、一切情報が無い。
と言う事で、主は一通り書類を揃え訪問した…。

その結果…、相変わらず外国人に至っては「完全予約制」だった。
一度陸運局に出向き予約を取る必要が有る、主は受付から更新日まで約3週間待ちとなった次第だ…。
「書類チェックと同時に更新日の予約を行う」と言う以前と同じ流れだ。
なので、予約時点で書類不備が有っても問題無い、予約表に次回更新日までに準備する書類がチェックされる。

未だ予約制だった免許証更新、主が確認できたのは予約票で外国人枠は午前中10名、午後10名の1日20名のみだった。
しかし、実際に陸運局で更新した際には更に午前中に外国人10名の更新が確認できた。
これは、主が予約した時間9時~に対し、9時30分からも同様の10名が更新を始めていた。
30分おきに10名だと午前中だけで60名が可能だ…、がそんな訳では無いだろう。
表のテントで待機している人を見て貰うと分かる通り明らかにタイ人の方が多い、おそらく午前中に20名枠が限界だろう。
1日に更新できる「外国人枠」には今でも制限があるのは確かだ、要注意。

タイ人、やはり多くの人が訪れていた。
主が予約を受けに行った時間は9時過ぎ頃、外国人は2人しか並んでいなかったがタイ人は…。
中通路を挟んで有るテント内、これらは皆タイ人の受付待ちだ、「更新待ち」「受付待ち」は不明だ。
建屋正面のテントで順番待ち、更に後方のテントで順番待ち、まぁこれはどこの国でも同じだ現地人の方が多いのは当たり前の事だ。
しかし、チョンブリ陸運局ではネット予約ができないんだろうか?不明だ…。
でも、仮に時間予約制があっても無いに等しいのがタイだ、これはコロナワクチン接種で経験済みだw
 

更新時の必要書類

以前(国際免許証からの切り替え)と基本的には何も変わっていないはずだ。
①パスポートと運転免許証原本
②パスポートの「顔写真ページ」「最終入国日スタンプ」「TM.6(持っている人のみ)」「ビザページ」の各コピー
③健康診断書(各医療機関で手配の事)
④居住証明書(最寄りのイミグレーションで手配の事)
⑤タイ運転免許証のコピ―(表裏)※今回は新規で追加
以上だ。

注意点は1つ、②各コピーはバイクと車両方の免許証を更新する場合には「2部」必要になる。
③④も同様だが、発行する前に欲しいのは1部か2部か聞かれる、両方で有れば2部、どちらかだけで有れば1部で済む。

もう一つ情報を。
健康診断書、基本有効期限は発行から1ヶ月間だ。
実は主が更新を受けた日には診断書発効日から1ヶ月を4日程オーバーしていた、しかし何も指摘されなかった。
もしかしたら、受付(予約)時点で1ヶ月以内の発行に収まっていれば問題無いのかもしれない。
これは主の実体験で確定情報では無いと言う事だけは頭に入れて於いて欲しい。

ついでに言うと、免許証の期限ギリギリに陸運局に出向いたので、更新日までの約3週間は実質運転免許証の期限切れでバイクを運転していた事になる
唯一言える事、DLTアプリ内の免許証は更新日以降表示されなかったと言う事は確かだ。

免許証更新、当日の流れ

更新の流れは過去記事と全く一緒だ。
全体の流れとして、当日受付を済ませる⇒更新開始時間まで2F待機⇒適正検査開始⇒費用徴収⇒写真撮影⇒免許証発行と言う流れだ。
適正検査内容は色覚検査(信号)⇒動態検査(ブレーキ)これも一緒で「視力検査」無し…、となる。

更新日当日の受付だが、朝8時までに現地に入っている事をお勧めする。
と言うのも、当日「免許証更新者」と「予約をしに来た人」とが混在しているので8時の受付開始と同時に説明がある。
その説明がてら「予約をしに来た人」は番号札が渡される。
主達「免許証更新者」は受付に並ばさられ優先受付開始だ。
なので8時以降に来た場合、既に「予約をしに来た人」の受付が始まっている場合割り込まないといけない。
それがきちんと伝えられる強者で有れば問題ない、主の様な怠け者にはハードルが高いので8時前までに現地入りしておく事をお勧めする。

1Fで受付後「番号札」を貰い、建屋2Fの「NO.14」カウンターでパスポート・免許証・書類提出、その後時間まで講習室で待機。
次に外国人御一行様が呼ばれ「番号札」回収後適正検査の開始だ。
 
10人全員が適正検査が終わった後、各自書類を受け取り「NO.15」カウンターで費用の支払いと「撮影用受付NO」を受け取る。
 

自分の番号が電光掲示版に表示されたら表示されている「撮影用カウンター」へ行き写真撮影。
ここでの注意点、タイ人は皆「撮影用受付NO」を適当なBOXに入れているが主達外国人は撮影担当者に渡す。
撮影後再度「撮影用受付NO」を返して貰い待機。
 

あとはタイ人は名前が呼ばれ撮影したカウンターで免許証受け取り、主達外国人は「撮影用受付NO」で呼ばれ免許証を受け取ると言う流れだ。
で、以上でお終い。
と言う事で、当日は受付開始から約2時間、9時の適正検査開始から約1時間で全て完結した。

1時間の安全講習は?

