『政治とお金の問題』、いよいよ自民党一党支配の終焉かw

『政治とお金の問題』、いよいよ自民党一党支配の終焉かw

いよいよ今年も残すところ約2週間余りとなった。
社会人だった頃は年末の段取りで右往左往していた頃だが、今のプー太郎生活ではそんな面影は一切無い。
まして天候が”夏”そのままのパタヤである、50数年間培った”年の瀬”とは全く無縁であるw

そのパタヤでは娯楽施設の営業時間が15日からAM4時まで可能となった。
それに合わせ”飲酒運転”の検問が強化されたパタヤだ、長期滞在者は注意が必要だ。
いや、正確には”飲んだら乗るな”が正しい、現地に染まるのも如何な物かと自己嫌悪の陥る…↷
日本でも年末に合わせ”飲酒運転取締運動”等がなされているのだろう。
今年も残すところ僅かだ、皆さん無理せず穏やかにお過ごしを。


世間を賑わせている「政治と金の問題」。
安倍派による「派閥ぐるみでの裏金」を巡って賛否両論ある様だが、主的には「裏金」も「収支報告書不記載」も同じ、ただ言い方が違うだけの話だ。
なので、はっきり言って今回の安倍派の件はほんの一握りの国会議員(秘書)の名前が挙がっているだけで「運が悪かった」程度だと思っている。
自民党国会議員約300名、このうち本当に清く正しく政治家として活動している国会議員は半数以下だと思っている。
”欲と金にまみれた政治家(自民党)”、過去にあった『佐川』『リクルート』『ロッキード』と後を絶たない政治と金に纏わる問題が全てを物語っている。

そして、臨時国会閉会と同時に検察がいよいよ国会議員本人への任意聴取に乗り出した。
もちろん検察は財務省(国税)と結託しているのは安易に想像がつく。
今回の政治と金の問題、結果はいつもの「トカゲの尻尾切り」で幕引きか?

リークしたのは永田町界隈か?それとも霞が関か?

さて主的に一番気になるのがこちらの話題だ、「果たして誰がリークしたのか?」
事の発端は「大学教授」の精査によりとされているのだが果たして…。

「永田町説」で真っ先に思い浮かんだのは安倍派執行部から外された「下村元政調会長」だろう。
森元首相にお金を包み領袖に推薦して貰おうと土下座までしたが無下に断られたと言う噂がたっていた。
十分可能性は有る、領袖になれず且つ新執行部からも外され完全に「お役御免」の扱いに腹を立てての行動とみられてもおかしくない、まさに自爆覚悟の特攻精神だ。

もう一つは「K首相」?はあまり考えられない、所詮第4派閥の首相だ、敵は少ない方が良いだろう。
可能性として高いのは「麻生元首相」の方だろう、第2派閥の領袖且つ何と言っても元財務大臣だ。
数の力による派閥政治、最大派閥安倍派は目障りだったのではと勘ぐってしまう。

そして「霞が関説」だ。
もちろん第二次安倍内閣で疎外されてきた「財務省」による意趣返しが一番可能性が高い。
元産経新聞部長と編集委員の著書「安倍晋三vs財務省」でも語られている様に尽く財務省を冷遇していた経緯も有り「安部派憎し」の筆頭省庁だ。

自分達が行った数々の不正、これを自ら公にする事で政権転覆を狙う悪徳省庁の筆頭だ。
ただ、「増税」を目論む財務省にとってはタイミングが悪い。
「物価高」「実質賃金低下」が叫ばれている今の状況で「政治と金の問題」が発覚、この状況で「更に増税」に走れば国民から非難轟々なのは目に見えている。
そう考えると、「国会議員」「財務省」がリークしたのでは無く第三者がリークした可能性が!?

どちらにしても最大派閥安倍派であれば確かに怖い存在ではあるのは確かだ。
しかし領袖亡き今の集団指導体制の安倍派はそこまで怖い存在でも無い筈だ、まして当事者不在の派閥だ一枚岩でも無いだろう。
何故今になって安倍派潰しに走ったのか…?

今回の一件で国民に政治不信を招いた!?

今回の「収支報告記載漏れ」「パーティー裏金疑惑」で国民が政治不信に…、はぁ?
おいおい!矛先を勝手に変えるな!
国民の政治不信は今に始まった事じゃない、既に遥か昔から有権者は分かっている事だ。
『政治と金』に限らず『特権階級優遇』『利権確保』『特定団体優遇』、全て悪政自民党が行ってきた事で招いている結果だと言う事を忘れてないか。
それを一部の派閥と議員に押し付け、国政に対する国民の不満をもみ消すつもりか?

今回の安倍派の件は「自民党政治不信にとどめを刺した」程度と言う事だ。
『予てから自民党国会議員は欲と金にまみれていた』のは間違いの無い事実だ、それをあたかも今回の事件が全ての元凶と言わんばかりの対応、可笑しくてヘソで茶湧かしちゃうよw

「自浄能力」無し、「自民党終焉」の幕開けか?

野党側から「松野官房長官不信任案」が提出されたものの与党側の多数により否決された。
そして、臨時国会最終日に野党側から「内閣不信任決議案」が提出され、これも与党多数で否決。
そして臨時国会閉会後に「安部派の一掃(一部)」で幕引きのつもりか?

