日本からパタヤが近くなる?タイ政府がウタパオ国際空港の開発強化を発表!

日本からパタヤが近くなる?タイ政府がウタパオ国際空港の開発強化を発表!

今現在は「乾季」にあたるタイですが、珍しく先日2日続けて雨が降っていました。
路面が濡れる程度の雨降りだったので差して驚く事も無いのですが、丁度PM2.5と光化学スモッグにより空気が汚れ外出を控える様にと報道されていたタイミングでしたので良い具合に空気中の不純物が洗い流され浄化されたのかな?

生活する上で雨が降らないのは良い事なんですが、いかんせん2ヶ月以上雨が降らないと木々が枯れ果て見るも無残な今の景観。
タイでは適度な降雨は大歓迎ですねw


さていよいよ本日から解禁となるC国での団体旅行、日・米・K等を除く20ヶ国への団体旅行が可能となります。
もちろんこの20ヶ国の中にタイは含まれていますが、果たしてどれ程の人がパタヤに訪れるのか?どれ程の観光バスが大挙して訪れるのか?戦々恐々の今日この頃ですw

そして、観光需要が回復基調にあるタイで充てにならない「ウタパオ国際空港の開発強化」との報道が有りましたw
あまり期待せず適当に聞き流す程度が良いと思いますけどね。

ウタパオ国際空港とは?

バンコクから東に車で3時間強程走った所に有るウタパオ国際空港(UTP)、元はベトナム戦時中に作られた米軍施設基地。
今現在はタイ空軍の施設では無く、タイ海軍の航空基地として利用されていますが
民間旅客機及び貨物便の発着を併用し国際空港としています。
軍施設の位置付けなのでAOT(タイ空港公社)の管轄外の空港となっています。

場所(地図)

この空港、パタヤ愛好家の皆さんからすると日本からの直行便が利用可能になると非常に便利になると思います。
何故ならウタパオ空港の場所がラヨーン県に有るから、パタヤから東に車で1時間程度で行ける場所だからなんです。
バンコクでの入国検査待ちと車での移動時間約2時間超を考えると特にですね。

現在の民間旅客機時刻表

「国際空港」とは名ばかりで現在国際線の乗り入れはロシアからの直行便1便のみです。
しかもロシアからの直行便は2023年3月までの期間限定便との事です。

国内線は「プーケット」「チェンマイ」「サムイ」の観光地への発着枠のみ、しかも全部で1日10便の発着枠しか有りません。
プーケットとチェンマイは1日2便、サムイ島は1日1便のみです。
コロナ禍以前であればC国の第三・第四都市と呼ばれる地方都市の発着便も有ったんですが、今の時点では全て欠航便扱いとなっていますね。


国内所要時間としては「プーケット」までは約1時間、「チェンマイ」へ1時間30分、「サムイ島」までは1時間ちょいといった感じです。

高速鉄道計画はどうなるの?

東部経済回廊(EEC)の一環となる空港間高速鉄道計画、スワンナプーム空港とドンムアン空港、更にウタパオ空港を高速鉄道で結ぶ計画ですが、今回の発表はこれらと合わせて開発速度強化との内容です。

*現時点で「停車駅」はあくまでも仮定です。

もちろんこの計画はC国のS国家主席が掲げた「一帯一路」構想の1つに組み込まれているのは確かだと思いますw
EECを早期に達成する為にも必要な開発資金、日本からも拠出されている様ですがやはり一番投資が多いのはC国。

インドネシア高速鉄道建設での国費投入、スリランカでのインフラ整備投資による債務不履行などいずれもC国側による「債務の罠」、意図的な行動などと騒がれています。
スリランカに至っては港を99年間C国にリースする事にまでなり、正にC国は他国の港を国有化したと言うのが現実w
同じ様な話は他でも起きている様です。
つい最近の話では太平洋の小国「ソロモン諸島」、更にはカンボジアでもC国軍施設が作られているのではと話題に。

開発を急ぐあまりC国への依存度が高くなると後々大変な事になりますよ、程ほどにして下さいw
そして日本政府は「インドネシ」での二の舞にはならに様気を付けて下さいw

まとめ

日本からウタパオ国際空港への直行便、まず新たに就航する事は無いと思います。
何故なら、ロシアやC国程旅客需要が無いからw
確かにタイ国内の観光地への直行便が無い日本、経由地としては需要があるかもしれませんが、それならスワンナプーム空港やドンムアン空港の方が便数も多く乗り継ぎが容易に出来ると思います。

唯一可能性が有るとしたら、LCCが乗り継ぎ可能な深夜枠発着で新規開設するかもしれませんが、それも需要次第ですね↷
乗り継ぎが上手くいかなければ旅客需要は無いし、深夜枠でなければ空港利用料が高くつきLCCでは採算とれませんから無理だと思います↷

と言う事で、日本からの直行便は充てにしないで下さいw
しかし、パタヤ滞在時に他のビーチに行って見たいと思った方は是非検討してみて下さい。

本日もご愛読頂きありがとうございました。