さて、ここで2年前の「臨時運転免許証」取得時と異なるのが「1時間の安全講習」を受ける事だ。
これが、過去記事の「eーLEARNING」オンライン講習が生かされるはずだ。
これを受講しておく事で、当日の安全講習受講は免除されると言う仕組みだ。

「eーLEARNINGオンライン事前講習受講」は過去記事で⇩


かと言って、事前に講習を受けて居なくても当日受ければ問題の無い話だ、同じ1時間程度だ。
主の様に中年プー太郎で毎日部屋で寝て過ごしている人間にとっては当日の1時間講習など「屁の河童」だw

でその結果だが、当日オンライン講習受講済みか聞かれる事も講習修了画面を見せる事も一切無かった。
不明だ…、ただ1F受付にはオンライン講習を受け終了画面を保存しておく様注意書きが張り出されていた。
もしかしたら、オンライン講習受講もパスポートナンバーが必須の為陸運局のデータベースに連動され事前確認されているのかもしれない、この辺の詳細は不明だ。

因みに、オンライン講習室は「適性検査室」の真向かいにあった。
皆ヘッドフォンをしパソコンとにらめっこしていたが、タイ人しか見当たらなかった…。

更新費用とその他

主の場合、免許証の更新以外に住所を変更しているので「住所登録変更」が必要だった。
だからと言って面倒な手続きは一切ない、「居住証明書」を一緒に添付しているので費用が余計に掛かるだけで済む…。

・運転免許証更新費用(車用):505THB(手数料5THB込)
・運転免許証更新費用(バイク用):255THB(手数料5THB込)
・住所登録変更費用:0THB?
ちゃんと免許証裏面には新しい住所が記載されているが住所登録変更費用は?そんなものは存在しないのがチョンブリ陸運局なのかも知れない!?
手数料5THBが住所変更費用だろうか?

そして更新時の服装だが、「ハーパン」と「サンダル」は厳禁だ、あくまでも常識の範囲内で「運転に適した格好」で行く事をお勧めする、適正検査があるので…。
と言いたい処だが、やっぱりファランはハーパンとサンダル着用で来ている。
もちろんその場で指摘される事も無ければ帰らされる事も無い、全員無事免許証を貰えた。

おまけw

で、ここまで何の問題も無く運転免許証を受け取る事が出来た様な記事にしているが、実は主は大きな失態をしていた…、それは「更新当日にパスポートの持参を忘れた」事だw
受付開始時刻になって気付いたが時既に遅しだ…、が元々予約時に書類チェックがあって確認しているので問題無いだろうとそもまま受付を済まそうとした所で「オリジナルパスポート」と言われ撃沈したw
結果、受付のお姉さんに「このまま受付するからパスポートを取りに戻り9時までに戻ってこい」と言われた。
ここまで片道約30分掛かった、そして8:00からはご存じの国歌斉唱、そして受付が始じまり既に約10分が経過している…、残り約45分、どう考えても無理だ…↷
が念の為チャレンジしてみた、「アクセル全開」「逆走しての追い越し」をしながら…。
その結果、道中〇に掛けた事1回、同じ様な事をしたのだろう信号の無い交差点に横たわっているバイクとドライバーがいた場面にも遭遇した…。
そして、高速7号線は料金所手前までならバイクでも通行可能だ、もちろん路肩をテクテク走るのが精一杯だがw

で無事8時55分に戻ってこれた、受付処理中のお姉さんに脇から話掛けた所チラッと腕時計を見て「OK、ここに座れ」と言われ優先対応してくれた。
こうして何とかドタバタ劇を回避する事ができた、本当に疲れた↷
タイは道路脇には砂が溜まり滑りやすく、人・バイク・犬の物陰からの飛び出しは日常茶飯事だ。
決して「無謀なチャレンジなどしない事」を肝に銘じておく事をお勧めするw
兎にも角にも過酷な運転に耐えてくれたバイクと受付のお姉さんに感謝しかない一日だった…。

まとめ

今回の更新を行った事で「臨時」の2文字が無くなった、これは即ち免許証の有効期限が「5年」になったと言う事だ。
しかしだ…、果たして5年後もタイに居るのだろうか?
正直に言えば、「それは無いだろう・・・」これが主の率直な意見だ。
あっ!因みにDLTアプリはその日のうちに免許証が新しい物に更新されていた。

そして、有効期限が「今回の更新から5年間」では無く、「5年後の誕生日まで」になっていた。
そう、主の場合は5年と9ヶ月以上も有効期限が有る事となったw

この3月は日本への一時帰国、そして日泰双方での運転免許証の更新と慌ただしく過ごした…。
これで、当分静かに暮らせる事となりそうだ。

本日もご愛読頂きありがとうございました。