茂木幹事長は「今後、派閥のパーティーを巡っては党として関与し精査する事も検討する」と発言していた。
いやいや!派閥では無く自民党に対し国民が疑いの目を向けている状況を分かって発言しているのか?
過去幾度となく問題になってきた政治と金の問題、その都度法整備(改正)するも改正案自体が当事者の国会議員が作っているのだから、「ザルの目」を残しつつの法改正だ。
それを実行してきたのが自民党であって、その自民党が関与してもまた抜け道を作るだけの政策だろう。
ここまで国民感情を理解していない与党・執行部には流石に呆れる。

どちらにしてもこんな対応で国民から信任が得られるはずが無い、政治不信を払拭できるはずも無い。
そんな事すら理解できない状況にまで陥っているのが今のK政権・与党自民党である。
そして案の定、この週末に行われた世論調査でいよいよK内閣支持率が10%台の大台に乗った。

にも関わらず未だK首相降ろしの機運が無い自民党だ。
「支持率下落」「増税」そして「政治と金問題」、党内からK首相降ろしの論調がでないのは何故だ?
これは自民党自体がもう「死に体」になっていると言う証拠なのだろう。
誰も今の自民党を背負って立とうとは思わないと言う事の現れだ。
「首相に成れなかった自民党総裁」として誰も後世に名を残したく無いと言う事も一因かもしれない。
そしてそれを裏付ける様に官房長官打診を固持した議員が多数いた事だ、「誰も沈みゆく船に乗りたくない」と言うのが本音だろう。

しかしこの為体な自民党にあっても未だ10%強の支持率が有るのも特定団体によるお陰だ。
「経団連」「医師連」「郵便局長会」「建設業協会」等々、いずれも寄付金と言う名の「賄賂」を貰ってその見返りとして団体の都合の良い政策、便せんを図る、まさに「腐敗の構図」による恩恵だ。

今やるべき事、それは不祥事を起こした議員や派閥の排除では無く自民党の解体と再生だろう。
しかし、過去の小沢元幹事長の様に離党し新党結成する程の力(資金・強権・行動)を持つ議員もいない、「自浄能力」は皆無だろう。

一番大事な事が「腐敗の構図」と「官僚政治」からの脱却だ。
一から再生し直さないといけないのが今の自民党だ、まずは「利権」「特権」を術て排除。
そして解散総選挙の大義名分として「財務省の解体」に世論の目を向ける事が唯一の救済策だ。
 

今後の安倍派は果たして…?

派閥ぐるみでの裏金疑惑の発覚と同時に内情を暴露した議員が出ましたね…。
「不記載は派閥からの指示だ」「口外するなと執行部から箝口令が出た」と。
散々派閥の恩恵に預かりながら、いざ雲行きが怪しくなったら一番最初に逃げ出す議員、人としてどうなの?
それなら「不記載」指示があった時点で内部告発する也方法(正当化)はいくらでもあったはずだ。
それを今になってあたかも「全て派閥と執行部が悪い」で逃げだし自信を正当化する国会議員、こんな姑息な国会議員なんて辞めた方が良い、選挙区の有権者・支持者の方々よく考えて欲しい。


しかし、この問題発覚を機に「少数精鋭」の派閥になるのも良いかもしれない。
派閥「分裂」「解体」、どちらにしても今の大所帯の安倍派をまとめるだけの人材はいないだろう。
必然的に所属議員も減って行くだろうが、それも時代の流れだ。
未来栄光に渡って存在した派閥は一切ない、「紆余曲折」「離散集合」を繰り返し今に至っているのが現状だ。
「本流」「袖流」、政治家によって色々な考え方が有る以上複数のグループに分かれるのも必然的流れだ。

ところで「日本保守党」って何!?

これは一切知らなかった…、知ったのはSNSでと言う主の情報収集能力であるw
流石に異国の地に居ると、日本の主要なニュースしか把握する事が出来ないので中々難しいのが実態だ。

で本題だが、作家の百田尚樹氏が立ち上げた新党「日本保守党」、X(旧ツイッター)公式アカウントでは既にフォロワーが自民党を上回り最大となっている様だ。
これは即ち若者からの指示を大きく得ていると言う事だろう、もちろん百田尚樹氏の知名度から中高年からの指示もある筈だ。

まとめ

さて『政治と金の問題』を連日報じているメディアだが、忘れてはいけない大事な事がある。
それは、この混乱に乗じて「増税」を目論んでいる輩(財務省)が居る事だ
そして、それに追従する民放メディアも然りだ。
国民の目が他に向けられている隙に増税案を押し通す財務省、これがいつもの常套手段だ。
既に少子化対策の財源案として「支援金制度(1人¥500程度/月徴収)」と言う素案が提案されている。
少子化対策にも関わらず当事者達からも金を巻き上げようとする、本末転倒のクソ増税案だ。

ついでに記述しておくと、自民・公明・国民3党による「トリガー条項発動」を巡る議題も白紙撤回になっている。
これは国民民主党が「内閣不信任決議案」に賛成票を投じたからだと言われている。
もう一つ、防衛費増額に対する財源はまた先送りとなった、しかも2025年以降との玉虫色だ。

今後の政局は、全ての若者(有権者)の判断(投票)次第だ。
自分達の将来と老後が心配ならば今から行動を起こすべき時だと思う。
もちろん主達世代も今後の政局に関しては死活問題、後5~10年で年金生活突入ですからw
そして、自分達のお爺ちゃんお婆ちゃん世代と異なり、今の老人(親世代)は昔と違い皆長生きで元気です。
まだまだ現役生活は続きます、その時政権を維持している政党によっては不遇にも↷

あとは、自民党の代わりの受け皿となる政党がどこに存在するのかと言う問題だ。
現野党では正直政権運営は難しいと思っているのだが、これは主の偏見も有るので何とも言い難い。
この辺も「官僚政治」と言われる今の政治の弊害か、それもとも必要な体制なのか…。

本日もご愛読頂きありがとうございました。