為替レート一時$1=¥127台へ!バーツ為替も連動?

為替レート一時$1=¥127台へ!バーツ為替も連動?

日銀が試行錯誤しながら為替介入し円高に進んでいる様ですね。
でも、ⅠMF専務理事は「日銀は金融緩和を維持すべき」と苦言を呈している様です。
米国に言いなりのⅠMF、米国は日本の防衛費増額に賛同しても円高は受け入れられないとの事ですね。
米国に次いで2番目にⅠMFへの出資金額が多い日本、国連分担率然り形骸化し機能不全となっている各機関への減額をそろそろ検討する段階では?

日銀による介入、利上げと国債買戻し策も

米国FRBと日銀との金利差拡大に端を発しあれよあれよと進んだ円安傾向、一時¥150を突入しましたが今は徐々に円高傾向に進んで先週末には¥127台にまで進んだ為替レート。
当初は日銀による円買戻しを行い円安傾向に歯止めを掛けましたが一時的な緩和で終始しその後も少しづつ円安傾向が進んでいました。
そして次に行ったのが「金融引き締め」と受け止められた利上げ、0.25ポイントの利上げを表明。
先週は更に約¥10兆規模の国債の買戻しまで行い円安傾向への歯止めを行いました。
その甲斐あってか、今は¥120台後半で推移しています。
徐々にでは有りますが確実に円高傾向に進んでいます。
国債買戻しについては賛否両論ある様ですが、素人の主には分かりません、現在の為替レートが全てですw

対ドル円高傾向で推移

日銀の介入も有り一時$1=¥150を突破していた為替レート、今は¥120台後半で推移しています。
別に日銀の介入だけでは無く米国でのCPI(消費者物価指数)や雇用状況改善傾向も相まっていた事も要因となっています。
更に今週は日本で日銀による「金融政策会合会議」、来週は米国でPMI(製造業景況指数)の発表も有り更に円高に進む可能性も?

対バーツ為替動向は?

さて問題の対バーツ為替です。
ドルと連動し同じ動きになるのかと思っていましたが、対円に関しては一向に改善していなのが現実。
日銀による介入、米国での雇用状況改善等により一時的に円高傾向に進んでも直ぐに円安に戻るだけ、その後は少しづつ円安傾向に進んで行っているのが現状です。

これは昨年9月頃にも行われた日銀による為替介入時も同様の値動きで、今も同様です。
ピークだった1THB=¥3.9台は今も継続していて、一向に円高傾向になりません↷
直近でのドルとバーツ、どちらも対円での変動状況です。

一時的に改善したのは年末年始頃、¥10,000を両替えすると2,600THBを超えていました。
ピークとなった昨年11月の¥139台辺りから値動きが激しいのが特徴。
日(12/20前後?)によっては¥2近くも値動きが有った日も有ります。

下の画像は2年前からの推移。

↑の画像は「バーツ」、昨年からの円安傾向が今も継続しているのが一目瞭然。
↓の画像は「ドル」、¥150を超えて以降徐々に円高傾向とバーツとは全く異なる動きです。

対バーツで円高傾向にするには、日本の景気指標の改善かタイ中央銀行との金利差が縮小するしか無いのかな?
確かタイの中央銀行もFRBの利上げに追随して若干也利上げをしていた筈です。
米国の経済が幾ら改善しても対バーツ/円に直接大きな影響は与えないのかな?
そして今週は日銀の金融政策会合、更なる利上げに踏み込むのかそれとも政策再転換を図るのか、乞うご期待w

最新の両替価格

下の画像は先週末の両替価格、ビーチロード沿いのTTカレンシーです。

見るも無残な状況です…↷
「0.25・・」これが今後安定的な為替になるのか、それとも今年も大きく変動しながら進むのか気が機じゃありません↷

まとめ

あくまでも「円高」を歓迎するのは主個人的な見解、日本で生活している皆さんにとって本当に良い状況なのはどちらなんでしょう?
「輸入大国日本」とは言いますが、円安だと輸入商品が高くなり「実質賃金は減少」と言われる状況ではデメリットしか感じないと思います。
しかし、大企業(製造業)などでの輸出割合を考えると円安の方が世界での価格競争で優位になり企業の業績も著しく改善すると思います。
企業の業績が良ければ国としての税収(法人税)が増え一般の人達への恩恵もありそうですが、そこは政府が税金の使い道を見直さないと何も意味が無いと思います。
そうなるとやはり円高が良いのか?

今後、もう少し円高傾向に振れるのか、それともまた円安傾向に戻るのか何とも言い難い状況です。
今週と来週、更に値動きが有りそうで要注視ですね…。

本日もご愛読頂きありがとうございました。